2007年11月28日

Sean Taylor

WASの Pro Bowl Safety、Sean Taylor が自宅にて何者かに銃撃され、搬送先の病院にて火曜朝亡くなりました。
今朝通勤途中でESPNのPodcastを聴いていて初めて知り、大変なショックを受けました。
とても悲しい事件です。
DENの CB Darrent Williams が撃たれ死亡してから一年経たないうちに今回のこの事件。
才能ある若者の未来がこのように、いともた易く絶たれてしまったことが残念で悔しくてなりません。
残された家族や友人、WASのチームメイトのことを思うと本当に胸が締め付けられる思いです。
ご冥福をお祈りいたします。

2007年11月27日

TO

成長の片鱗はみせるものの、いまひとつ乗り切れないテキサンズ。
その原因は明らかです。TURNOVERS。

これまで11試合で、
被TO 29個 - 108失点
奪TO 20個 - 46点

うち勝利した5試合では 
被TO 8 (1.6 Avg)
奪TO 14 (2.8 Avg)

負けた6試合では
被TO 21 (3.5 Avg)
奪TO 6 (1.0 Avg)

要改善!!!

2007年11月26日

WEEK12 結果@CLE

!!注意:下記にはWEEK12の試合結果が書かれています!!


リーグ最下位のディフェンス相手に、今季最悪の攻めをみせてしまいました。
これまでの負け試合でもそうだったように、CLE戦でもターンオーバーにより自らの首を絞めてしまいました。
誰しも調子の良くない試合はあるものですが、今日の Schaub は悪すぎでした。
そして O.Daniels の落球癖がまたしても出てしまいました。
二人とも良い選手ですが、これがやはり若さというか経験のなさなのでしょうか。
特に敵地でのゲームでは、何よりボールプロテクトが重要。それを果たせなかったところが敗因です。
良かった点 :

  • Dayne が3戦連続で安定したランを見せてくれました。CLEの J.Lewis には走られまくりましたが、AVGだけみると Dayne の方が上。ランを諦めるのがちょっと早かった気がします。
  • Dunta の穴を埋めるべく、CBコンビは頑張っています。Hutchins はチームトップの10ソロタックル。Bennett はINT記録でビッグプレイぶりを発揮。今後の成長が楽しみです。
  • Mario はサックと Forced Fumble を記録しました。ラン守備等やられた部分も多いですが、本人の自信向上のためにもサックは嬉しいものです。

WEEK12 @CLE
LOSS : 17-27
[ HOU ]
Total Net Yards 314
Penalties-Yards 5-26
Time of Posession 24:37
Total Turnovers 3

[ CLE ]
Total Net Yards 397
Penalties-Yards 7-71
Time of Posession 35:23
Total Turnovers 1

2007年11月25日

WEEK12 予想@CLE

私用であまり時間がないので予想だけ・・・。
CLE戦は打ち合いになると思います。
Schaub/A.J./Owen 対 Anderson/Edwards/Winslow。
確かに今年のCLEのオフェンスは強力ですが、これまでのスケジュールが楽だったのも事実。
テキサンズも連勝で流れに乗っているので、打ち勝って底力を証明したいところです。
第3のレシーバー(Walter か Davis か)の頑張りでテキサンズの勝利予想です!

予想 : (WIN!) 34 HOU - CLE 28



2007年11月23日

感謝祭

本日は、勤労感謝の日で休み。
おかげで、Thanksgiving Day の GB@DET戦を生観戦することができました!
(前日夜飲んでたもので、試合終盤は相当眠かったですが。笑)
Thanksgiving と勤労感謝、主旨は違いますが日米で「感謝」の祝日が同じ時期というのも面白いものですね。
ところで、Thanksgiving Day のNFLは、伝統的にDETとDALのホームゲームが実施されます。
が、実は理由は知りません。(あまり気にしたことがなくて・・・)
何故なのでしょう??
とりあえず、今年は両チームともNFCを熱くしているチームだけに、好カードとなって良い Thanksgiving NFL だったのではないかと思います。

2007年11月20日

WEEK11 結果 vs NO

!!注意:下記にはWEEK11の試合結果が書かれています!!


