2009年4月27日

ドラフト2日目レビュー

守備選手の補強とともに、テキサンズの大きな補強ポイントとして Slaton の負担を減らしてくれるRBがあげられていました。
が、二日間のドラフトを経てRBの指名はなく、かわりに Owen Daniels というプロボウラーが既にいるTEが二人選ばれました。
まずは指名選手紹介。

● Antoine Caldwell - C/G (R3/#77指名)
Alabama 出身、6'3"、309
フットワークが軽く、素早くLB陣までブロックに進むことができるラインマン。Alabama 大では DeMeco からメンタリングを受けたという Caldwell は大学を3年で卒業するという頭脳も持ち、インテリジェントな選手という評価。Gibbs のゾーンブロッキングスキームにもよくマッチするとされる逸材で、この位置での指名は儲けもの。Myers、Breisel のバックアップからスタートすることになるが、早い段階でスタメン昇格も十分あり得る。

● Quin Glover - CB/FS (R4/#112指名)
New Mexico 出身、5'11"、204
4.5秒の40ヤードダッシュに、22回のベンチプレスと、速・力ともに身体能力十分な選手。大学で3年間先発し、経験もある。セカンダリーのデプスとして期待できる選手。多くのチームからFSとして見られているが、テキサンズではまず Nickel Back として起用されるもよう。そのうちFSへの転向も大いにあり得る。

● Anthony Hill - TE (R4/#122指名)
North Carolina State、6'5"、262
引退した Mark Bruener にかわるブロッキングTE。そのブロッキング能力は今ドラフト一番と言われる。サイズも大きい。ヒューストン出身。

● James Casey - TE (R5/#152指名)
Rice、6'3"、246
リライアントからわずか1マイルのところに住んでいる地元民 Casey。高い身体能力から、2巡、3巡での指名もあり得ると思われていただけにR5での指名はかなりのバリューピック。初日に獲得した Barwin と並ぶ幅の広い選手。大学時代には驚くべきことに7つのポジションでプレーし、メジャーのマイナーリーグでまでプレーしたことのあるスーパーアスリート。

● Brice McCain - CB/KR (R6/#188指名)
Utah、5'9"、185
これまた地元テキサス出身の選手。サイズは小さいが、驚くべきスピードスター。今ドラフトCB一の速さで、Utah大のワークアウトでの40ヤードダッシュは驚異の4.28、4.33と4.34秒を記録。リターナーも出来、うまく開花すれば Devin Hester になり得るか?

● Troy Nolan - S (R7/#223指名)
Arizona State、6'1"、207
スピード不足は否めないものの、Arizona State での2年間で、10個のインターセプト、5TDを記録した自称「Ball Hawk」タイプの Safety。


R4でTE指名、続くR5でまたTEと決まったとき、正直困惑しました。いや、それを通り越してよくわからない指名に怒りすら覚えました。
が、いろいろ情報集めているうちに、これはこれでまあ良かったかなと思えるようになってきました。
懸念であったパスラッシャー。そしてOLのデプス、DBとブロッキングTEを獲得することができました。仮に各ポジションで期待した通りの活躍ができなかったとしても、スペシャルチームで大活躍できそうな人材ばかり。個性豊かな集団が集まったと思います。
失敗したのはRBの補強。
Rick Smith と Kubiak も、RBは取りたかったけどうまい具合に実現しなかったと認めていますが。各指名巡でRBではなくもっとチームに価値(勝ち?)をもたらすことのできる選手がいたので指名した。RBのバックアップは他でも補強できる、とも言っています。
そして事実、ドラフト後に Undrafted FA として2選手を獲得。
Oregon の Jeremiah Johnson と、Tennessee の Arian Foster。ともに怪我がちなのが気になりますが、1カット・ゾーンシステムに適したバックとの評価を得ているようです。怪我の問題さえ大丈夫であれば、十分な拾いものになるかもしれません。
個人的に見てみたいのは Casey。TEとFBの補欠という形でのキャリアスタートとなりそうですが、プレーにもロースターにも選択肢の幅が広がりそうで楽しみです。

RBより個人的にちょっと不満なのがランストッパーを獲得できなかったこと。
ドラフト前からあまり話題にはなっていなかったので、今ある戦力にフロント陣は満足しているのかもしれませんが。
いかに Cushing がブロックをかわしてタックルできる選手としても、ランを止めるのはDLの真ん中から。Amobi のステップアップを心の底から願いたい。


