2012年1月14日

2011 Div.Round 予想

この試合勝ちます。勝てますではなく、勝ちます。
考えれば考えるほどそんな自信が芽生えてきました。
確かにBALは過去一度も勝ったことがない相手です。
今年のレギュラーシーズンでも負けました。
しかもBALのホームで、アナリスト達も軒並みBALの勝利を予想しています。
それでも歴史的大アップセットが起きるのです。
何故か。
理由その一は「勢い」。
このリーグ、チーム力の差など実はたかが知れています。
弱小と言われるチームに思いがけず星を落としたり、逆に下馬評をくつがえす金星をあげたり。
今季もGBがKCに足元をすくわれたように、予想外の展開が度々見られました。
そんな時に大事なのがメンタル。
最後の3週で敗れた後、Wade とA.J.が復帰し、Wildcard で大勝利をあげたことで今テキサンズには勢いがあります。
良いタイミングでまたピークを迎え、7連勝のときと同じ流れに乗り、一気にスーパー制覇まで進みたいものです。
加えてテキサンズとBAL、チーム力自体も世間で言われるほど差はありません。
攻守のスタッツをみてもそれは明らか。
明らかに劣っているのは経験値と地の利ですが。
HCとしては初出場ではあるものの、プレーオフの勝手をよく知っている Kubiak 筆頭にコーチ陣の経験は豊富で、選手達も Wildcard でプレーオフの雰囲気を一度味わうこともできました。
アウェイのゲームに関しては、クラウドノイズ等十分に気をつける必要はありますが、敵地を逆手に取りBALにプレッシャーをかけることも可能。
勝利間違いなしとされているだけに重圧がかかっているのはBALの方で、失うものが何もないテキサンズが先にビッグプレーを出し先制することができれば、BAL、特に Flacco にかかる無言のプレッシャーは相当なものになるはず。
ビッグゲームで勝てないというレッテルが一部で既に囁かれている Flacco だけに、精神面で揺さぶりをかけられれば付け入る隙が多分にうまれそうです。
ちなみに Flacco、ホームでのプレーオフはキャリア初。
落ち着く前に守備のクイックスタートに期待です。

その守備陣ですが、シーズンを通しての成長具合が次のポイント。
WK6に対戦したときは4Qに崩れて29失点を献上の上破れましたが、数字上も試合内容的にもこの試合が間違いなく今季ワーストゲーム。
ただでさえシーズン序盤でまだ発展途上だった上に、Mario のIR入り直後で色々アジャストしていたのがこの試合。
3ヶ月経ち、SにコンバートしたGQと新加入の Manning の息もばっちりですし、DeMeco も徐々に本来の輝きを取り戻しつつあります。
そしてフロント7では、今や主力となった "milkman" Watt と Reed の進歩が目覚しい。
特に Watt は試合を経る毎に止まらなくなってきており、Flacco とBAL OLにとっては頭痛の種となるはずです。
Rice、Flacco に良いようにやられたWK6とはレベルの違った守備を展開してくれるはずです。

攻撃側でキーになるのは、言わずもがなWK6を欠場したA.J.
が、ここでさらに注目したいのが Casey。同じようにWK6を欠場したテキサンズの秘密道具です。
BAL守備の数少ない弱点は Lewis 筆頭にLB陣のスタミナとスピード不足。
ごり押しのラン攻撃で素直にぶつかるとなかなか崩せる相手ではないですが、Foster へのスクリーンや 3 step drop からのクイックスラント、モーションからの Casey へのパス等で Lewis を走らせることができれば、後半ランが決まりだすように思います。
ガリガリの守備合戦で、僅差でわがテキサンズがロースコアゲームをものにすると予想します。

その他の試合予想
X DEN - NE O
O NO - SF X
O NYG - GB X



2012年1月11日

2011 Wildcard vs CIN レビュー

AJが試合を決定づけるTDをあげたとき、思わず涙が出そうになりました。
いや、実際嫁・子供が近くにいなければ泣いたと思います。
それだけ感動的な瞬間、そして歴史的な大勝利でした。
前半押されつつも、ルーキー Watt の神がかり Pick6 でリードを奪ってからは危なげなし。
後半は期待通りに、攻守ともに完全にライン・オブ・スクリメージを支配しての Wildcard 突破でした。
Foster の活躍、Yates のゲームマネジメント、JoJo の逆襲とハイライトすべきところがたくさんありますが、Div. Round を見据えてここでは敢えて以下3点をあげます。