実に、実に気分の良い週はじめを迎えることができました。
全員がステップアップして期待通りの活躍、プレイオフ戦線に望みをつなぐ貴重な一勝を見事にもぎ取ってくれました。
このリーグでは若手台頭に時間がかかることがままあることから、ドラフトが成功か失敗かという議論は長い目で判断する必要があると個人的には思っていますが、WK11に関しては文句なしに Mario > Bush!
いまだに Mario 一位指名を批判し続ける輩をしばらくはだまらすことができそうです。


● Stats 比較
Mario : 6 Tck(3Solo-3Ast) - 1 Sck - 1 Forced Fumbles
Bush : 15 Car/34 Yds/2.3 Avg - 12 Rec/70 Yds/5.8 Avg - 2 Fumbles

この調子で次週CLE戦での活躍に期待しています。対峙するは大物ルーキー Joe Thomas、相手にとって不足なし!
Mario 以外の皆も頑張りました。

まずは復活した、Schaub と A.J. のタンデム。
A.J.がいるだけでオフェンスがこうも変わるものか!ずっとテキサンズを応援してきていますが正直驚きました。と同時にやはり前半戦での欠場が悔やまれます。
相手ディフェンスがやはり意識せざるを得ないからでしょうか、A.J.がいるだけで Schaub だけでなく O-Line も Dayne もいつもより仕事がしやすくなっているように思えました。不調だったランも後半戦盛り返すかもしれません。
Schaub はターンオーバーを許さなかったのがとても評価できます。
Dayne も地道に、泥臭くボールを進めてくれました。
そして最大の懸念材料だったセカンダリーも、チーム力で Dunta 不在を補っていました。
スタメンCBにまわった Hutchins はINTを記録するなど活躍しました。そしてルーキー Bennett はいつも通り、ここぞというところでビッグプレイを決めてくれます(第4Q 4th Down-2 でのパス守備は大きかった!)。Demps も Dunta に勝るとも劣らないハードヒットを見せてくれています。

若いチームが頑張って着実に成長してゆくのを見ているのは本当に楽しいものです。
が、本当の戦いはプレイオフ争いが本格化するこれからです!
強いチームは、強いプレッシャーの中でも勝ちをもぎ取ることができます。TEXANS にその力があるかどうか、これからスケジュールはますます厳しくなってきますが、しっかり応援してゆきたいと思います。

WEEK11 vs NO
WIN : 10 - 23
[ NO ]
Total Net Yards 327
Penalties-Yards 4-30
Time of Posession 31:57
Total Turnovers 3

[ HOU ]
Total Net Yards 390
Penalties-Yards 3-22
Time of Posession 28:03
Total Turnovers 2

2007年11月18日

WEEK11 予想 vs NO

毎年オープンデートは長く感じるのですが、今年は待望の怪我人復帰(Schaub と A.J. のホットライン復活!)ということでことさら楽しみでした。
待ちに待ったNO戦、そして昨ドラフト1位、2位の直接対決です。
共に4勝5敗、後半戦プレイオフ争いに組み込むためには双方負けられない試合です。
Houston Chronicle にスタッツ比較が載っていました。
http://stats.chron.com/fb/head2head.asp?gamecode=20071118034&home=34&vis=18
ランよりパス攻撃が得意、ディフェンスのターンオーバー能力も同レベルで、互いにパスカバレッジには不安がある等、かなりの部分で似た2チームであることがわかります。
ガチンコ対決の予想は、Kicker の差でテキサンズの勝ち!

予想 : (WIN!) 27 HOU - NO 24

過去の対戦 :
2003年9月にたった一度の対戦。そのときは10対31でNOが勝利しています。

2007年11月15日

IND-SD戦に思ふ

テキサンズの試合がないとなかなか書く題材に困りますね・・・。仕方なくINDとSD戦を観ての所感です。
P.Manning がキャリア最低となる6INTを喫すなどINDにとっては本当に最悪の試合でしたが、観戦してみて改めて二つの感想をもちました。
一つは、やはり怖い、選手の怪我
テキサンズも多いに苦しんでいますが、今のINDもひどい状態です。
M.Harrison と D.Clark というスターレシーバーの不在。オフェンスラインもぼろぼろ。更に追い討ちをかけるように今度は D.Freeney の怪我。試合開始時点で、45人のアクティブロースターを埋められなかったほどです。
いかにINDと言えども、怪我人続出で勝てるほどリーグは甘くないということでしょうか。
※それでも、あのFGミスがなければ勝てたあたりINDの底力には驚嘆すべきものがありますが
Manning の6INTも、本人の判断ミスもありましたが、多くは力不足のレシーバー陣のミスだったのではないかと思います。
ルート取りが悪く、Manning はプレイコール通りに投げ込んでいるのにレシーバーが走りこめていませんでした。
キャリア捕球ゼロのWRも出てくる始末で、さすがに仕方なかったかなという印象です。憎き地区ライバルですが、さすがに同情してしまう状況。
我らがテキサンズもよその心配をしている余裕はありませんが、次戦にはQB、WRとRBの三本柱が戻れそうなのは大きいです。Dunta の穴は大きいですが、後半は怪我なしで乗り切ってもらいたいものです。

