2007年11月11日

スーパーマリオ

次戦、NO Saints がヒューストンにやってきます。
NOと言えば、R.Bush。昨年のドラフトを思い出さずにはいられません。
そう、Mario は完全な”BUST”であり、テキサンズの選択はミスではないかという声がいまだに多々聞かれるのです。
が、果たしてそうでしょうか?個人的にはテキサンズフロント陣の決定は長期的にみて正しかったのではないかと思います。
確かにサック数というスタッツでは目立っているわけではありませんが、そもそも、DEとは難しいポジションであり、すぐにサックで好成績をおさめる方がまれなのではないかと思います。
例えば、現在9サックでリーグ首位の Trent Cole も1年目、2年目は5サック・8サックと1桁サックですし、Aaron Kampman もスタメンに昇格した04年と翌05年はわずか 4.5サックと6.5サックです。
更に、現在 Mario のサック4は Jayson Taylor と同数、そして Dwight Freeney、Jevon Kerse、Patrick Kerney、Terrell Suggs や Julius Peppers という並み居るサックアーティストより多いのです。
リーグのDEの中で、サック4は16位。各チームに二人スタメンDEがいるとして、2×32チームで64人。そのうちの16位というのは、2年目としては上々の出来ではないかと思います。
ちなみに、前戦OAK戦では気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、数プレイでDEではなくOLBとしてラインアップしました。立ってラッシュするのはスピードを生かせて良い作戦かもしれません。
色々な経験をして、今後リーグを代表するDEとして成長してくれることを期待します!

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

To doです。
私の周りにもMarioを指名したことに対して否定的な意見を持つ人が多くいます。彼らの多くはMarioのスタッツのみで判断しています。確かにMarioのスタッツはドラフトトップ指名に見合うものではないかもしれません。しかし、その時にトップ指名に名前の挙がっていたYoung, Bushは果たしてそれだけの価値があったといえるでしょうか。Noだと思います。確かにYoungのスタメン後Titansの勝率が上がっているようですし(DFの力が大きいと思いますが・・・)、Young, Bushともちょこまかと動いてゴール前であまりボールを持たせたくない相手ではあります。が、決してチームの勢いを一人で帰られるような力を持っていないことは確かでしょう。Texamaniac様が書かれているように、2年目のMarioは並み居るDEの中でも良くやっている方だと思いますし、相手のダブルチームを引き受けDTやLBの仕事を楽にしている面も大きいと思います。
NO戦はPO進出を目指す上で負けられません。NOのチーム状態も今ひとつのようですし、名前だけでCMに出まくっていい気になっているBushに一泡吹かせて、完勝と行きたいです。

texamaniac さんのコメント...

スタッツだけとると、Bush も V.Y. もRB/QBとしては不満の残る数字ですね。まあ皆まだ2年目ですし、これからどう成長してゆくかが楽しみです。いずれは誰もが Mario 1位で納得、という形になると良いですね!