まず一つが、P Turk の活躍。
5回のパントで平均50.2Yds、Net は42.2Ydsと地味ながらも堅実な働きをしてくれました。
次のBAL戦はガチンコの守備対決が予想されるだけに、パントゲームでより優位なフィールドポジションを確保できると大きなアドバンテージになります。

そして、DC Wade の存在。
どこぞの記事で、CIN戦で Wade は23%しかブリッツを出さなかったと書いてありました。一方で、レギュラーシーズン対戦時は50%のプレーでブリッツコール。
その結果が、1 SCK/0 INT から 4 SCK/3 INT という数字です。
所詮スタッツなので、もちろんプレーコール以外の要素が上の結果になっているわけですが、DC Wade の存在感とチームに与えるプラスの力は計り知れず。
WK6でのBAL戦は、今季 Wade の守備としては最悪のゲームだったので、なんとしてでもリベンジを果たしたいはず。
Wade のプレーコールに期待大です。

最後に、CIN S Chris Crocker のミスです。
大きかったのが、3QでのINTドロップ。
落球せずにINTしていれば、エンドゾーンまで持ち込めた可能性も高く、試合を振り出しに戻すとともに大きなモメンタムチェンジとなったはずです。
Yates とテキサンズファンにとっては冷や冷やもののプレーでした。
そしてもう一つ大きかったのが、Arian のロングTDランでのミスタックル。
これらのミスがなければ、負けないまでも、間違いなくより厳しい試合になったと思います。
特にINTドロップは、Crocker ではなく次に対戦する Ed Reed であればまずTD献上となっていたかと思います。
些細な間違いや一つのミスプレーが、試合の行方を大きく左右すること。改めて感じました。
幸いテキサンズにとってWildcardでは良い方向に転びましたが、BAL戦では完全な試合を展開する必要があります。

ということで。CIN戦は大興奮で、試合を思い返すと実は未だに笑みが絶えませんが。
また更なる高い山が待ち構えます。
気持ちを切り替え、WK6のテープを見直してまたプレビューでもしたいと思います。
(でもその前にもう一回CIN戦を観よう。笑)

2012年1月7日

2011 Wildcard 予想

被サックかスクランブル(というよりサイドラインに逃げてるだけ)によるマイナスヤード、良くてもRBへのダンプオフしかできないドラ1指名QB。
オーバータイムでの Vince Young の39ydsタッチダウンスクランブル。
Sage Rosencoptor。
Kris Brown の2戦連続FGミスによる敗戦。
一方で、Rob Bironas に食らった8FGによる敗戦。
RB Chris Brown のエンドゾーンでの被インターセプション。
Garrard - Mike Thomas の Hail Mary とGQのアシスト。
・・・思い起こせばリーグ参入以来、Madden のゲームでもあり得ないようなハートブレイキングな負けシーンを繰り返し演出してきた我がテキサンズですが。
それも今季は笑って振り返ることができます。
テキサンズ、フランチャイズ史上初のプレーオフ進出!
それも本拠地 Reliant での試合。
ファンとしても当然初めてのことで、正直どう反応したら良いかわかりませんが。
ただ一つ確かなのは、日曜(日本時間)の試合が待ち遠しいということ!
もうあと数時間です!

レギュラーシーズンで一度対戦しているCIN。

初回対戦時は、AFC South 戴冠を決め、T.J. Yates のブレイクアウトゲームとなりましたが、今回はCIN守備も当然ながらアジャストをしてくるはず。
Yates がCARとIND戦のゾーンカバレッジに苦しんだことから、CINもゾーンを多用してくるかもしれません。
しかし、この試合、我がテキサンズには A.J. という絶対兵器が完全復帰!
ゾーンだろうがマンカバーだろうが、確実なルート取りで Yates のターゲットとなってくれるはずです。
はじめのプレーから、スクリーンかプレーアクションからのディープへのパスで、A.J. にボールを渡してパスオフェンスのリズムを作っていきたいところです。
パスが出れば当然ながらランの効果も倍増。
前回抑えられた Arian の後半大爆発もありえます。
勝負の鍵を握るのは、ラインオブスクリメージでの攻防。
重量級ラインがCINの強み(だと思います)ですが、テキサンズのスピーディーなOL、DLがラインをコントロールできれば、一気に試合の流れを引き寄せることができるはず。
初のプレーオフゲーム、1TD差以上での大勝利を予想します!
GO TEXANS!!

その他の試合予想
O PIT@DEN X
X DET@NO O
X ATL@NYG O