二つ目は、プレイコールの重要さ
SDはなんとか逃げ切ったから良かったものの、第4Q開始早々に見せたドライブはかなりいただけないものでした。
自陣8ヤードからの攻めで、Norv Turner がコールしたのは3連続パス。で、3rdダウンには P.Rivers が痛恨のファンブル → G.Brackett にエンドゾーンでリカバーされて一気に試合がわからなくなりました。
第4Qに入りリードしている状態、自陣奥深くからの攻め、試合全体通してパスがあまり通っていない、更に降雨、そして何よりリーグ最強RBの L.T. がいる。
この状態で、一体何故ランを出さなかったのでしょうか!?正直解せません。
大逆転負けを喫していたら、間違いなく多いに叩かれた(既に一部からは叩かれているようですが)プレイコールだったと思います。
コーチは、戦術がうまくいったら褒められ、失敗したら叩かれるという紙一重な部分もあるとは思いますが。
テキサンズの前半戦でも、時として槍玉に挙げられたのは Kubiak のプレイコール。
Bye Week を挟んで、いかに戦術をかえてくるか(もしくはかえてこないか)、とても楽しみであります。

2007年11月12日

パワーバランス

NFLの2つのカンファレンスのうち、AFCの優位説が言われはじめてから暫く経ちます。
面白いもので、同じような2リーグ制をとっているMLBでもアメリカンリーグ、NBAではウェスタンカンファレンスがここ最近は強いと言われ、リーグ間でのパワーバランスが崩れているとされています。
NFLでは、過去にはSFとDAL黄金時代に代表されるようにNFCが優位とされていたのが(事実85年の19回スーパーボウルから13年間はNFCが連続優勝)、その後、DENの連覇や、現在のNEの台頭とAFCへのパワーシフトが言われております。スーパーボウルでは04年より4年連続AFCのチームが優勝中です。
そして今年。客観的に戦力分析するとやはりNEが頭一つ抜け出しており、順当にゆけば優勝、AFC優位という図式になりそうです。
が、今年は気のせいかやたらとNFCの話題を多く耳にする気がするのです。
スーパーボウルを制して以来の最高のスタートを切ったDALと、同じく1敗で地区首位を走るGB。それに驚きのDETの頑張りなど。
そして何より。AFCとNFCの直接対決がWK10現在、20勝20敗とイーブンの成績となっています。
※自分で数えたので間違いがあったらすみません。が間違っていたとしても近い数字であることは確かです。
まあNFLファンとしてはどちらが強いとか弱いとか実は普段あまり気にならないのですが、ここ最近ワンサイドな試合になりがちなので、どのチームが出てくるにせよ、2月には久しぶりにしびれるような接戦のスーパーボウルを期待したいです。

2007年11月11日

スーパーマリオ

次戦、NO Saints がヒューストンにやってきます。
NOと言えば、R.Bush。昨年のドラフトを思い出さずにはいられません。
そう、Mario は完全な”BUST”であり、テキサンズの選択はミスではないかという声がいまだに多々聞かれるのです。
が、果たしてそうでしょうか?個人的にはテキサンズフロント陣の決定は長期的にみて正しかったのではないかと思います。
確かにサック数というスタッツでは目立っているわけではありませんが、そもそも、DEとは難しいポジションであり、すぐにサックで好成績をおさめる方がまれなのではないかと思います。
例えば、現在9サックでリーグ首位の Trent Cole も1年目、2年目は5サック・8サックと1桁サックですし、Aaron Kampman もスタメンに昇格した04年と翌05年はわずか 4.5サックと6.5サックです。
更に、現在 Mario のサック4は Jayson Taylor と同数、そして Dwight Freeney、Jevon Kerse、Patrick Kerney、Terrell Suggs や Julius Peppers という並み居るサックアーティストより多いのです。
リーグのDEの中で、サック4は16位。各チームに二人スタメンDEがいるとして、2×32チームで64人。そのうちの16位というのは、2年目としては上々の出来ではないかと思います。
ちなみに、前戦OAK戦では気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、数プレイでDEではなくOLBとしてラインアップしました。立ってラッシュするのはスピードを生かせて良い作戦かもしれません。
色々な経験をして、今後リーグを代表するDEとして成長してくれることを期待します!

