2009年9月30日

依然闇の中

Frank Bush 就任時の記事。
http://texamaniac.blogspot.com/2009/01/frank-bush.html
悲しいかな、就任時に抱いた不安が3週を過ぎた時点で見事に現実のものとなってきました。
JAC戦翌日の会見で、Kubiak はセカンダリーとDLで新選手の起用を試みるというような発言をしました。
先日サインした S Bernard Pollard、Practice Squad の Tim Jamison、Jesse Nading らの名前が挙がっているようです。
まあこれ以上ないというくらいの酷い状態なので、何とか打開しようと色々試すのは良いことですが。
タレントをかえればうまく回るというような状況ではないように思えます。
事実、タレントだけを客観的に見れば、昨季と比べ特にLB陣の層は厚くなっていますし、DLでも Barwin や Antonio Smith を補強、抜けた T.J. も Shaun Cody と比べるとどっこいというところで、間違いなく選手層は厚くなっていると言えます。
※DB陣は弱小でタレントがあるとは言えませんが、去年と比べると遜色ない
にもかかわらず、この結果。開幕週だけならいざ知らず、3週続くとどこかに致命的な問題があるとしか考えられません。
コーチでしょうか?プレイコールでしょうか?チームの若さでしょうか?新スキーム習得までのラーニングカーブでしょうか?
それがわかって解決に乗り出せるまでに、シーズンの大勢が決まっていないと良いですが…。
Frank Bush 体制で乗り出したはじめの3戦で、チーム守備はリーグ最下位。'06年の Richard Smith 初陣のときも同様。
当時と同じ道を歩み、6-10で終わらないことを祈るばかりです。

怪我人情報:
ゲーム中気がづきませんでしたが、LB Chaun Thompson が膝の怪我で離脱しました。手術の可能性が高く、IR入りの噂もあるようです。
WK1で2つの無駄な反則はありましたが、Thompson はスペシャルチームの主力の一人。スペシャルチーム自体があまり日の目を見ないので地味な働きではありますが、今季のカバーチームはなかなか頑張っていただけに、欠けた場合の影響が心配です。





3 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
ディフェンス改善の兆しは、全く見えませんね。コーチにもプレイコールにもスキームの習熟にも問題があると思いますが、どこから手を付ければ良いのやら、、、こういう時こそpro bowlerたちに期待するしかないです。MarioがガンガンプレッシャーをかけてDeMecoが切れ切れのプレーをすれば、DTやDBの負担も減るでしょう。何とか光明をと思います。

クロポトキン さんのコメント...

藁にもすがるとはこのことですね。選手をやりくりしたところで何も変わらない気がします。基本的なスキームは去年のままでLBを前目にしたのでロスタックルも出るけど、ビッグプレイも多いというのが原因と個人的には睨みます。なので結局は去年と同じやり方に戻すしか手がない気がします。

それと各ユニットはところどころで素晴らしいプレイは見せています。なのにユニットが有機的に繋がっていないように思います。これはコーディネーター職に問題ありと見ますがどうでしょうか?プレイオフを目指すなら荒療治も必要かもしれませんね。

texamaniac さんのコメント...

Marioですが、抜群の身体能力は随所に見られましたが、JAC戦でルーキー相手に不発だったのが実は少し気になっています。審判が気付かないホールディングでも受けていたのでしょうか。身体能力に頼るラッシュが多くて、安定感を増すためにはMarioと言えどもテクニックを磨く必要があるのかもしれません。
Bushの守備は、ラインに守備選手をスタックしてプレッシャーをかけるのは良いですが、ひねりがなくて見た目に明らかなのが問題かなと思います。正直、テレビの画面を通して自分で見ていてもどこからラッシュが来るのかがほぼ読めます。とにかくQBにプレッシャーをかけないと、と各選手やコーチの気も急いているのか。