2010年11月21日

WK11 予想 @NYJ

去年の開幕戦で大敗したチーム。NYJがWK11の対戦相手です。
さあリベンジといきたいところですが、去年より戦力アップし充実しているNYJに対し、わがテキサンズは明らかに逆方向に進んでおり、下降の一途。
しかも敵の本拠地ということで、残念ながら4連敗が濃厚です。
充実したシーズンを送るNYJを象徴しているのが、QB Sanchez の成長ぶり。
今季既に昨季と同じ12TDをあげており、更にINTが6つのみと昨季トータルの14個を大きく下回る成績をおさめています。
ディフェンスを読む眼、パスの正確さ等に磨きがかかっている証拠でしょう。
また、ここ2週続きでオーバータイムというクラッチタイムでビッグプレーを出しているところから、ハートの強さも本物。
勢いの差だけとっても、テキサンズにとっては非常に嫌な相手です。
もっとも、今のテキサンズの守備相手では、誰がQBだろうと Peyton Manning 並みの活躍を献上しているのが悲しい事実。
勝つためには、点の取り合いに持ち込むしかありませんが、Derrelle Revis 以外にもタレントが揃うNYJは相変わらず強力で、その壁を崩すのは至難の技。
なんとか Arian にボールを持たせて、時計を使いながら攻撃チャンスを広げていきたいところです。
この試合、キーマンとなるのはテキサンズの 3rd WR。といっても期待したいのは Jacoby ではなく、David Anderson。
Jacoby にデプス上抜かれ、今年は出番がめっきり減ってしまった Anderson ですが、ドロップを繰り返しなかなか期待通りの活躍が見られない Jacoby に対し、限られたプレータイムで確実に与えられた仕事をこなしています。
NYJのマークも緩くなるはずで、そこの隙をついて、3rd Down シチュエーションでは Anderson をターゲットにオフェンスを組み立てるべき。
特にNYJは、この記事で分析されているように、強力な守備陣にあって、LB陣のパスカバレッジが唯一の弱点。
Revis と Antonio Cromartie と両サイドのパスカバレッジが強烈なだけに、ここで書かれている通り、弱点とされるフィールドの中央を狙って、Anderson 得意のスラント・ルートにパスを合わせる方がダウン更新率が高くなるのではないかと思います。
さてこの試合、体調不良の Zac Diles にかわり新人の Darryl Sharpton が先発WLBに入るとのこと。
また先発LBの怪我か、という気はする一方で、Diles は今季ボロボロなだけに、Sharpton 先発は実は良い方向に転ぶのではないかという淡い期待もあります。
何も失うものはない選手なだけに、思い切ってぶつかっていってほしいと思います。

予想 : (LOSE) HOU 17 - 27 NYJ

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