2010年11月25日

CONSISTENCY

例年以上に調子にムラがあるテキサンズ。
Up/Down の激しさはもはや特技と言って良いレベルに達していますが、シーズン通しての傾向にとどまらず、今季は試合中にまでそれが現れています。
下記は、今季WK11までの、各 Quater での得点分布。


1Q
2Q
3Q
4Q
Game
Total
33
47
65
96
241
Average
3.3
4.7
6.5
9.6
24.1

試合前半は平均で8得点であるのに対し、後半には16.1得点とほぼ倍の数字となっています。
ハーフタイムでよくアジャストしていると褒められれば良いのですが。
実態としては、前半眠ってて後半覚醒する、というような状況で、準備不足なのか、モチベーション不足なのか、はたまたプレーコールのせいなのか。
何にせよ、試合序盤でリードを許して、後半~終盤にかけて頑張って追い上げる、というのが今年のテキサンズのスタイルになっているようです。
上記同様に失点分布をはかると、前半では15.3失点、後半は13.4失点。
ボロボロの守備ではありますが、いつも後半に見せるオフェンス力を60分通して発揮できれば、点の取り合いでも勝てるという計算になります。
守備陣の崩壊が残念なシーズンの一番の原因になっていることは間違いないですが、オフェンスの苦戦も伺えるスタッツです。

2010年11月23日

WK11 結果 @NYJ

まあ何と言いますか。ワンサイドゲームになりそうなところを、オフェンスの踏ん張りと盛り返しで、白熱した見応えのある良い試合になったのがせめてもの救いです。
もちろん結果は、いつも通りパスでやられまくっての黒星でしたが。
NYJ最後のドライブ、タイムアウトなし、残り時間49秒で72Yds進まれ、逆転TDを献上。
その前のオフェンスシリーズで、Bentley のINTにより敵陣10Ydsから攻撃をするものの、FGしかあげられなかった時点で、かなり嫌な予感がしましたが。
予感だけにとどまらず、実際きれいにTDを許したあたり、もはや言葉もありません。
リーグを見回しても、この状態で逆転を許すチームは間違いなく今のテキサンズしかないと思います。
相手QBの Mark Sanchez は315Ydsと3TDの荒稼ぎで、QB Rate も100.2。
もはや当たり前になった光景ですが、さすがにここまで続くと失望や怒りを通り越して諦めの境地に入ります。
次戦はリライアントでのTEN戦。
Vince Young のIR入りと Kerry Collins の怪我により、先発QBは新人6巡指名の Rusty Smith になる予定。
この無名選手にまでやられたら、さすがに Kubiak も Bush をかばいきれないでしょう。
どころか、Kubiak 自身も、Bob McNair からようやく見放される可能性があります。

HOU 27 - 30 NYJ

[ HOU ]
Total Net Yards : 343
Penalties-Yards : 3-25
Time of Possession : 25:41
Total Turnovers : 1

[ NYJ ]
Total Net Yards : 401
Penalties-Yards : 4-39
Time of Possession : 34:19
Total Turnovers : 2



2010年11月21日

WK11 予想 @NYJ

去年の開幕戦で大敗したチーム。NYJがWK11の対戦相手です。
さあリベンジといきたいところですが、去年より戦力アップし充実しているNYJに対し、わがテキサンズは明らかに逆方向に進んでおり、下降の一途。
しかも敵の本拠地ということで、残念ながら4連敗が濃厚です。
充実したシーズンを送るNYJを象徴しているのが、QB Sanchez の成長ぶり。
今季既に昨季と同じ12TDをあげており、更にINTが6つのみと昨季トータルの14個を大きく下回る成績をおさめています。
ディフェンスを読む眼、パスの正確さ等に磨きがかかっている証拠でしょう。
また、ここ2週続きでオーバータイムというクラッチタイムでビッグプレーを出しているところから、ハートの強さも本物。
勢いの差だけとっても、テキサンズにとっては非常に嫌な相手です。
もっとも、今のテキサンズの守備相手では、誰がQBだろうと Peyton Manning 並みの活躍を献上しているのが悲しい事実。
勝つためには、点の取り合いに持ち込むしかありませんが、Derrelle Revis 以外にもタレントが揃うNYJは相変わらず強力で、その壁を崩すのは至難の技。
なんとか Arian にボールを持たせて、時計を使いながら攻撃チャンスを広げていきたいところです。
この試合、キーマンとなるのはテキサンズの 3rd WR。といっても期待したいのは Jacoby ではなく、David Anderson。
Jacoby にデプス上抜かれ、今年は出番がめっきり減ってしまった Anderson ですが、ドロップを繰り返しなかなか期待通りの活躍が見られない Jacoby に対し、限られたプレータイムで確実に与えられた仕事をこなしています。
NYJのマークも緩くなるはずで、そこの隙をついて、3rd Down シチュエーションでは Anderson をターゲットにオフェンスを組み立てるべき。
特にNYJは、この記事で分析されているように、強力な守備陣にあって、LB陣のパスカバレッジが唯一の弱点。
Revis と Antonio Cromartie と両サイドのパスカバレッジが強烈なだけに、ここで書かれている通り、弱点とされるフィールドの中央を狙って、Anderson 得意のスラント・ルートにパスを合わせる方がダウン更新率が高くなるのではないかと思います。
さてこの試合、体調不良の Zac Diles にかわり新人の Darryl Sharpton が先発WLBに入るとのこと。
また先発LBの怪我か、という気はする一方で、Diles は今季ボロボロなだけに、Sharpton 先発は実は良い方向に転ぶのではないかという淡い期待もあります。
何も失うものはない選手なだけに、思い切ってぶつかっていってほしいと思います。

