2008年10月7日

WK5 結果 vs IND

ind.gifLOSS : 31 - 27

一夜明け、ようやく少しだけ冷静さを取り戻すことができました。
具合の悪い Schaub よろしく、昨日のIND戦直後は、ショック、呆れ、怒りを通り越して吐き気すら覚えました。
文句なしにチーム史上最悪の大逆転負け。どころか、長いリーグの歴史の中でも、残り5分で17点差をひっくり返され、OTではなく60分内で逆転負けを許したのは昨日のテキサンズがはじめてのことです。
記念すべき100試合目はなんとも不名誉な結果となってしまいました。

振り返りたくもないですが、記録のために書きますと。
第4Q、テキサンズ最初の攻め。Slaton がこの日2つめのTDを決め、INDを27対10と突き放す。
過去対戦した中でも、IND相手に17点差ものリードを奪ったのはこの時がはじめて。残り時間8:18。
続く Manning のドライブでは追い上げのTDを許すも、得点は27対17。
この時点で残り時間は既に4:04、かつINDのオンサイドキックを David Anderson が敵陣42Ydsでカバー。
ほぼ勝利は確実でした。
この日の守備を考えると、以降すべてニールダウンしていても勝てたのではないかというくらいの状況。
だがしかし。
ボールをプロテクトすること。あそこで唯一気をつけなければならなかったそんな単純なことを、QB Sage はできませんでした。
しかも1度ならず、2度、3度も。
"Air Sage" のヘリコプター・ファンブルにはじまり、最後の3ドライブ、わずか12回のプレイの中で、2 FUM、1 INT。
たった130秒の間に、INDに21点を献上し、悪夢の大逆転負け…。
これが負け癖がついてしまったチームの脆さなのでしょうか。

敗因は、言わずもがな Sage のプアーな判断力にあります。
病欠 Schaub にかわり巡ってきた先発のチャンスに、自らの力でINDに引導を渡し、次週以降も正QBの座を、というアピールをしたかったのかもしれません。空回りした頑張りが、最悪のターンオーバーを招いてしまいました。
個人的に許せなかったのは、2つ目のファンブル。恐らく1ドライブ前のミスが頭をよぎったのでしょう。が、明らかにボールを持ち過ぎ、俊敏なDEコンビを相手にしているという自覚の欠片もないプレーでした。
ここらへんの判断力の欠如が、Sage がバックアップたる所以かもしれません。恐らくこれで、QB交代論も暫くは落ち着くことかと思います。
※個人的には、病欠した Schaub にも不満はありますが。プロのアスリートとして、体調管理、それも17週間というスパン健康で過ごす(怪我は除く)というのも仕事の一つだと思います。

そして毎週毎週不満を言っていますが、敗戦責任の一端はコーチにもあると思います。
全部ランで押し通すべきだった、前に8人積んで明らかにランを止めにきていたので3rdを待たず、1stダウンからプレイアクションでロングゲインを狙うべきだった、等プレイコールに対しても賛否わかれていますが。
そんなことより。
ヘリコプター・ファンブルの場面では、「絶対にターンオーバーするな」、「スクランブルするときはロスでもいいからスライドしろ」。このような単純な指示が明確になされていたら。Sage も決して無理をしなかったのではないでしょうか。
また、勝敗とは関係ないところですが、再逆転をかけた最後のドライブ、タイムアウトが残っている段階でボールをスパイクしたのも個人的には解せません。
細かい部分ですが、そのような細かい積み重ねが、今のテキサンズの歯車を微妙に狂わしているような気がしてなりません。
そして、Richard Smith。試合大半INDを抑えたのは称賛に値しましたが、ゴール前の守備に相変わらず弱さを発揮しています。
これで勝てる星を2戦連続で落とし。特にIND戦はかなり精神的にダメージの大きい負け方をしました。
ここからチームのモチベーションを盛り返して、巻き返しをはかるのはかなり困難な作業だと思いますが。ロッカールームでのコーチ陣の手腕には期待してみたいと思います。

落ちてばかりもいられないので、良かった点を。
● Slaton は期待以上の活躍。Green もベテランらしい良い働きをしていました。INDのラン守備相手とはいえ、二人で140Ydsは十分立派です。テキサンズの two headed monster としてこのまま安定した活躍をしてくれれば、オフェンスは安泰です。
● ようやく見られたAJの活躍。9 Rec/131 Yds/1 TD。やはりこうでなくちゃ!
● パスラッシュ。やっとのこと、QBにプレッシャーを与えることができました。それも主にDLの4人だけで。Mario の2サックはさすが。ミスマッチを誘ったプレイコールも良かったと思います。Amobi もスタッツには出ないものの活躍していました。
● 試合を経ることに、OLが良くなってきているような気がします。新人 Duane Brown も、よくやっていると思います。
● これまでの試合通してそうですが、攻守とも反則が少ないのは良いことです。

[ IND ] 31
Total Net Yards : 314
Penalties-Yards : 6-31
Time of Possesion : 28:39
Total Turnovers : 1

[ HOU ] 27
Total Net Yards : 391
Penalties-Yards : 1-5
Time of Posession : 31:21
Total Turnovers : 3



7 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

文章に怒りがにじみ出てますね・・・。私も今後、Sageを見るたびあのシーンが蘇ってきそうな気がします。勝ちを確信していただけに精神的ダメージは大きいですよね。テキサンズ史において最悪の試合ですね。

Sageはボールセキュリティに問題がありますね。3rd&ゴールのスニークでも危なっかしかったし、去年もブーツから同じような形でファンブルしていたと思います。

来週リライアントでMIAに勝たないとコーチの誰かの首が飛ぶ可能性がありますね。

texamaniac さんのコメント...

