2009年7月25日

Caldwell & Casey と契約合意

トレーニングキャンプ間近。2名のドラフト選手と契約合意のニュースが入ってきました。
3巡指名の G/C Antoine Caldwell と、5巡指名の TE James Casey です。
いずれも、早い段階でチームに貢献できるポテンシャルのある選手で、要注目です。

2009年7月24日

ヘルニア手術!?

裏がとれていない情報ですが、DT Travis Johnson が3週間程前にスポーツヘルニアの手術を受けたというニュースを耳にしました。
FOX 26 Sports とのインタビューで明かした模様です。
出所:http://www.myfoxhouston.com/dpp/sports/nfl/090721_texans_dt_johnson_surgery
怪我がちな(特にオフに)T.J.ですが、このヘルニアに起因していたとして、手術が成功したことでようやく本来の力を発揮できると本人は言っているようです。
全治どれくらいかかるかは発表されておらず、キャンプ中PUPリスト入りすることが濃厚とのことです。
メキメキと頭角をあらわしている Deljuan Robinson に先発の座を追われることにどうやらなりそうな予感がします。



2009年7月17日

Nickel Back 契約

Dunta 問題が取りざたされる中、4巡指名の Glover Quin と4年契約を結んだというニュースが入ってきました。
Dunta が未契約、昨季の新人 Antuan Molden が依然リハビリ中という中、Jacques Reeves、Fred Bennett に次ぐ Nickel CB として、出場機会が増えそうです。
Quin 契約により、残る未契約新人は Cushing、Barwin、Caldwell と Casey の4人になりました。

2009年7月16日

長期契約ならず

7/15が過ぎ、Dunta サインのニュースは聞かれませんでした。
この日は、リーグで定められている、チームが選手と複数年契約交渉ができる最後の日。
どれだけのネゴシエーションが行われたか不明ですが、この期限が過ぎても残念ながら Dunta との契約締結はなりませんでした。
今オフ、フランチャイズタグを張られた14人の選手の中で、なんと Dunta のみが未だサインせず、という状態です。
1年$9.957Mのタグにサインせず、どころか、噂では$23Mにも上ったと言われている複数年オファーも蹴ったとされる Dunta。
テキサンズファンの風当たりは強いようで、Dunta へのブーイングが多く聞かれます。景気が悪いこのご時世、もっともなことかもしれません。
フットボール選手の寿命はとても短いもので、なるべくたくさん稼ぎたいという選手側と、一方で、怪我明けの選手にそこまでの大金を払うリスクは負えないというチームと。両方に言い分はあり、どちらが悪いとは一概には言えません。
が、守備のリーダ的存在であっただけに、今のこの泥沼状態がファンとしてはただただ悲しく思います。
テキサンズでの最後の年にどうやらなりそうな気配が濃厚ですが。せめて今季は、いつも通りのハッスルプレーで弱小セカンダリーを引っ張っていってくれることを願うのみです。
今年活躍できれば、市場価値もあがるでしょうし、来季こそテキサンズからもより希望に近い条件が提示されるかもしれません。

2009年7月5日

Steve McNair

Oilers/Titans、そしてRavensで活躍したQB Steve McNair が、銃殺されたとのニュースが入ってきました。
享年36歳、またもや銃の犠牲者が出てしまいました。とても残念です、ご冥福をお祈りいたします。

● Steve McNair 生涯成績
QB Rate : 82.8
PassYds : 31,304Yds
TDs : 174
INTs : 119
RushYds : 3,590Yds

2009年7月4日

08年シーズンハイライト

テキサンズオフィシャルページで、面白い特集を組んでおります。
2008 SEASON HIGHLIGHTS とのタイトルで、昨年のトップ25プレーの映像を流すというもの。
http://www.houstontexans.com/tv/index.asp?mm_file_id=2948&play_clip=Y
皆様が選ぶ昨季ベストプレーはこの中に入っておりますでしょうか?
ちなみに自分が選ぶとしたら、WK6対MIA戦の最終ドライブ。AJ のビッグ・キャッチと、Schaub のQBドローTD(こちらはトップ25に入っていませんが)がベストプレー同時受賞です!
この2プレーがなければ、MIA戦も負けで悪夢の開幕5連敗。
今頃 Kubiak でない体制で新シーズンの準備をしていたかもしれません。