予想 : (LOSE) HOU 17 - 27 NYJ

2010年11月20日

JETS狂さん特別インタビュー

当ブログ初のインタビュー企画!
WK11のNYJ戦を控え、NYJファンであられるJETS狂さんからお話をうかがうことができました。
JETS狂さんブログ「JETS狂の宴」 http://jets.main.jp/nfl/

Q1. 史上初の2試合連続OT勝ちをおさめ、波に乗るNYJですが、その強みは何だと思われますか?
ぶっちゃけ運です。ブロンコス戦はラストの反則、ライオンズ戦はエクストラポイントがハズれたおかげで勝利しました。 しかし運で勝てる展開に持っていく安定した自力がついた事も大きいと思います。

Q2. テキサンズがこの試合勝つためには何をすれば良いでしょうか?NYJの弱点や不安材料があるとしたら何だと思われますか?

難しい質問ですね。ボールを敵に向かってハタかない事でしょうかw。 NYJの不安要素はランがそこそこ出ないと攻撃が軌道に乗らない所ですね。パッカーズ戦がいい例です。あとキッカーのニック・フォークが簡単なFGを外す不安定なの所も最近はあります。

Q3. この試合もしくは今季の、JETS狂様が挙げるNYJの注目選手は誰でしょうか?
トムリンソンやホームズ、リーヴィスなどタレントが豊富ですが、ずばりWR"ブレイロン・エドワーズ"です。 序盤の不利な展開を一発で立て直し、いい形で後半に繋げる彼の役目は大きいです。

Q4. ずばりこの試合の予想結果を教えて下さい。
悪いですが 24-10でジェッツ!。 最近の心臓に悪すぎる試合が多いので2ポゼッション差以上の体に優しい展開を希望。

Q5. NEと熾烈なAFC East覇権争いを繰り広げているNYJですが、残る後半、どんなシーズンになると思われますか?シーズン展望を教えて下さい。
このまま両者勝ち続けてWeek13で激突。そしてJETSが勝つ!。しかし互いにプレーオフを勝ち上がりチャンピオンシップでまた激突。そしてまた勝つ!。 SBも制覇してハッピーエンド!

Q6. 最後に、JETS狂さんよりメッセージ:

まず初のインタビュー企画を光栄に感じております。そして返答がチープでゴメンナサイ。 「JETS狂の宴」のコンセプトは「初心者にも優しく楽しく」。そして「適当」なのでディープなファンには不快な部分もあるかもしれませんが、そこはどうかご勘弁を。
NFLは日本人選手もいないし、ニュースで取り上げられる事は無いので普通の人が見るキッカケを持ちにくいスポーツです。 だからこそ我々NFLブログは国内のNFL人口を増やす重要な手段だと思っています。
応援するチームは違えどブログを書く人も見る人も、みな日本では稀少なNFL共同体。
今後ともヨロシクお願いいたします。m(_ _)m


以上になります。
現在AFC首位と羨ましくも快進撃を続けるNYJ。
JETS狂さんは「運」と謙遜(?)されていましたが、AFC Championshipまで進出した去年より更にパワーアップし、攻守のバランスがとても良いチームに仕上がってきているように感じます。
昨年までの強力守備に加え、QB Sanchez の成長もあり、ランオフェンスも優れ。
テキサンズとしてはとても厄介な相手ですが、なんとか良い試合ができればと思います。
JETS狂さん、お忙しい中インタビューに応じて頂きありがとうございました!