2007年11月7日

Road to the Playoffs

昨日の投稿に、ブログ読者の to do 様から、AFC SOUTH からプレイオフに3チーム出場もあるかも、というコメントを頂戴しまして、然もありなん、ということでちょっと気が早いですがポストシーズン進出戦線を占ってみました。
これまでの戦いっぷりから、大きな怪我等がなければNE、INDとPITの Division 優勝はほぼ間違いなさそうで、混迷する AFC WEST の勝者と残る2席の wildcard 争いが焦点となります。
評価は、4勝以上あげているチーム(DEN除く)を対象に、いわゆるスケジュールのタフネス(対戦相手の07シーズン現時点での全体勝率)から比較を行ってみました。
WK10以降の相手勝率と、参考値としてこれまでWin/Loseした対戦相手の勝率を計算しています。
なお、同じチームと2度の対戦は2回分加算しております。
例えばBUFは、まだ2回MIA(0-8)との対戦を残しているので、0勝16敗として「WK10以降の相手」勝率に含めています。 また、1勝8敗と低迷中のNYJには既に2勝しているため、「勝利した相手」にはNYJだけで2-16が加算されています。

● 対戦相手勝率
DIVTEAMW-LWK10以降の相手勝利した相手負けを喫した相手
EASTBUF4-450.8%(33-32)23.5%(8-26)75.8%(25-8)
NORTHCLE5-339.4%(26-40)25.0%(10-30)68.0%(17-8)
NORTHBAL4-456.9%(37-28)18.2%(6-27)53.1%(17-15)
SOUTHTEN6-245.5%(30-36)42.9%(21-28)70.6%(12-5)
SOUTHJAC5-356.9%(37-28)42.9%(18-24)70.8%(17-7)
SOUTHHOU4-561.4%(35-22)31.3%(10-22)60.0%(24-16)
WESTKC4-449.2%(32-33)34.4%(11-21)57.6%(19-14)
WESTSD4-457.8%(37-27)36.4%(12-21)69.7%(23-10)
WESTDEN3-546.2%(30-35)50.0%(12-12)72.5%(29-11)


なんとショッキングなことに、テキサンズが一番タフなスケジュールと出てしまいました。
それもそのはず、残り試合のうち負け越しチームとの対戦が1試合しかないのはテキサンズだけなのです!それも相手は3勝5敗のDEN。MIA戦をまだ2回も残すBUFが羨ましい限りです。(でもMIA戦を除くとBUFも結構ハードですが)
逆に楽なのはCLE、テキサンズとは対戦相手の勝率差なんと20%以上もの開きがあります。ただ、果たしてCLEの強さが本物かどうかはまだ判断がつきにくいところ。これまで5勝あげていますが、勝った相手は全体勝率25%と今季低迷が目立つチームが多いことがわかります(CIN、BAL、MIA、STL、SEA)。
BALにいたっては勝った相手はこれまで計6勝しかあげられていないチーム達で、おまけに負けた相手も53.1%と中堅どころにも苦戦の様子が伺えます。負け相手勝率より今後のスケジュールが辛くなるのはテキサンズ以外ではBALだけで、早急にオフェンスを立て直さないと厳しい道が待ち受けていそうです。
こうやって見ると、やはり強いなと思えるのはTENとJACの同地区ライバルの2チーム。特にTENは相対的にタフな相手からも6勝して既に頭一つ抜けており、今後のスケジュールからも優位にあると言えそうです。
※相手勝率を押し上げているIND(7-1)の対戦が最終週に組まれており、その頃にはIND主力の温存も考えられるからなおのことTEN優位と考えられます

何にせよ、シーズンはまだまだ中盤。テキサンズの Bye Week での立て直しと後半の盛り返しに期待です!