2009年7月3日

09年同地区ライバル分析 - JAC

昨季の大崩れを忘れ、気分一新したかったのか。4/22にJACは新しいユニフォームとヘルメットをアナウンスしました。
今オフは、正に "clean house" が推進された年。大小の実績を残してきたベテラン勢が、数多くリリースされました。
07年に11-5の成績で Divisional Playoffs まで進んだのが、一転して5-11と転落してしまったことを思うと、無理のない動きかもしれません。
一方で、積極的に補強されたのがO-Line。
確かに、昨季崩れの大きな要因は、怪我により自慢のラインが機能しなくなったことが挙げられます。
ランブロックに長ける両先発Gの Vince Manuwai と Maurice Williams が揃ってWK1で怪我をし離脱。大黒柱 Brad Meester(C) も6試合に欠場。
その影響で、Garrard の被サック数は前年21から倍の42に増え、ランオフェンスも07年のリーグ2位149.4Yds/Gから110.9Yds/Gへと大失速しました。
ベテラン Tra Thomas の加入、ドラフト1、2巡でのOT指名、そして Manuwai の復帰と、今季は盤石の体制で臨めそうです。
が、肝心のラインの後ろのデプスが貧弱、Garrard と MJD の負担が増すことは間違いなさそうで、相変わらずレシーバー陣に課題が残りそうです。
そしてオフェンスよりも心配なのがディフェンス。昨季は、Marcus Stroud の放出、Derrick Harvey と Quentin Groves の指名(期待されたサックは二人合わせて6サック…)と、全てが裏目に出てしまった印象。
大きな補強をしていないディフェンスが、今年どう盛り返すかがシーズン成果を左右しそうです。

主な補強選手
- Torry Holt (WR)
- Tra Thomas (OT)
- Marlon McCree (S)
- Sean Considine (S)
- Gerald Alexander (S)

主な放出選手
- Fred Taylor (RB)
- Matt Jones (WR)
- Dennis Northcutt (WR)
- Reggie Williams (WR)
- Jerry Porter (WR)
- Cleo Lemon (QB)
- Khalif Barnes (OT)
- Milford Brown (G)
- Paul Spicer (DE)
- Mike Peterson (LB)
- Drayton Florence (CB)
- Gerald Sensabaugh (S)

ドラフト指名選手
- R1(8) Eugene Monroe (OT)
- R2(39) Eben Britton (OT)
- R3(72) Terrance Knighton (DT)
- R3(73) Derek Cox (CB)
- R4(107) Mike Thomas (WR)
- R5(144) Jarrett Dillard (WR)
- R6(180) Zach Miller (TE)
- R7(250) Rashard Jennings (RB)
- R7(253) Tiquan Underwood (WR)

今年の注目選手
オフェンス : Maurice Jones-Drew (RB) いよいよフィーチャードバックに、実力折り紙つきだがフルシーズン、チームを引っ張れるか?
ディフェンス : Derrick Harvey (DE) チーム史上最長ホールドアウトで、08年ドラフト1巡指名選手の中で一番最後にチームと合流。その結果が3.5サックでは…


2009年7月2日

09年同地区ライバル分析 - IND

昨季、TENに首位をさらわれ、6年連続の地区優勝を逃したIND。
思い返せばオフに Manning の怪我があり、開幕も3-4の躓き。
それでも、終盤に9連勝等があり、しっかりワイルドカードの座を確保。Manning 三度目のMVP受賞というおまけ付きでした。
果たして今季はどうなるか。
一番の懸念材料は、ヘッドコーチ Tony Dungy の引退ではないでしょうか。
後任の Jim Caldwell は、長年にわたり Dungy のもと経験を積み、早くから Dungy 後のヘッドコーチとして宣言もされていたことから、移行はスムーズには進んでいるようですが。
それでもやはりロッカールーム内での、そしてサイドラインでの Dungy 不在は惜しまれるのではないかと思います。
Dungy の他、長年に渡り Manning とホットラインを組み、QB/WRタンデムとして共にリーグ記録を塗り替えてきたWR Marvin Harrison も離脱。
INDレシーバー陣は依然、Wayne や Clark、Gonzalez がいてタレントは揃っているものの、3rdWRとデプスに不安が残ります。
守備側に目を向けると、今オフ印象深かったのが、ドラフトでの Fili Moala、Terrance Taylor の両DTの指名。
二人とも300 lb以上の体格を誇り、これまで小柄でスピードのあるDLを重視していた Dungy 体制から方針転換する意図が伺えます。弱点のラン守備(と言いつつ、テキサンズもスタッツ的にはさしてかわらないのですが)を改善できるかどうかに注目が集まります。
※ちなみに Moala ですが、ドラフト前、テキサンズが指名しないかなと個人的に密かに注目していた選手です。INDに流れてしまった残念。我らが Cushing をはじめとするUSCのLBトリオが大暴れできたのも、Moala が頑張ってくれたから、というのも少なからずあるのではないかと思います。

主な補強選手
- Adam Seward (LB)

主な放出選手
- Marvin Harrison (WR)
- Dominic Rhodes (RB)
- Kenton Keith (RB)
- Buster Davis (LB)
- Keiwan Ratliff (CB)
- Hunter Smith (P)

ドラフト指名選手
R1(27) Donald Brown (RB)
R2(56) Fili Moala (DT)
R3(92) Jerraud Powers (CB)
R4(127) Austin Collie (WR)
R4(136) Terrance Taylor (DT)
R6(201) Curtis Painter (QB)
R7(222) Pat McAfee (P)
R7(236) Jaimie Thomas (OT)

今年の注目選手
オフェンス : Joseph Addai (RB) 怪我がちな Addai、先発の座を守れるか?ランが不発だとINDは思わぬ苦戦するかも。
ディフェンス : Bob Sanders (S) 奇数年は活躍する Sanders、'09年ははたして?