2011年7月30日

セカンダリー強化

テキサンズファンであれば、間違いなく心躍ったであろうFAの幕開け。
CB Johnathan Joseph (5yrs, $48.75M, $23.5M保証)と、S Danieal Manning (4yrs, $20M, $9M保証)。
わずか数時間の間に、スターター二人を獲得し、弱小セカンダリーの強化に成功しました!
Joseph は Nnamdi Asomugha ではないものの、FAの中で Nnamdi に続くCBのタレント。
Nnamdi より安価で、3つも歳が若いことを考えると、大々満足の決定です。
色々なところで書かれていますが、$23.5Mの保証額は、昨オフに Dunta ’Pay Me' Robinson が拒否した契約額とほぼ同等。
ともに South Carolina 大出身なこともあり、何か奇妙な縁を感じます。
弱小DBに2010年シーズンは苦しみましたが、一年経って Dunta にかわって Joseph がエースCBに。
実際シーズンがはじまってみないことにはわかりませんが、今年はうまくいくでしょう。

そして Manning。
名前だけとるとどこぞの#18が思い出されてしまいますが、これまた貴重な戦力。
GQとのタッグで、守備の最後の砦である Safety陣のパスカバー能力も大幅UPしました。
それに加え Manning の魅力のもうひとつがKR。
Slaton が自陣1ヤードのKRをする恐れがないというだけで一安心です。

守備の主力選手はこれで駒が揃いました。
Orlovsky カットの話や、Amobi と David Anderson のトレード話が聞こえてきましたが、あとはここからキャップをあけるためのスリムダウンがはじまります。
ルーキーとの契約も残っているので、最後の大物FA、FB Vonta Leach の再契約は難しいかもしれません。




2011年7月29日

遅ればせながら…ロックアウト終了!

ブログ記事としてはだいぶ出遅れていますが、今週ついにNFLのロックアウトが終了。
とともにはじまったのが、選手争奪争い。(もっとも、厳密にはFA契約は現地時間金曜までお預けとのことですが)
2011年のシーズンを迎えるにあたって、大変重要な、激動の1週間になります。
そんな中でわがテキサンズの動きとしては、今のところ比較的おだやか。
WR Jacoby Jones と OT Rashad Butler、そして控えQB Matt Leinart とサイン。
特に Butler はバックアップとして貴重な人材で、流出必須と思われていただけにかなり嬉しいサプライズでした。
今季はロックアウトで開幕までの準備期間も少ないだけに、せめてオフェンスだけは昨年と同じ顔ぶれで、磐石な体制で臨みたいものです。
一方で、どう転ぶか先がみえないのが守備陣。
果たしてこの短期間で、新DC Wade のディフェンスは完成するのか?そして最大の弱点であるセカンダリーの補強は?
サラリーキャップの制限から考えて、Nnamdi Asomugha のテキサンズ入りは個人的にはないかなと思っています。
タレント的には見劣りするものの、Carlos Rogers や Ike Taylor あたりのベテランCBを補強し、キャップを残してFB Vonta Leach ともサイン、というのが理想でしょうか。
残るは Safety、Eric Weddle は高額契約でSDに残留しましたが、まだまだ人材はいます。
Dawan Landry あたりが、GQの隣にいると心強いですが。果たしてどうなることでしょうか。
引き続き、この数日間の動きは要チェックです。