2007年11月6日

Super Bowl 41.5

テキサンズがOAKを料理している(!?)正にその裏で、世紀の対戦が行われていました。NE @ IND。
この一週間かなりメディアに煽られていましたが、期待通りの好ゲームで、日曜午後のレギュラーシーズンゲームとしてはこの20年間で最高の視聴率を記録したとのことです。
しっかりと生観戦しましたが、我ながら驚くことについINDを応援している自分がいました。NFL観戦歴十数年にして実に初めての大事件です。(最初で最後かもしれませんが)

試合結果の方は、皆様ご存知の通り、24対20でNEの勝ち。気の早いファンやマスコミは、早くも19-0の無敗シーズンの可能性について語りだしています。
確かにNEの実力は本物だと認めざるを得ませんが、個人的には無敗は難しいかなという気がしています。
まだ先は長いですし、怪我の心配や、選手の疲れ(NEは決して若いチームではないので)、そしてレギュラーシーズン終盤での主力温存も考えられるからです。
そしてもう一つ、プレイオフでもし再戦となった場合、INDの方に分があるのではないかという気がしています。

理由1
昨日はWR陣の差が勝負の分かれ目となりましたが、INDは M.Harrison 不在が大きく影響していました。NEにとってはパスディフェンスしやすかったでしょうし、マークが集中した R.Wayne の普段見られぬキャッチミスに救われました。エンドゾーンでの Gonzalez の drop と、4点追いかける大事な場面での Moorehead の drop もありました。これが Harrison だったらまた展開がかわっていたのではないかと思います。

理由2
パスラッシュです。試合後半バテたものの、INDはDLの4人のみで Brady にプレッシャーをかけられていましたし、サックも奪いました。NEのOLでは Freeney と Mathis コンビは荷が重そうです。対するNEのパスラッシュも効果的に決まっており、試合を決定付けた J.Green のサックとファンブル誘発がありましたが、T.Ugoh が復帰するとまた違ってくるかもしれません。

理由3
J.Addai の存在。ラン攻撃に関しては、文句なしにINDに分があります。Manning は寒い屋外で弱いとも言われていますが、NEが homefield advantage をとって雪の Foxborough で対戦となった場合も、天候要素はランを出せるINDに優位に働くのではないかと思われます。

というようなところです。まあこう書くのもまた気の長い話ですね・・・。
まだサプライズチームが出てくる可能性も多いにあります。
もちろんテキサンズに期待です!

2007年11月5日

WEE9 結果@OAK

!!注意:下記にはWEEK9の試合結果が書かれています!!


勝ち慣れていないせいか、心臓に悪い試合終盤でした。
第4Q開始早々には、不用意なペナルティーの連続で、TDを許し、前半終了時に17点あった点差を7点まで詰め寄られました。
その後、A.Davis へのTDパスで突き放すものの、2 minutes warning に入ってからダウン更新できず。
M.Turk のパントミス(わずか10ヤード!)でHOUの31ヤードラインから攻撃を許すと、残り時間1:30で再度7点差まで追い上げを許しました。
最終的に、タイムアウトのないOAKが試みたオンサイドキックを K.Walter が抑えてテキサンズが勝利しましたが。いやいや、本当にドキドキしました。
非常に悪い流れで、このままずるずると引きずられ、大逆転負けしてしまうのではという不安にかられました。どうも悪い方に考えてしまうのはドアマットチームの宿命かもしれません。

リーグ下位の相手に対して、決してイージーな勝ちではありませんでしたが、勝ちは勝ち。
下馬評では不利と見られるなか、敵地で良い働きをしてくれました。しかも、この試合では改善が急務であったターンオーバーとランオフェンスで結果を出してくれました。
Rosenfels の不用意なINT(ダブルカバーされているところに強引に通そうとしたのは頂けません)がありましたが、逆に、3INTを奪う頑張りで久しぶりにターンオーバーレシオで+2と勝りました。
そしてランでは、Dayne が21Car/122Yds/5.8Avg/1TD と自身4度目となる100ヤード越えゲーム。先発出場したGreen も、先制TDをあげました。
オフェンスラインも running lane を確保し、被サックもゼロ。称賛に値する活躍をしてくれました。
この調子で次戦以降も頑張ってもらいたいところです。
その前に、待ちわびた休み!しっかり休養し、後半戦に備えて欲しいと思います。

