2008年9月30日

WK4 結果 @JAC

jac.gifLOSS : 27 - 30 (OT)

遂に Matt Schaub が、パスオフェンスが、輝きを取り戻しました。
29/40、307Yds、3TD、0INT。ラン攻撃が出ない中、課題であったターンオーバーを喫することなく、テキサンズオフェンスをよく引っ張りました。
しかも、アウェイという環境で、0対7、10対17、20対17とリードを許した展開から、三度追いつき、追い越す活躍。
TDをあげた3回のドライブでは、圧巻の91Yds、80Yds、そして85Yds前進してのTD。
にもかかわらず。惜敗。
JACは、IND戦に続き2週連続で Josh Scobee のFGによる勝利。
テキサンズは、これで延長戦0勝6敗、そして残念なことに08シーズン開幕3連敗となりました。

開幕2戦と違って良い試合ではありました。
が、惜しい負けというより、目の前にある勝ち星をさらわれた悔しさしかありません。
そう、明らかに勝てた試合を落としました。
その敗因は、またもや。コーチングにあると言えます。

● スペシャルチームのトリックプレイ
第1Q、JAC最初の攻撃。4thダウンでHOU 41ヤードライン。Kubiak はパントリターン・チームをフィールドに送り出す。
対するJACは、パントチームの半分と、OLを含むオフェンスチームの半分を送り出す。
混乱するテキサンズ守備に乗じて、プレイされたコールは FB Montell Owens へのダイレクトスナップ。
これがなんとダウン更新どころか、41YdsのTDランに…。
Jack Del Rio のわかりやすいトリックプレイに見事ハマってしまいました。
色々なところで叩かれていますが、あの場面。タイムアウトを取って混乱を収拾する必要がありました。

● 後半の守備
前半良い守備を見せていたテキサンズでしたが、後半に大崩れ。
ハーフタイムにJACが適格に修正を加えてきたのに対して、テキサンズ守備は崩されてから何も出来ずにまたもやお手上げ、という状態でした。
しかも腹立たしいのは、ほとんどが同じプレイでやられたことにあります。
ひとつは、JAC長身レシーバーへのSlantパス。そしてもうひとつは、QB David Garrard のスクランブルでした。
ランを止めるため、CBが1対1の状態が多かったことはわかります。しかしながら、立て続けにSlantを狙われた時点で、Zoneカバレッジを使う等の工夫はできなかったでしょうか。
スクランブルに関しては、逆転を許した第4Qの同じドライブで、下記の通り四度もやられています。
3rd-10 (HOU 48) 13ydsスクランブル
4rd-8 (HOU 18) 9ydsスクランブル
1st-9 (HOU 9) 4ydsスクランブル
2nd-5 (HOU 5) 5ydsスクランブル、TD
以前より、LB陣のポジション取りの悪さが目についていますが、それはそれとして。何故 DeMeco にQBスパイさせなかったのでしょうか。
昨プレイオフでのPIT戦からも、Garrard が重要な場面で足を頼ることはわかっていましたし、実際 Kubiak も先週、Garrard のランに気をつけたいというようなコメントまでしていました。
完全に采配負け。

その他所感。

● Andre Johnson はいずこ?
延長まで持ち込んだ4Q最後のドライブでビッグキャッチはあったものの、試合を通して 3Rec、38Yds という成績。
これで今季3試合で 15Rec、179Yds、11.9Avg、0TD という平凡な成績。
最近試合で消えることが多いので、心配です。怪我によるオフの練習量不足の影響でしょうか…。

● OLとShotgun
未だランブロックは発展途上ですが、JAC戦でのパスプロテクションは完璧に近い出来でした。
もちろん、Duane Brown が押し込まれて Schaub がポケットの外に追いやられる場面もありましたが。被サックゼロ。
十分に投げる時間を与えられた時には Schaub の力をもってすれば得点を量産できることを証明できました。
また、Schaub はショットガンフォーメーションをあまり好きではなく多用しないという印象ですが。JAC戦では要所で使い、うまく時間を稼げていたと思います。

● レッドゾーンオフェンス
3度攻め入り、2TD、1FG。JAC戦に限っては、「デッドゾーンオフェンス」を払拭してのけました。
特に Kevin Walter への Play-Action パスはきれいに決まっていました。あの采配とプレーは完璧。もっと多用すべきと思います。

● C.C. Brown
S C.C. Brown が試合中に右腕を骨折、IR入りする予定です。Brown のところには、Nick Ferguson が入るもようです。
また、空いたロースタースポットを使って FB Cecil Sapp と契約しました。
今季が契約最終年であった C.C. Brown。活躍をして、市場価値を高めたかった年だけに、チームにとっても本人にとっても痛い怪我となってしまいました。