2009年4月26日

ドラフト1日目レビュー

色々と動きのある初日、大変興味深いドラフトでした。
速報でお伝えした通り、テキサンズが獲得したのは Brian Cushing と Connor Barwin の守備選手2名。
Rick Smith、Kubiak や Frank Bush の談話を聞いていると、両選手の評価として "Intense" という単語がよく出てきて、新しく導入しようとしているアグレッシブな守備スキームに合った選手を指名したという印象です。

● Brian Cushing - OLB (R1/#15指名)
USC出身、6'3"、243
強豪USCで在学中4年間スタメンを務める。サイズがありパワーもあるLBで、ラン・パスカバレッジともに安定していて、穴がない選手。LBの外、中だけでなくDEとして起用されたこともあり、プレーの幅も広く、パスラッシュも可能な選手。身体能力を活かしたハードヒットも得意で、Frank Bush は、プレーの激しさはかつてDEN時代に教えた Bill Romanowski に近いものがあると評していました。
Romo はフィールド内外でよく問題を起こしていたので、その点での気性の荒さは真似されると困りますが、激しいプレーは確かに今のテキサンズには欠けている部分。Bush が惚れ込んだ逸材、期待通りにインパクトをもたらすことが出来るか、大いに注目したいところです。
一方で、Cushing の弱点は過去に何度か怪我をしている点で耐性に疑問符がついているのと、素晴らしいアスリートでありながら、ゲームをかえるようなビッグプレーが少ないこと。これらを払拭できれば、DeMeco と並んだLB陣はかなり強力なものができあがると思います。


● Connor Barwin - DE/OLB (R2/#46指名)
Cincinnati出身、6'4"、256
Barwin の特徴は、何と言っても"Versatility"。かつてTEだった Barwin は、08年よりDEに転向、LBでもプレーしております。転向当初はNFLでドラフトされるような人材とは思われていなかったものの、蓋を開けてみればシーズン11サックと大暴れ。40ヤードダッシュで4.6秒を切った爆発的なスピード力で、一気に評価を高めました。
テキサンズで求められるのもそのパスラッシュ力。ラッシュスペシャリストとして3rd Downには Mario の反対側に位置する機会が多くありそうで、その場合は Antonio Smith がDTの位置にまわり中からのプレッシャーもかけられる形に。うまくはまれば、相手QBにとっては警戒すべきラインが形成できそうです。
弱点は、DEにまわって一年という経験不足。スピードはあるものの、テクニック不足は否めないため、NFLレベルのOL相手にどこまでの活躍を見せることができるかがわかりません。これからの選手なだけに、その延びしろに期待したいところです。サイズは申し分なし。


守備はいかにランを止めるか、そしてQBにプレッシャーをかけるかが鍵を握ると個人的には思っています。
※NYGがNEにスーパーで勝って以来一層そのように思うようになりました
その点で、この一日目のドラフト。パスラッシュに力を入れてきたという点で自分としては合格点かなとは思っています。
総合的には、明日の結果もみないと評価はできませんが。
自分含め、多くのMockでは Cushing ではなく同じUSCの Matthews という声も多くありましたが。即戦力を求めていた点で経験のある Cushing が選ばれたこと、そして、ストロングサイドでパワー負けせずTEとマッチアップできることから今日の指名になったのだと思います。
ちなみにその Matthews ですが、GBがトレードアップして1巡26位で指名。奇しくもGBのDCは、今オフに就任したテキサンズ初代HCの Dom Capers。テキサンズでは失敗した3-4守備ですが、全体9位で指名した DT B.J. Raji と Matthews が組んで、幸先の良いスタートを切れたのではないかと思います。健闘を祈りたいと思います。
Cushing 指名ですが、トレードダウンできていればもっと良かったですが。Smith も Kubiak も、電話はしてたけど位置的にオファーが釣り合わなかったと言っています。まあこればかりは時の運ですね。
さて、残るは明日の後半ラウンド。
Slaton を補佐するバックアップRBと、DB、C/Gあたりが補強ポイントとして有力視されています。
ドラフト後半からもタレントを見つけるのが得意なテキサンズ、二日目もまだまだ目が離せません。



ドラフト速報 その2

ドラフト2巡目、全体46位で Cincinnati の DE Connor Barwin を指名しました。
TE、LBもプレーしたことある Barwin は、パスラッシャーとして期待されます。