今年は何かに憑かれているのでしょうか??Dunta がシーズンエンドとなる大怪我(右膝)を負ってしまいました。
MRIをとらないと最終診断でませんが、かなりの重症で、場合によっては手術も必要。今のようなトップレベルの活躍をするまでに回復できるか非常に気になるところであります。
プロボウルも狙えるかのような活躍で、DeMeco とともに守備を引っ張ってきたリーダーだけに、これまでで一番大きいロスとなりそうです。もともと弱いテキサンズのセカンダリーで頼れる柱がなくなってしまいました。
次戦からは Bennett と Faggins のコンビが先発濃厚、大幅な戦力ダウンは否めません。
※個人的には、Demps を Safety で先発させ、Hutchins を本来のCBに戻すという策もありかと思っています
怪我ばかりは仕方がないので、残るメンバーで頑張って、Duntaには来年を見据えて、まずはちゃんと治すことだけに集中してもらいたいと思います。

今週の反省点 : 不用意なペナルティー。そして、D-Lineはまだプレッシャーをかけれるはず。弱いOAKのOL相手に1サックは少ない。

WEEK9 @OAK
WIN : 24 - 17
[ HOU ]
Total Net Yards 359
Penalties-Yards 9-56
Time of Posession 30:27
Total Turnovers 1

[ OAK ]
Total Net Yards 310
Penalties-Yards 6-40
Time of Posession 29:33
Total Turnovers 3

2007年11月4日

WEEK9 予想@OAK

さあ、BYE WEEK前の試合です。勝てば気持ちよく休みに入れますが、負ければ泥沼の4連敗です。
QBには、Schaub にかわって Rosenfels のスタメンが決定。
対するOAKも Culpepper から J.McCown にかわることが発表されました。
どちらのQBが活躍できるかが見ものです。
決して強くないオフェンスを相手に、テキサンズは守備で頑張りたいところ。
ここ3戦で、JAX相手に37点、TEN相手に38点、SD相手に35点と大量失点を許していますが、しっかりと建て直しをはかりたいところです。

予想 : (LOSS!)17 HOU - OAK 20
最近の出来の悪さと、アウェイな分、不本意ながらOAK優位とみました。

過去の対戦 :
2度対戦し、いずれもテキサンズが勝利。OAKにとっては、リーグ内で唯一勝ち星がない相手がテキサンズです。
最後の対戦は昨年12月。23対10でした。

2007年11月3日

Midseason Super Bowl

今週の話題はこの大一番に独占されています。
NE@IND、全勝同士のリーグ2強による直接対決です。
テキサンズファンとしては、Divison ライバルのINDにはこれ以上勝ち星を積んでもらいたくないと思う一方で、悔しいかな今年は Division 首位はINDで決まりで、プレイオフ争いに持ち込めそうもないことから、どうせならINDに勝ってもらって世間に AFC SOUTH 最強を証明して欲しいという思いもあります。
いずれにせよ、今週末はいちNFLファンとして単純に楽しみたいと思っています。
いつの日か、NE対HOUやIND対HOUも、この試合と同じくらいの HYPE で騒がれる日が来ることを心待ちにしながら。

前評判では若干NE優位と見られているようですね。
でもどんな展開になるのか、大量得点になるのか、ロースコアな試合になるのかすら全く予測がつきません。

Brady と Manning 率いるパス攻撃に注目が集まっていますが、鍵を握るのは Maroney と Addai のランではないかと思います。
なんとなく、10点以上の大量差がついたらNEの勝ち、接戦ならINDが勝つような気がします。全く根拠なく、ただの勘ですが。
これぞNFLというレベルの高い、ドキドキするような試合を期待しています。

2007年11月2日

数字は語る

今週は色々と書きたい内容があり、初の一日2度目の更新です。
テキサンズの前半成績を、去年通年成績と比較してみました。
どこが良くなって、どこが悪くなったか。数字から読み取ってみたいと思います。

● OFFENSE GAME STATS

YearGPts/GYds/GYds/P3rd PctPenPen YdsToP/GFUMFUM Lost
20061616.7279.14.739%9076129:212812
2007822.4344.45.546%4337130:311611


● OFFENSE PASSING/RUSHING STATS

YearPASSINGRUSHING
Att/GAvgYds/GTDINTLng20+40+SckAtt/GAvgYds/GTDFUMLng20+40+
200630.16.3173.61413532934326.93.9105.41393570
200736.17.6263.9111277T2371324.93.280.5322520


● DEFENSE GAME STATS

YearGPts/GYds/GYds/P3rd PctPenPen YdsToP/GFUM ForcedFUM Recovered
20061622.9337.55.544%9679230:531611
2007826.1329.95.644%3529429:28149


