2012年5月10日

ドラフト三日目プレーバック

いよいよOTA間近!
が、ブログ更新をサボってドラフト最終日の結果をまとめていなかったので、ここで簡単にプレーバック。

● Ben Jones (C, R4, 99)
R3の Brooks に続きOLを補強。規格外 Brooks と比べるとこちらはテキサンズらしいと言えばらしいピック。ゾーンスキームにフィットしそうで、SECで50試合近くスタメンを張り続けた実績と、Kubiak 好みのハードワーカーでリーダータイプの選手。いずれは Myers の後継となれそうなタレントですが、開幕ロースター入りのためにはCだけではなくOGも覚える必要があるでしょうか。

● Keshawn Martin (WR, R4, 121)
二人目のWRでKRもこなせるスピードスター。Jacoby が放出されたこともあり、リターナー、そして slot レシーバーとして即戦力の期待がかかります。何となくR3の Posey より早くチームに貢献しそうな予感。

● Jared Crick (DE/DT, R4, 126)
かの Mel Kiper をはじめ多くのアナリストが今ドラフトのスチールとして挙げているのがこの Crick。怪我がなければ1巡指名もあり得たというタレントの持ち主で、サイズでは劣るもののプレースタイルは J.J. Watt に似たものがあるとか。怪我の影響はないようですし、DC Wade の有能な駒がこれでまた一枚補強されました。OLBにDEと、パスラッシュはこれで磐石。

● Randy Bullock (K, R5, 161)
Rackers の後釜に座ることになる地元ヒューストンのスター。フランチャイズ史上初のドラフト指名キッカー誕生。技術はありそうなので、あとはメンタル面でプロレベルで通用するかというところですが。一応の保険としてベテラン Shayne Graham もチームに招いたし、まずは問題なしというところでしょうか。

● Nick Mondek (OT, R6, 195)
最後の指名は3人目のOL。DLからOLに転向した過去をもつあたり、これまたテキサンズ好みのバーサタイリスト。Practice Squad で成長具合を試すことになると思いますが、OTはデプスが薄いこともありキャンプでのがんばり次第では昨季R7の Newton のようにアクティブロースターに残る可能性もあります。

ということで、今ドラフトは8指名中5人がオフェンスと攻撃側に重点をおいた指名となりました。
ただ守備側も1巡指名の Mercilus に、大化けしそうな Crick と、しっかり補強。
ドラ指名された選手以外にも、次のA.J.と豪語するWR(Dwight Jones)を筆頭に面白そうなルーキーがまだまだいますし、これからのポジションバトルも楽しみになってきました。