ドラフト速報

全体15番目指名でUSCの LB Brian Cushing を指名しました。
同じUSCの Matthews より Cushing の方が Frank Bush 好みということでしょうね。
3rd Down のパスカバレッジに対応できるかどうかに要注目です。
NYJがCLEとトレードして Sanchez を獲得した時点でトレードダウンは難しくなりましたね。
Malcom Jenkins はHOUの直前にNOが指名しました。

2009年4月25日

'09 Mock Draft

今年はあまりにも予想がつかないためやめようかとも思いましたが。
当たらないのをわかっていながら、やってしまうのがMock Draft。
まあこれもドラフトの楽しみ方ですかね。全くもって見当違いだったとしてもご了承ください。。。

1. DET - QB Matthew Stafford (Georgia)
2. STL - OT Jason Smith (Baylor)
3. KC - DE Tyson Jackson (LSU)
4. SEA - LB Aaron Curry (Wake Forest)
5. CLE - DT B.J. Raji (BC)
6. CIN - OT Eugene Monroe (Virginia)
7. OAK - WR Michael Crabtree (Texas Tech)
8. WAS(JACとトレード) - QB Mark Sanchez (USC)
9. GB - Brian Orakpo (Texas)
10. SF - Andre Smith (Alabama)
11. BUF - Michael Oher (Mississippi)
12. DEN - Everette Brown (Florida State)
13. JAC(WASとトレード) - WR Jeremy Maclin (Missouri)
14. NO - CB Malcom Jenkins (Ohio State)
15. TB(HOUとトレード) - QB Josh Freeman (Kansas State)
16. SD - Rey Maualuga (USC)
17. NYJ - Darrius Heyward-Bey (Maryland)
18. DEN - Peria Jerry (Mississippi)
19. HOU(TBとトレード) - LB Clay Matthews (USC)
20. DET - DE Aaron Maybin (Penn State)
21. PHI - RB Knowshon Moreno (Georgia)
22. MIN - WR Hakeem Nicks (UNC)
23. NE - LB Brian Cushing (USC)
24. ATL - DT Evander Hood (Missouri)
25. MIA - CB Darius Butler (Connecticut)
26. BAL - LB Connor Barwin (Cincinnati)
27. IND - WR Percy Harvin (Florida)
28. BUF - DE Robert Ayers (Tennessee)
29. NYG - TE Brandon Pettigrew ( Oklahoma State)
30. TEN - CB Vontae Davis (Illinois)
31. ARI - RB Chirs Wells (Ohio State)
32. PIT - C ALex Mack (California)

2009年4月23日

理想のドラフト

テキサンズ GM Rick Smith のプレスカンファレンスでの発言が公式サイトの方にアップされました。
http://www.houstontexans.com/news/Story.asp?story_id=5239
とても興味深い内容で、ドラフト前にうずうずしているファンにとっては一見の価値ありです。長いですが・・・。
曰く、このオフでの動きを振り返り、Antonio Smith の獲得と Eugene Wilson、Nick Ferguson 両Sとの再契約が大きかったとのこと。
そしてドラフトに向けては、テキサンズには今明確なニーズ(ポジションの穴)がないと明言しています。攻守ともに色々な局面でまだ向上の余地があるとも言っていますが。
確かに積極的なオフの動きで、数ヶ月前にシーズンを終えた当初からは明らかに戦力は整っており(少なくとも机上は)。ドラフト指名に幅が出てきたのは紛れもないところだと思います。
Rick Smith はそれ以外に、CBは毎年ドラフトしていて機会があればいつでも獲得する、優れるRBがいたら早い段階で獲得することも厭わない、一方で Slaton の控えとして今年こそは Chris Brown がその役を担ってくれるかもしれない、トレードダウンの可能性も当然ある、1位指名選手は即戦力となる人材を獲得する、既に10個のシナリオを想定したドラフトのシミュレーションを行った、というような発言をしています。
ドラフト前の大事な時期なので、GMが胸の内を素直に全部吐き出すとは考えにくいので、上記どこまでが本音かはわかりかねますが。
いずれにせよ、フロント陣は足並み揃ってしっかり準備ができているようで。どんな判断が下されるか、とても楽しみな週末です。