● DEFENSE PASSING/RUSHING STATS

YearPASSINGRUSHING
Att/GAvgYds/GTDINTLng20+40+SckAtt/GAvgYds/GTDFUMLng20+40+
200631.67.2215.2221183T4252827.94.4122.216839T110
2007317.1209.211474T2241326.54.6120.6727682


【オフェンス考察】
オフェンス面では、パスによる攻撃力アップが目立ちます。
WR/TE陣、OLともに大幅な戦力変更がなかったことを考えると、QBが Carr から Schaub にかわったことがやはり一つの大きな要因かなと思われます。
判断が早くパスのリリースも早いのでサックは大幅に減りましたし、20ヤード越えのロングゲインも見られるようになりました。なんといっても一試合平均のパスヤードが実に90ヤードも増えています。

これだけ見ると素晴らしいですが、しかし、一方で、やはりラン攻撃の致命的な弱さがパス偏重をもたらしているとも言えます。
わずか3.2ヤード/キャリー、1試合で80ヤードしか走れないのでは投げざるを得ないというのが正直なところ。
ランで時計をコントロールするプレイスタイルが Kubiak の目指す試合運びだと思いますので、その理想形をまだうまく展開できていないというのが現状です。
このままステップアップが見られないと、O-LineとRBが来春の強化ポジションとして真っ先に検討されることになりそうです。

【ディフェンス考察】
DL、DL、DL!世間からドラフト失敗チームとして笑われ続けるテキサンズですが、この結果を見る限りファンとして反論できないのが歯がゆいところです。
Mario を BUST と評価するのはまだ時期尚早ですが、もっともっと努力が必要。
なんせサックは8試合でわずか13。ドラフト1巡指名をDLに投資し続けているチームとしてはあまりにも悲しい数字です。
INTが4つと少ないのも、相手QBに余裕をもってパスを投げられているから。
オフに J.Babin と M.Boulware のトレードがありましたが、果たして正解だったかどうか、今の段階ではなんとも言えないところです。

Dunta と DeMeco は相変わらず頼れる存在で、特に DeMeco は今年もリーグ一の総タックルを狙える活躍をしていますが、ラン守備でロングゲインを許しているのが気になります。(もちろん DeMeco だけが悪いのではないですが)

LBのタックルミスもありますが、ここでもDLの弱さが露呈しています。先週SD戦を見てても、L.T.の前には面白いようにランニングレーンががっぽり口を開けていました。
開幕当初は強固なラン守備だったのが、特にここ数週間で走られているところを見ると疲れもあるのだと思いますが、今週乗り切れば Bye Week もあるので、気持ちを新たにまずはしっかりランを止めるところから頑張って欲しいと思います。


【総評】
個人的に今年は8-8の勝率5割予想をしている2007シーズンですが、3-5で折り返し。
まだまだ盛り返せる成績ですが、一番悔やまれるのはATL戦を取りこぼしたことではないかと思います。
何せチーム状態の悪いATLは現在1-6、そう、唯一の勝利がテキサンズ相手でした。
相手ホームとは言え、落としてはいけないゲームでした。
ちなみにそれ以外の負けた相手は
IND(7-0)
JAX(5-2)
TEN(5-2)
SD(4-3)
全部5割以上のチームで、計21勝7敗という好調な相手。彼ら相手に、けが人続出の状態での負けはまあ仕方なかったかなと思います。(負け方に問題ありというのはありますが)

さて、後半戦、盛り返すにはどうするか。
鍵は「ターンオーバー」、これしかないと思います。
前半戦は、INT12、FUM11、計23ものターンオーバーを犯しました。逆にディフェンス陣が奪えたのはINT4とFUM9の13個。
Turnover Ratio は実に -10!!怪我人がいなくてもこれでは勝てるゲームも勝てません。
後半は、不用意にボールを相手に渡さないこと。そしてディフェンスは相手からボールを奪うこと。
単純ですがこれこそ勝利の近道です。
キーパーソンは、当たり前な気もしますが、QB Schaub と DE Mario ではないかと思います。
がんばれテキサンズ!!

Midseason Awards

昨日に引き続き、勝手に評価してしました。今回は、リーグ全体の前半戦各賞発表です。

● Offensive MVP of the midseason
QB T.Brady(NE) 
2,431Yds/30TD/2INT/136.2RTG、悔しいですがこの成績には脱帽です。というか化け物です。
8試合だけでこのスタッツはホントに信じられません。年間60TDペース!?