● タックルミス
未だタックルミスも多すぎます。延長での、HOU 41から19ヤードラインまで攻め込まれた Greg Jones の22Ydsキャッチ+ランもひどいものがありました。


次戦は、待ちに待ったホーム開幕戦です!
対するは、強敵IND。怪我人続出でまだ本調子でないINDですが、BYE明けでしっかり休養と準備を整えて乗り込んできます。
難敵ですが、ランオフェンスに期待です。
JAC戦では、またもや相手OCに力負け、采配負けした感の強いテキサンズDCの Richard Smith。
0-4のSTLで Scott Linehan ヘッドコーチの解任劇がありましたが、果たしてヒューストンでは Schaub 交代論(今週の活躍で暫くなくなりますが)と次いで、Smith 交代論があがるでしょうか?
ちなみにテキサンズ、開幕3戦でいずれも30点以上の失点をしています…。

[ HOU ] 27
Total Net Yards : 386
Penalties-Yards : 2-15
Time of Possesion : 32:20
Total Turnovers : 0

[ TEN ] 30
Total Net Yards : 375
Penalties-Yards : 2-27
Time of Posession : 31:15
Total Turnovers : 0


3 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

負けましたけど、ちょっと明かりが見えてきましたね。といってもオフェンスもディフェンスも去年並みに戻ったという感じですが。

オフェンスは心配ないかなと思っています。パスはあのとおり、やればできる子ですから。AJは終了間際のプレイしか目立ちませんでしたが、デコイとして考えると悪くなかったと思います。その分WalterやODがスタッツを残していますからユニットとして考えると十分かなと。ランも割合は少ないですが、いい形のブロックも見え始めているので徐々によくなっていくんじゃないでしょうか。

ディフェンスはJonesのスラントを全く止められなかったですね。まだ、それは許せるとしてもGarrardのスクランブルに、というかこれまでのQB全員に決められているのはちょっと・・・。無策もいいところですね。

C.C.Brownがシーズンエンドですが、若手が多いSですからこれをチャンスと捉え、奮起してほしいですね。実は個人的にC.C.Brownのパスカバレッジの拙さが、パスディフェンスの拙さの一因だと思っていてHarrisonやBarberが穴を埋めてくれるんじゃないかと思います。そういえばWilsonもいますね。

まあ、考えてみればここまでの対戦相手は全部去年プレイオフに進出しているわけで(しかも全部アウェイ)、これからですね。10月はすべてホームだし、勢いに乗りたい月です。まずはINDですね。

To do さんのコメント...

To doです。
0-2と言うことで本当は結果が欲しかったのですが、内容では少し光が見えました。
SchaubとOLは随分と良くなりました。先週までとは見違える動きでした。落ち着いてプレー出来れば、Schaubは出来る子です!!!
(JAX DLの力も落ちているんでしょうが・・・)
Walter, Daniels, Slatonもよく頑張りました。AJの数字がぱっとしないのは、マークがきついため。コンディショニングに難があるのかもしれませんが、その分他のレシーバーに余裕が出ていると思います。
JAXのワンツーパンチを封じ込めたという点では、ランディフェンスも良くなってきたのではないでしょうか。
(JAX OLの弱体化の影響でしょうか・・・)
あとは・・・・・・(すみません弱気です)
トリックプレーにせよ延長に弱いところにせよ、チームとしての成熟度の違いでしょうね?ずるさというと聞こえが悪いですが、老獪なプレーやコールを見たことがありません。
ホーム開幕となりました。強敵ですしBye明けの良い状態ですが、ここを落とすとチームとして一気におかしくなってしまう可能性を秘めています。何とか食い止めて、ホームゲームで連勝街道入りを期待しています。

texamaniac さんのコメント...

クロポトキンさん、to doさん、コメントありがとうございます。お二人が仰るように、ようやくテキサンズも光が見えました。でも開幕前の期待も相当大きかっただけに、やはり残念でした。DIVライバル相手の黒星はかなり大きいので。仮に勝てていたら、1勝でHOU、IND、JACと並び俄然面白くなるところだったのですが。まあ腐らずここから盛り返してほしいと思います。
C.C.Brownの怪我についてですが、私もクロポトキンさん同様、パスカバレッジに課題がある選手という印象があります。期待した活躍を出来ていないだけに、もしかしたら来季の構想にはいなくなっているかもしれません。ちなみにDempsもカバレッジ悪いですね。おまけに自慢のタックルも最近ミスが目立つのが気になります…。