2010年11月16日

WK10 結果 @JAC

これにて終了。シーズンを決定づけたと言っても過言ではない、とどめの一発。
Rosencopter や記憶に新しい Kris/Chris Brown の失敗伝説に続き、また新たな歴史的失態が誕生しました。
残り時間0秒での、50Ydsの Hail Mary TD を食らっての敗戦。
一躍ヒーローとなった WR Mike Thomas も、ボールが転がり込んできたことに一瞬戸惑ったかのように見えました。それだけ信じがたい結末でした。
ミラクルな大プレーによるJACの勝利、と色々なところで話題になっていますが、テキサンズファンであれば、そうは感じていないはず。
確かにあの Hail Mary、G.Q. もボールをはたき落としにしても、もっとうまく出来ただろうというのはありますが。
決してあのプレーで負けたわけではなく、進歩のないいつも通りの体たらくで、負けるべくして負けたのがJAC戦でした。

- タックルのできないセカンダリー/LB。
- パスカバーのできないセカンダリー。

- パスラッシュどころかランも止められないDL。

- 何故か繰り返されるソフトなゾーン守備に、テレビで見ててもわかるブリッツパッケージ。
- 一番いらないタイミングでの無意味な反則。
- 一番の武器がラン攻撃であることに未だに気付かないコーチ陣。
- 前半を練習と勘違いしているオフェンス陣/コーチ陣。
- 3rd Down の度にパスを落とすWR。
- 唯一の仕事であるにもかかわらず、ボールをしっかり蹴れないベテランP。

プレーオフどころか、次の一勝も怪しい雰囲気になってきました。
そしてスケジュールも益々険しくなるばかり。
NYJ、TENに次いで3週間後には Vick と対峙。嬉しくないことに新たな歴史の目撃者になるかもしれません。

HOU 24 - 31 JAC

[ HOU ]
Total Net Yards : 395
Penalties-Yards : 8-49
Time of Possession : 24:37
Total Turnovers : 1

[ JAC ]
Total Net Yards : 491
Penalties-Yards : 8-62
Time of Possession : 35:23
Total Turnovers : 0


2010年11月14日

WK10 予想 @JAC

地区最下位をかけたライバル対決。負けた方は4-5となり、地区成績も1-2とプレーオフ進出がかなり難しい状態になります。
とても重要な一戦ですが、相手は Bye 明け、かつJACの本拠地ということでかなり厳しい対戦となりそうです。
JACといえば、かつてはテキサンズが得意としていた相手ですが、ここ最近は猛追を許し、今や対戦成績は8-8と全くの5分。
しかしながら、昨季の2敗も含め、Schaub がQBのときは実に0-4と負け続けており。
一方でJACの QB Garrard はテキサンズ相手に先発した試合で5-2と勝ち星先行しており、パスでも足でも好スタッツを残しております。
そしてその Garrard、安定感にかける選手ですが、Bye 前のWK8にはDAL相手とはいえ(テキサンズはそのDALにも負けましたが…)、チーム記録の4TDに157.8 QB Rateと未だ衰えていないことを証明してみせました。
JACと言えば、RB Jones-Drew が最大の武器ですが、Garrard を止められるかが、この試合大きなポイントとなりそうです。
今季目覚ましい活躍を見せている TE Marcedes Lewis は要注意で、Garrard のスクランブルにも気をつける必要がある。
ここ2戦での不発を受け、Cushing がSAMに戻るとされていますが、テキサンズLB陣がどれだけ良い動きを見せられるかが鍵となりるかと思います。
オフェンスの方では、Schaub-A.J.の爆発に期待。
テキサンズほどでは当然ないものの、JACも267.1Yds/Gで被TDが17とパスカバレッジに大きな課題を抱えています。
SchaubとA.J.のビッグプレー、更にはここ3試合レシーブがない Walter も、O.D.の不在を埋める活躍が期待されます。
点の取り合いとなりそうですが、最終的には Pollard か K.Jax のボーンヘッドで逆転TDを許すような嫌な予感が…。

