弱いディビジョンのため5-8ながら未だ辛うじてプレイオフ進出の望みがあるものの、昨季13-3でNFC決勝まで進んだことを考えると、ファンにとっては期待を大きく裏切るシーズンとなってしまいました。
この勝負弱さ、オフにGM Ted Thompson とヘッドコーチ Mike McCarthy が決断した Favre 放出、Rodgers 主体のチーム作りが裏目に出たと一部で言われています。
もっとも、GBの負けは相手を止められないディフェンスが原因。
スタッツを見ても Rodgers とオフェンスは頑張っていますし、長期的にみても、先の短い Favre より Rodgers をというフロント陣の考えも理解はできます。
一方、Favre を獲得したNYJは、現在8-5で AFC East の首位。十分にプレイオフが狙える位置にいます。
が、実はこの動きで最も得をしたのはNYJからはじき出された Chad Pennington を獲得したMIAかもしれません。
昨季わずか1勝しか出来なかったチームが、新人コーチのもとNYJと並ぶ8-5でプレイオフ戦線真っただ中。
劇的にチームが向上した一因として、ミスの少ない Pennington のQBプレイがあります。
それにしても、一年でこの変わりよう。テキサンズとしては羨ましい限りです…。
QB比較 (Schaub と Sage はおまけ)
Player | Team | Comp | Att | Pct | Yds | Avg | Yds/G | TD | Int | Sck | Rate |
Aaron Rodgers | GB(5-8) | 276 | 434 | 63.6 | 3,192 | 7.4 | 245.5 | 22 | 11 | 27 | 92.1 |
Brett Favre | NYJ(8-5) | 288 | 421 | 68.4 | 2,845 | 6.8 | 218.8 | 20 | 15 | 26 | 88.2 |
Chad Pennington | MIA(8-5) | 261 | 393 | 66.4 | 3,062 | 7.8 | 235.5 | 12 | 6 | 22 | 93.7 |
Matt Schaub | HOU(4-4) | 182 | 269 | 67.7 | 2,176 | 8.1 | 272.0 | 12 | 9 | 17 | 93.1 |
Sage Rosenfels | HOU(2-3) | 116 | 174 | 66.7 | 1,431 | 8.2 | 238.5 | 6 | 10 | 9 | 79.5 |
1 件のコメント:
To doです。
NFLではルーキーがいきなり活躍することは難しいため年々かはサイドラインで勉強することが多く、Rogersもそうだったわけですが、それでも一年目でここまでやれるとは正直思っていませんでした。QBとしては昨年までのFavreと同等くらいには働いているのではないでしょうか。GBとしては若返りにも成功したし、この点では成功だったと思います。(ごたごたでイメージは崩れましたが・・・)そう言う点では今年のルーキー、特にRyanはかなり良くやっていると思います。
Schaubは成績だけ見ると合格点、タフさが気になるところでしょうか。
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