そんな中、テキサンズにとって何がベストなシナリオになるか、個人的に考えてみました。
チームニーズは、昨日アップしたように、パスラッシャーとランストッパーの獲得が最重要事項だと考えています。
が、残念ながら今年の面々を眺めていると、テキサンズが指名する15番目指名でぴったりくるDE/DTがいないという印象。
どころか、1巡候補の中にはいないかもしれません。
DEと言われる選手も、3-4守備のOLBにより合いそうなタレントばかりですし、DTでは B.J. Raji 以外(テキサンズ指名前に間違いなくとられているはず)で15番の投資に合うプレイヤーは見当たりません。Peria Jerry は良さそうな選手ですが、Amobi や TJ とタイプが似すぎているような感があります。
となると。巷でも言われているように、やはりベストはトレードダウンか、ということになりそうです。
去年もテキサンズは18位からトレードダウンして、26位指名権と3巡指名権、6巡指名権を獲得。
この3つの指名権で、Duane Brown、Slaton、Barber(いずれも今年はスタメン選手)と契約できたことを考えると、今年もできれば、と期待してしまいます。

● 大胆予想 - 理想のドラフト!?

R1
OLB : Clay Matthews/Brian Cushing
トレードダウン、1巡のDE/DTが弱いので補強ポイントであるOLB獲得

R2
DE : Robert Ayers/Michael Johnson/Lawrence Sidbury
パスラッシャーの獲得。この際、3rdDownでのラッシュ・スペシャリストでも可

R3
DT : Ron Brace/Fili Moala
RB : Shonn Greenne/Rashad Jennings/Andre Brown
トレードダウンして獲得した追加指名権で昨季同様RBを獲得!

R4
S : Darcel McBath/Chris Clemons

R5 OL
R6 CB
R7 誰でも可

こんなうまくゆくはずもないか・・・




2009年4月22日

テキサンズ補強ポイント

週末のドラフトに向け、テキサンズの補強ポイントを整理。
まずはじめに、オフの動きのおさらないから。

● 主な獲得選手
Antonio Smith(DE)、Dan Orlovsky(QB)、
Shaun Cody(DT)、Cato June(LB)、Buster Davis(LB)

● 主な放出選手
Morlon Greenwood(LB)、Ahman Green(RB)、Ephraim Salaam(OT)、Anthony Weaver(DE)、Will Demps(S)、Earl Cochran(DE)、Jeff Zgonina(DT)、C.C. Brown(S)、Mark Bruener(TE)、Demarcus Faggins(CB)、Sage Rosenfels(QB)

何といっても、Antonio Smith との契約、そして Sage の一年越しのトレードに注目が集まったこれまでのオフシーズンでした。
しかし、09シーズンに向け一番の動きは、選手の入れ替えではなくDCに Frank Bush を置いた人事になるかもしれません。
Kubiak 体制下でずっとリーグ下位に低迷している守備陣は、昨季もリーグ22位とまさに弱小。
プレイオフ戦線に残るためには何としても立て直しが急務です。

ということで、ドラフト。
世に出回っているMockドラフトの中には、1巡でRBやなんとWR獲得(ルーキー候補にタレントが揃っているとはいえ、さすがにそれはないかな・・・)というものまでありますが、まずテキサンズが注力するのはリーグ3位のオフェンスではなく、ディフェンス側になる、はずです。
そして、弱い守備を立て直すためにするべきこと。それは、
1、パスラッシュの強化
2、ラン守備の向上
の二点。ということで、ずばりディフェンスライン(DE、DT)の補強ではないかと個人的には思います。
※もちろんセカンダリーも強化が必要ですが、いかにDB陣にタレントを揃えても、フロントセブンが弱いと相手を止められないのがリーグの傾向です。

FA選手によりある程度のレベルアップははかれたと思いますが、Smith はこれまでの成績が示すように純粋なパスラッシャーではありませんし、Cody も期待高くNFL入りしたわりには0勝チームで補欠でしかプレーさせてもらえなかったというあたり、過度の期待はできないかなと思っています。
ということで、私が考えるテキサンズ補強ポイントはこちら:
  • DE : Mario と対をなすパスラッシャー
  • DT : DLでRBを止められる、サイズのあるランストッパー
  • S : パスカバーが出来る "Ball Hawk" タイプのプレーメイカー
  • OLB : Diles/Adibi の両スタメンに怪我の心配とパワー不足があるので、サイズのあるOLB
  • RB : デプス、Slaton のバックアップ
  • TE : ランブロックができるTE
  • OL : デプス
ドラフト指名位置とタレントとのバランスもあるので、上記必ずしも指名順とリンクするわけではなく、そもそもドラフトで補強もされない可能性もあります(Bush はじめフロント陣は、今のDTに比較的満足しているような印象を受けます)ので、あくまで私見になりますが・・・。いかがでしょうか。
ドラフト予想に関しては、また明日以降にUPします。