● Defensive MVP of the midseason
DE O.Umenyiora(NYG)
守備選手は迷いました。他の候補は、個人的には最も underrated な選手の一人だと思う NE の M.Vrabel(42TCKL/7.5SCK/4FF)や、スタッツにこそ表れていないもののリーグ屈指のディフェンスを牽引するINDの B.Sanders あたりを考えました。
が、PHI戦でみせた6サックと、弱小守備でつまづいた開幕当初から、ほぼ一人でチームを立て直してNFCのトップコンテンダーまでのし上げた Umenyiora の頑張りに僅差で軍配です。
D-Line の強さで多少のセカンダリーの弱さもカバーする、まさにテキサンズが今年(というかここ何年も)目指そうとしているディフェンスですね。Mario にもこの働きを期待したいのですが。

● Rookie of the midseason
RB A.Peterson(MIN)
ただいま新人にしてリーグ一のラッシングヤード。128CAR/740YDS/5.8AVG/5TDで文句なしの受賞です。
キックリターンでも大活躍。弱小MINにあって文字通り孤軍奮闘。
なかなか勝ちに繋がらないのが可哀相ですが、心配された耐久力も今のところ問題なさそう。怪我がなければ長くリーグで活躍しそうな選手です。

● Coach of the midseason
R.Marinelli(DET)
開幕前に、J.Kitna が10勝宣言をしたときには誰もが聞く耳もたずでしたが、最近の戦いっぷりを見て俄かに信じるファンが増えてきました。
粒ぞろいのWR陣で、前評判の高かったパス攻撃の威力はそのままに、遂に M.Martz がラン攻撃もバランスよく使うようになってきましたし、驚きなのはちょっとずつ成長してきたディフェンス。
一試合平均 258.3YDS/G、25.4PTS/G も与えていますが、すごいのはターンオーバー。INT13!リーグ一です。守備マインドな Marinelli のもと、更に磨きをかけてゆくことと思われます。

● Most Surprising Team of the midseason
Detroit Lions

● Most Dissapointing Team of the midseason
St.Louis Rams

皆さんの評価はいかがでしょうか??

2007年11月1日

前期成績表

レギュラーシーズンも道半ば。Houston Chronicleのページに、「前期成績表」の話題が載っていました。
http://blogs.chron.com/nfl/2007/10/midterm_report_card.html
負けじと自分もこれまでのテキサンズのオフェンス・ディフェンスを勝手に評価しようと思います。
AからFまで6段階評価です。(悲しいかなAはありませんが)

● オフェンス

QB : C
昨年と比べてチーム全体の得点力があがったのは評価できます。ロングゲインも増えました。
でもINTが多すぎ。エンドゾーンでの不用意なT.O.も要改善。

RB : F
落第。AVG3.2ヤードは全くもって話になりません。大金はたいた Green も案の定怪我がちで期待とは程遠い出来。

WR/TE : B
レシーバー陣は、弱小と思われていただけに今季一の嬉しいサプライズ!
O.Daniels はますます成長が期待できます。A.Davis のフィールドを縦に切り裂くスピードも魅力。そして驚きは K.Walter。ここ3試合で、25Rec/334Yds/1TDと爆発中です!

O-Line : D
数字に表れないQBプレッシャーはだいぶ受けていますが、被サック13は合格点です。
ランを出せればもっと評価をあげられるのですが・・・。何度もくどいですが McKinney の怪我が大きいですね。

● ディフェンス

D-Line : F
もっとできるはずという期待を込め、辛口に落第評価です。
毎試合大量サックとまではいかなくとも、もっとコンスタントに相手QBにプレッシャーをかけるべき。ランディフェンスにももっと貢献できるはずです。
なんせここ数年ドラフトで一番に補強してきたのは D-Line。期待は相当大きいです。もっとがんばれ!


LB : C
DeMeco の頑張りでCをつけました。M.Greenwood もミス少なく安定感が出てきました。

DB : D
シーズン開始前から弱いと言われていので驚きはないですが・・・。ターンオーバーを奪えないのがもどかしいです。

● スペシャルチーム
B : 今のチームの強みの一つ。この調子を維持してもらいたいです。でも J.Jones はパントリターンでちょっとビッグプレイを狙いすぎかな?

● コーチ
D : もっとアグレッシブなプレイコールをお願いします!

さて、皆さんの評価はいかがでしょうか??