予想 : (LOSE) HOU 27 - JAC 31


2010年11月12日

Jason Allen

CBに動き。
MIAをカットされた Jason Allen が、テキサンズに加入しました。
2006年のドラ1巡、全体16位指名でMIA入りした Allen ですが、大成せず。
この度、Al Harris との契約に伴い、押し出されるようにカットされたところを、テキサンズが拾った形になります。
Nick Saban('06当時のMIAコーチ)に認められた1巡指名CB…どっかで聞いたことあるような話ですが。。
怪我明け36歳の大ベテランのかわりにカットされるあたり、実力のほどが垣間見え、過度の期待はできないですが。
Bust とは言え、そこはかつての1巡指名選手。
力はあるはずなので、心機一転、新たな環境で目覚めてくれることを期待します。
Dom Barber のIR入りもあり、まずは、スペシャルチームで、即戦力として貢献してくれることと思います。


テキサンズ史上最強RB

大爆発の兆候はありました。
プレーオフ進出に望みをかけた昨季最終戦で、NE相手に100Yds越えラッシング。
年が明け、今季。スターターになった Arian Foster ですが、これまでの短いキャリアで8回先発し、うち5回で三桁 RushYds を記録しています。
しかも、ミーティングに遅刻してベンチスタートなった今季OAK戦でも133Ydsのおまけ付き。
WK9を終えリーグのリーディングラッシャー、流石にそこまで活躍するとは思っていなかったものの、プレシーズンでの走りを見ながら、個人的には今季大ブレークする選手だと思っていました。
※余談ながら、リーチと言われる中、Fantasy Football のドラ6巡で Foster を獲得し、そのおかげで現在リーグ首位を独走中です。
ルーキーセンセーションだった Slaton の新人年や、テキサンズのラッシング記録を持つ Domanick Davis と比較しても Foster のスタッツは目を見張るものがあり。
これから後半戦にかけ、どれだけ成長するかが楽しみです。

が、一方で。無名だった Foster もこれからは各チームからのマークも厳しくなることが予想され。エースとしての力が試されることになります。
A.J. らレシーバー陣が本調子でない今、プレーオフ進出に向けたわずかな望みは、この男にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
心配なのは、怪我と、ファンブル。大学時代、怪我で sophmore シーズンの大半を棒にふった過去もあり、パワフルなランニングスタイルからも、16試合の長丁場に身体が耐えられるかという不安がつきまといます。
また、身体からボールを離して走る姿が目につくので、Slaton も苦しんだファンブル癖がついてしまわないかとやや心配ではあります。
このまま活躍を続ければ、Pro Bowl は間違いなし、最優秀オフェンス選手のタイトルも決して夢ではないと思うので、なんとか頑張ってほしいと思います。

● スタッツ比較

Rushing
Receiving
Att
Yds
Yds/G
Avg
Lng
TD
Fum
Rec
Yds
Yds/G
Avg
Lng
TD
Foster
157
864
108.0
5.5
74
9
1
32
315
39.3
9.8
50
1
Slaton('08)
268
1,282
80.1
4.8
71T
9
3
50
377
23.5
7.5
46
1
Domanick Davis('04)
302
1188
79.2
3.9
44
13
2
68
588
39.2
8.6
38
1


2010年11月11日

パス守備

シーズンの折り返し地点を迎え、いつもと同じように4-4という成績。
開幕戦でINDに大勝利したのももはやはるか昔のことに感じます。
前半戦の戦いっぷりを振り返ってみると、嫌でも目につくのが失点の多さとパス守備のずさんさ。
昨季は開幕当初ラン守備の方がボロボロで、Bernard Pollard らの投入により立て直しに成功しましたが。
今季はパスカバレッジがひどい状態で、若いCB陣だけでなく、その Pollard を筆頭に Safety 陣もいいようにやられており、全く先が見えない状態となっています。
これから後半戦、益々スケジュールは厳しくなるばかりで、何としてでもパス守備を引き締めないと、プレーオフ進出は今季もまた儚い夢となりそうです。

今季前半8試合で対戦相手QBの成績:

WK
QB
Comp
Att
Pct
Yds
Avg
TD
Int
Sck
Rate
1
P.Manning
40
57
70.2
433
7.6
3
0
2
109.8
2
D.McNabb
28
38
73.7
426
11.2
1
0
3
119.0
3
T.Romo
23
30
76.7
284
9.5
2
0
0
127.6
4
B.Gradkowski
24
39
61.5
278
7.1
2
2
4
78.8
5
Eli Manning
27
42
64.3
297
7.1
3
2
0
89.1
6
M.Cassel
20
29
69.0
201
6.9
3
0
1
122.9
8
P.Manning
26
45
57.8
268
6.0
2
0
1
89.9
9
P.Rivers
17
23
73.9
295
12.8
4
1
1
137.2