クロポトキンさん、早速のコメントありがとうございます。これでも一日おいて、冷静な文面を心がけたのですが。笑
オイラーズの時もありましたが、このような負けっぷりをみると、何とも言えない歯がゆさと悔しさがあります。が、それでもテキサンズを見捨てず応援し続けますが。いつかきっとこの試合も笑い話になると信じています!
Sage は、ゴール前でのスニークも確かに危なかったですね。自分で何とかしようとする意気込み、それはそれで大事だと思います。うまくいっていれば逆にヒーローになれることもあるので、瞬間的な判断は本当に難しいところなのでしょうね。が、やはりチームとしては結果が大事。2度目のファンブルはちょっと頂けなかったです。
MIAはNE、SDと昨季AFC決勝に進んだ2チームを立て続けに連破して勢いに乗っているので、なかなか厳しい試合になりそうですね。文中書きませんでしたが、IND戦では3回レッドゾーンに進まれ、またもやすべてTDを献上。これで今季レッドゾーンでの被TDは13/14ととんでもないことになっています。Richard Smith…。

To do さんのコメント...

To doです。
私はまだ落ち込み気味です。
とにかく、たった一人の判断能力のない我が侭なプレーヤーのために大事な試合を落としました。前にも書かせて頂いたと思いますが、私は彼をあまり(今ではほとんど)評価していませんが、それでもあまりにもひどかった。残り8分強で17点差、ここで必要なのは簡単にボールは渡さず、時間を消費すること(アメフトで使うかどうかは判りませんがラグビー用語ならeat the ball)です。とにかくやってはいけないのは、キックオフリターン or パントリターンTD、ロングボムで、ターンオーバーでしょう。スペシャルチームの動きは決して良かったわけではないですが、その後のKOはきちんと止めました。ディフェンスもロングボム一発だけは避けるべくプリベントで守り4分近く消費しました(この時点でのINDの攻撃はランを織り交ぜ、とても逆転を狙っているものではありませんでした)。オンサイドキックを止め、ラン2つで時間を消費、あと数ヤードでFGレンジ、スクランブルに行くのは判りますが、もう完全にFGレンジに入っているのに1st. downを取りに行く必要がどこにある!!!確かに1st. downを取れればTOの数から考えてもほぼ勝利が確定です。でもFGでも最悪puntでも十分時間はつぶせるでしょう。全く意味のないプレーで、一気に3点差。自陣20ydからの3rd. downでポケットから出る。結果論になりますが、まだリードしていてディフェンスは頑張っている、ここもpuntでもOKだったかもしれません。しかしまたファンブル。更に最も近くにいて体を張ればボールキープは容易な状況。ここでボールを拾いに行って失敗し、turn over!!!逆転をかけたドライブで、最後は誰もいないところにINT!!!もう笑うしかありません・・・やはりずっとback up QBだっただけあり、状況判断は最低でした。もういらねえよ・・・

To do さんのコメント...

何度もすみませんTo doです。
怒りにまかせて、全体の評価をしていませんでした。
まずランオフェンス。良かったです。IND相手とはいえ確実に進めていました。個人的感情も入っていますがGreenはやはり良いと思います。倒れる直前に必ず1-2yd進んでいます。ダイレクトスナップはご愛敬。
パスオフェンス。後半そこまでのSageは良かったじゃんという人もいますが、そうは思いません。Passのほとんどはショートパスでかつ球がお辞儀をする感じ、とにかくキレキレだったAJとDanielsのおかげで(球がお辞儀するのはSageのpassにありがちですよね)、捕りにくそうな球をほとんど全部拾ってもらっていました。ロングゲインにつながったのもAJが個人技でRACを稼いだものでSageの良さは決して目立ちませんでした。OLがランパスとも結構頑張っています(ホールディングくさいのも結構ありましたが)。
ディフェンスもかなり良かった。Marioの2 sackはもちろん、数字には表れませんがOkoyeがかなりプレッシャーをかけていて、DBを助けていました。Bennettは不調から脱した感じです。やはりホームが待ち遠しかったかな?Reevesは危なかったですが、まずまず頑張りました。
コーチングを非難する意見もあるようですが、オフェンスのプレーコールは結構多彩でなかなか良かったのではないかと思うのですが。件のSageへの指示についても、プレーヤーがそのくらい自覚してしかるべきで、いちいちそんなことを指示しないといけないベテランって・・・とも思います。
とにかく、先週も内容で勝る中での逆転負け、内容より結果が必要な今試合を落として0-4となり、プレーオフはかなり厳しい状況だと思います。選手が如何にモチベーションを保てるか、場合によってはチームがバラバラになりかねません。ここを乗り越えてこそ強いチームへ成長出来るのではと思います。

texamaniac さんのコメント...

to doさん、私以上にお怒りが伝わってきますね。笑
プレイオフはかなり厳しい状態ですが、まだ4試合。ドン底から這い上がる力もチームとして、また選手として必要だと思います。今季幾つ勝ち星をあげられるか注目したいと思います。

To do さんのコメント...

To doです。
取り乱してしまい、すみませんでした。
でも、そのくらいショックだったのも事実です。
久々に、その後の試合もESPN (sports center)も見ませんでした。もうこんな試合を見ないですめばいいのですが・・・

texamaniac さんのコメント...

日本では、今夜ケーブルでIND戦の放送があります。見ようか見まいか、私も迷い中です…。でもきっと見てしまいそう。