2009年4月21日

ドラフト予想未だできず

そろそろMockドラフトをと思っているのですが、週末からまたリーグ内でいろいろと動きがあり、なかなか踏み出せずにいます。
まず。PHIとBUFのトレード。
2度のプロボウル出場経験がある Jason Peters が、09年1巡指名(全体28位)、4巡指名(121位)と来年の6巡指名との交換で、BUFからPHIへと移籍しました。
PHIとは、2つの1巡指名権とテキサンズの1巡+2巡指名権をスワップするのではないかと一部で噂されていましたが、そのトレードはこれでお流れとなりました。
※もっとも、トレードダウンの相手として可能性がまったくなくなったわけではないと思いますが

そして、 ベテランWRの Torry Holt がこのほど、3年契約でJACと合意しました。
Jerry Porter と Matt Jones を手放したJACにとって喉から手が出るほど欲しかったWR。
32歳で動きに陰りの見え始めている Holt ですが、まだまだ安定した活躍ができる選手。
テキサンズにとっては要注意であるだけでなく、ドラフトでも先に指名権を持つJACが週末どうゆう動きに出るか注目されるところです。

その他、チーム内のニュースではエージェントを解雇した DeMeco がワークアウトに出てきました。
これで残るは Dunta。一部では、本人が長期契約をもはや望んでいないという憶測も飛んでおり。
ドラフト前、もしくはドラフト中にトレードされるのではないかという声もあがっているようです。
その場合は Malcom Jenkins を1巡で獲得する、という話が出ているようですが。どうなのでしょう。。


2009年4月15日

Amobi MRIか?

3年目DT Amobi Okoye がコンディショニングプログラム中に膝に違和感を覚え、医師の診断を受けました。
とりあえず現状では大きな心配はないとのことですが。
2週間ほど待って状態が良くならなければ、MRI検査を受けるとのことです。
2年目のジンクスか、昨年は期待した活躍ができなかった07年1巡指名の Amobi。
今年は真価が問われる一年で、Kubiak も守備側で注目すべき選手として挙げていただけに、気になるところです。
大事に至らないと良いですが。

スケジュール発表

レギュラーシーズンのスケジュールが発表になりました。
テキサンズ09年シーズンの日程はこちら:

WK01 09/13 vs NYJ
WK02 09/20 @ TEN
WK03 09/27 vs JAC
WK04 10/04 vs OAK
WK05 10/11 @ ARI
WK06 10/18 @ CIN
WK07 10/25 vs SF
WK08 11/01 @ BUF
WK09 11/08 @ IND
WK10 Bye Week
WK11 11/23 vs TEN *MNF
WK12 11/29 vs IND
WK13 12/06 @ JAC
WK14 12/13 vs SEA
WK15 12/20 @ STL
WK16 12/27 @ MIA
WK17 01/03 vs NE

去年、かなりハードなスケジュールで、おまけにハリケーンIKEの影響で大変な日程となっただけに、今年はリーグが大目に見てくれたのでしょうか。
フランチャイズの短い歴史の中でも、かなりテキサンズに優しいスケジュールが組まれたのではないかと思います。
まず、出たしの4試合のうち3試合がホームゲーム。今年はスタートダッシュをかけたいと Kubiak も明言していますが、願ってもない日程となりました。
本拠であるだけでなく、対戦相手も4試合とも、パス攻撃が決して強いとは言えないチームばかり。
弱いパスラッシュとセカンダリーが弱点(それ以外も弱点はありますが)のテキサンズ守備陣にとっては、連勝で勢いにのって自信をつけるチャンスでもあります。
シーズンの山場は、11月から12月頭にかけての、地区ライバルとの4連戦。ここでの出来が、プレイオフ進出への大きな鍵となりそうです。
このタフな連戦の合間に、宿敵TENとのMNFの前に、Byeをはさむことができるのもプラスだと思います。
そして、シーズン終盤、冬の間に厳しい季節の地域での試合がないのも特筆すべき点。
昨年のGB戦で勝利したように、極寒地での試合をテキサンズが苦手としているわけではないですが。パスが得意なチームだけに、影響の少ない場所で試合が出来た方がチームにとっては良さそうです。