2010年11月8日

WK9 結果 vs SD

IND戦の反省を生かし、Arian のランを多用したまでは良かったですが。
その勢いも試合終盤には失速してしまいました。
キーとなる 4th Down でダウン更新の失敗があり(しかも2度も)、「Calvin Johnson」ルール等により、レッドゾーンでTDではなくFGに抑えられたこともあり、珍しいA.J.のドロップからのINTもあり。
肝心なところで詰め切れなかったオフェンスですが、そんなことよりやはりパス守備。
ひどいひどいとは言われていますが、シーズン中盤にきてもこの状態。
なんだかんだでちょっとずつ良くなっていくのではないかと個人的には淡い期待をしていましたが。
不本意ながら、認めざるをえません。
この守備、本当に記録的にボロボロです。
Randy McMichael と Seyi Ajirotutu がともに2TD。
…というかこの二人は誰?SDファン以外で知っている人がいるのかというくらいの(失礼)選手。
Bye 明けでよくなるどころか、先週のIND戦に続き、怪我による代役選手がまるで殿堂入り選手かのように、ビッグスタッツを許すあたり、テキサンズ守備の限界を見たような気がします。
ドラフト外新人の Ajirotutu にあっさり抜かれて、55YdsのTDパスを許すドラ1巡指名選手。
Kareem Jackson、かなり笑えない域に達しています。
プレーオフ進出はおろか、今後一勝もできるか、かなり不安になってきました。

SD 29 - 23 HOU

[ SD ]
Total Net Yards : 367
Penalties-Yards : 6-62
Time of Possession : 26:11
Total Turnovers : 2

[ HOU ]
Total Net Yards : 391
Penalties-Yards : 4-31
Time of Possession : 33:49
Total Turnovers : 1



2010年11月7日

WK9 予想 vs SD

IND戦の痛手が思いのほか大きく、ブログの方もすっかり更新が滞ってしまいました。
しかしくよくよしている間もなく、Monday Night 明けということもあり、早くも次なる試合がめぐってきました。
リライアントでのSD戦。そして、この試合は間違いなく Must Win ではないかと思います。
現在テキサンズは4-3でAFC8位。SDは3-5でAFC12位。
負けたら5割に戻るだけではなく、強豪SDに白星で並ばれます。
同じAFCに所属するチームとして、ともにプレーオフ進出に向けた大きな山場となることは間違いありません。

テキサンズにとってわずかながらの朗報は、TE Antonio Gates が怪我により出場が微妙であること。
ただし、主砲を失ったチーム相手でも、テキサンズ守備にとって大差ないことは先の試合で証明済み。
この試合、勝つためにはやはりオフェンスに頼るしかありません。
そしてそのオフェンスが機能するためには、ランを出すこと。
Arian は一試合平均のランで現在105.3Yds/Gと Darren McFadden、Adrian Peterson に次いでリーグ3位の好成績をおさめていますが、一方でキャリー数はわずか18.6Att/Gとリーグ12位。
チーム全体のランオフェンスも、136.0Yds/Gとリーグ5位を誇っているにもかかわらず、25.6Att/Gはリーグ20位となっております。
IND戦でも前半パス17回、ラン9回というプレーコールで、早々にランを放棄したことが完敗に繋がった要因の一つであると言えます。
これを教訓に、SD戦ではランを主体に、バランス良い攻めを展開してほしいと思います。

予想 : (LOSE) SD 34 - HOU 28

2010年11月3日

WK8 結果 @IND

キーマンに挙げた Mario ですが、不発に終わりました。
試合開始早々からQBにプレッシャーをかけていたのはINDの方で、とどめを刺したのも Freeney のSCKとFF。
終わってみれば、17対30の完敗でした。
相変わらずのひどい守備に、安定感を欠くオフェンス。
そして、一番の問題はプレーコールとゲームコントロール。
個人的にはこれまでコーチ陣の肩を持ってきましたが、ほぼ補欠選手の集まりであったIND相手にこの試合内容をみると、さすがに疑問を感じずにはいられません。
これで4勝3敗とまだ5割越えはしているものの、振り返ってみると、大逆転勝利に終わったWASとKC戦はミラクルに近く、ほぼ負けていた試合。
今頃2勝5敗であってもおかしくない状態です。
これからスケジュールは益々厳しくなるばかり。
暗雲立ち込めるシーズン後半のスタートでした。

HOU 17 - 30 IND

[ HOU ]
Total Net Yards : 291
Penalties-Yards : 5-30
Time of Possession : 23:35
Total Turnovers : 2

[ IND ]
Total Net Yards : 366
Penalties-Yards : 9-69
Time of Possession : 36:25
Total Turnovers : 0