2012年9月18日

WK2 結果 @ JAX

いや、試合前に一瞬抱いた不安も何のその。
同じ20点差とは言え、WK1とは違って試合内容でも圧倒したWK2の大勝利でした。
スタッツとしては43:17にもおよぶボールポゼッションが全てを語っています。
この試合、WK1で不発に終わったランが面白いように決まり、Arian と Ben 合わせて184Yds/3TDと走りまくり。
MIA戦の課題を完全に克服するとともに、地味ではありましたが、JAX守備をよく見て堅実に対応した Schaub のショートヤーデージ・パスも冴え渡り、安心して観ていられる試合でした。
いまやチームの顔となった強力守備も存分に本領発揮。
前半でのJAXのパス攻撃は何と-4Yds。
Gabbert が進化しているという煽りもどこへやら。
テキサンズ守備の前には完全に沈黙し、Gabbert はゲームを終えることすら叶いませんでした。
どうやら怪我をしたことによる交代のようではありましたが、あまりに機能していなかったので引っ込められたのでは、と密かに勘ぐっています。
終わってみればフランチャイズ記録となる117TotalYds に押さえ、3rd Down でも0-9と完封。
JAXは怪我人に悩まされている不運があるとは言え、敵地で同地区ライバルへのこの完勝は、やはりチームとしてのテキサンズの底力を感じさせます。
試合中特にファンとして心強かったのは、TDを奪われた直後のドライブで、9分以上も時計を進めた上で80Yds進み7点をすぐ取り返したこと。
やられたらすぐやり返す、精神面での成長を感じました。
もっとも、後半開始早々の出だしの悪さはWK1に続き要改善ではありますが。。
この試合のMVPは、オフェンス側は Ben Tate。
Arian とはまた違ったスタイルで、爆発力にパワーも兼ね備えたランは確実に相手守備の体力を削ってくれ、テキサンズにとっては大きな武器となりました。(怪我だけがちょっと心配ですが)
そして守備側はやはりこの人 Watt。
38プレーしかディフェンスの出る幕がなかったこの試合ですが、限られた守備回数の中で Watt の活躍は出色の出来栄え。
その働き、数字にしてチーム最多の5タックルに、1.5サック、1ファンブルリカバリー、3QBプレッシャーに2パスディフレクト。
この勢いを続ければDPOY、現実になるかもしれません。
その前にまずは Peyton Manning との初対決が楽しみではありますが。

(WIN) HOU 27 - 7 JAX

3 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。

何より良かったのはawayであれだけの内容が出せたことでしょう。JAXというチームにもGabbertにもいやな意識を植え付けられたのではと思います。これで今後の試合もやりやすくなるでしょう。QBのスタッツは目立ちませんが、ディフェンスがしっかりしてランが出れば試合は勝てるという証左で、古いスタイルかもしれませんが、安定した内容でした。

kropotkin さんのコメント...

ランがしっかり出て勝てたのでKubも納得の勝利だったように思います。
ブーツもなかったですし、O#の引き出しを残したまま勝てたのは大きい。

そしてTateは本当によかったですね。
どうしてもキャリーは少なくなってしまいますが、
腐らずに今後もがんばってほしいです。

相手関係もありますが、D#はWeek2終わってダントツの1位。
フロント7だけでなく、セカンダリーもかなり充実してきて頼もしい限りです。

texamaniac さんのコメント...

Gabbertは完全に自信をなくしているかのような立ち振る舞いで、かなり視野も狭まっているように感じられました。苦手意識は間違いなく植えつけられたのではないかと思います。
ディフェンスは、kropotkinさんが仰るように、確かにセカンダリーもよかったですね。話題のルーキーWRを、K-JAXが完封していましたが、見ていてかなり安心感がありました。