今年こそはプレイオフ進出!期待大です!
※イージーな日程だけに、これで成績が悪かったら言い訳できないですね。。


2009年4月5日

Cato June

MLB Buster Davis に続き、Cato June と1年$1.5Mで契約しました。
Adibi とウィークサイドのOLBで先発の座を争うことになりそうです。
ヒューストンに招待時に契約がまとまらず、一旦は話が流れたかとも思えた June ですが、獲得に成功。貴重なデプスを補強することができました。
この急な合意、もしかしたらUSC選手のステロイド疑惑が関係しているのかもしれません。
情報が錯そうしておりまだ真偽のほどがわからないこの疑惑ですが、いずれにせよ June 獲得によりテキサンズの1巡指名候補はまた幅が広がったのではないかと思います。

2009年4月4日

Buster Davis とドラフト選手のドーピング疑惑

昨日話題に出した前INDの Buster Davis と契約したもようです。
07年3巡目指名でNFL入り(当時の所属はARI)した Davis は、昨季怪我の Gary Brackett にかわり3試合にMLBとして先発。
があまり良い結果を残せず、プレイオフのSD戦でも良いところなしでした。
NFLのミニマム契約での合意ということで、戦力というよりは完全にデプスの補強(DeMeco のバックアップになります)と言えます。

ドラフトが間近に迫ってきましたが、スカウティング・コンバインで何人かの選手、それも上位指名確実と言われている選手が違法薬物に引っかかったとの情報が流れております。
ステロイド使用が噂されているのは、Brian Cushing と Clay Matthews のUSC OLBデュオ。
また、マリファナ使用の疑いで B.J. Raji(DT)、Vontae Davis(CB)、Percy Harvin(WR) の名前が挙がっています。
特に Cushing と Matthews は、テキサンズ1巡指名候補として有力視されていただけに、もしドーピングが事実であれば、ドラフト戦略への影響は避けられそうにありません。

2009年4月3日

同地区内移籍

今後交渉の可能性をまだ残しつつも、Cato June のテキサンズ入りはひとまずお預けとなったもようです。
テキサンズとしては Adibi のバックアップとして獲得に乗り出したものと思われますが、金銭面で折り合いをつけるのが難しかったのでしょう。
が、元INDのLB選手でテキサンズが興味を示しているのはどうやら June だけではないようです。
Buster Davis、Tyjuan Hagler 両選手も近々ヒューストンに招待されるとの情報があります。果たしてどうなることでしょう。

そしてもう一人。こちらは獲得ではなく放出のニュース。
CB Demarcus(Petey) Faggins の新チームが決定しました。これまた同地区のライバル、TENです。
テキサンズ弱小セカンダリーの象徴かのように槍玉に挙げられることの多かった Petey ですが、TENはテキサンズに比べマンカバーよりゾーンディフェンスを使うチーム。
もしかしたらこちらの方が Petey にとっては良いかもしれません。新天地での活躍を祈ります。(もちろんテキサンズ戦以外限定で)
これでテキサンズオリジナルメンバーは Pitts と Brown の両名を残すのみとなりました。

2009年4月1日

Preseason Schedule

この一週間の動き。
プレシーズン4試合の対戦相手が発表されました。
8/13-16 @ KC
8/20-23 vs NO
8/31 vs MIN
9/4 @ TB

KCとNOとの2戦は日にちは未決定です。3戦目MIN戦はマンデーナイト、全米中継されます。
Sage が帰ってきます。Preseason 3戦目は一般的にスタメン選手が長くプレーする試合でもあるので、楽しみな一戦です。

FAの動きとして、OLB Cato June(前TB)との接触が一部で噂されています。
June はサイズは小さいですが、まだまだ衰えないスピードを武器に安定したプレーを見せるベテラン。
テキサンズLB陣は DeMeco、Diles(怪我明け)、Adibi(怪我明け)、Bentley、Thompson、Coley とデプスが薄く補強が急務となっているだけに、獲得できれば貴重な戦力となりそうです。値段が合えばの話ですが・・・。

週明け月曜から、オフ初のチームプログラムとなるコンディショニング・ワークアウトがはじまります。
参加必須のプログラムではないですが、Dunta と DeMeco が契約への不満を理由に欠席を公言しています。
早いところ長期契約を結んでほしいものです。