2008年9月24日

WK3 結果 @TEN

ten.gifLOSS : 12 - 31

ハリケーンIKEにより、電力が未だに回復していない地域も多いようです。選手、コーチ、その他チーム関係者の中にも深刻な被害にあった者も少なくなく、折角の BYE WEEK も心から休まることはなかったと思います。
そのような中、厳しい敵地でよく頑張りました。負けは負けで残念ですが、まずは健闘を讃えたいと思います。

試合の結果は、12-31と完敗。ですが、TENに負けたというよりは自らの首を絞めたという印象を強く受けます。

● 3rd Down とレッドゾーンオフェンス
3rd Down プレイで3/15、わずか20%という 1st Down 更新率。
そして、レッドゾーンにおける決定力不足。敵陣14Yd内に6度も進みながら、あげられた得点はわずか12点でした。
特に最後のドライブは無残なもの。2nd Down、TEN 4Yd と好位置につけながら、
2nd Down (TEN-4): Slatonラン -1 Yd
3rd Down (TEN-5): 被サック -5 Yds
4th Down (TEN-11): インターセプト - 99YdsリターンTD
「たられば」ではありますが、このドライブTDで終えていれば、オンサイドキック次第でわずかではありますが勝つチャンスすらありました。

● プレイコール
レッドゾーン内の 4th Down では三度FGでなくダウン更新を狙い、いずれも失敗。
Kubiak の判断、そしてプレイコールには、この試合でも疑問符が付く場面が多々ありました。
コーチの非としては、第2Q、K.Collins から J.McCareins への"サイドライン際"への37Ydsパスをチャレンジしなかったことも挙げられます。リプレーを見る限り、明らかに McCareins の足は外に出ていて、チャレンジしていたら間違いなくインコンプリート。
結果的にこのドライブでTDを許してしまいましたが、テキサンズ自身も Slaton がTDをあげた直後だっただけに、試合の流れを止めてしまったことが余計に悔やまれます。
守備側のプレイコールにも異議あり。
後半、締りをみせたテキサンズ守備。Mario をLBの位置からブリッツさせるなどの変則守備も見せ、Collins を混乱させたあたりは良かったかなと思いますが。
一方で Mario をドロップバックさせ、パスカバレッジに入れたシーンはどうかと思います。
テキサンズで唯一、QBにプレッシャーを与えることができる選手をカバーにまわす作戦。これにはまったく同調できるものではありません。

● ターンオーバー
Schaub はこの試合でも不発。17/37、188Yds、0TD、3INT。
先の記者会見で Kubiak は Schaub の先発続投を明言しましたが、試合前に恐れていた通り、Sage 交代論がかなり熱くなっています。それもそのはず、この2試合で、QBレーティングが50.3(リーグ30位)、今のところあの David Carr のワーストシーズンよりもひどい出来です。
何よりも、昨年から注意をしてきたはずのINTが既に5つ。パス70Attで5INTは、全先発QB内でダントツ最下位のINT率です。最後 Finnegan にリターンTDを許した場面も、Vanden Bosch からプレッシャーを与えられている状態とは言え、トリプルカバーされているAJに投げてしまった結果。
最近、プレッシャー下で判断が鈍り、無理にパスを通そうとする姿が目立つのが気になります。
ただし、パス攻撃の非をすべて Schaub のせいにするのは可哀そうで。TEN戦に限っては、WR陣のミスも目立ちました。
珍しくも、AJがエンドゾーンでのパスを2回も落球。いずれも捕れる球で、なんとも不運ではありました。
ちなみにAJは 2Rec、29Yds。こちらもエースWRとしてはかなり不甲斐ない成績でした。JAC戦での力強いカムバックに期待します。

こうやって書いてみますと、3rd Down成功率、レッドゾーン攻撃、ターンオーバーと、いずれも昨季から言われ続けてきた課題であることに改めて気がつきます。
選手の進歩が遅いのか、コーチ陣が悪いのか…。
しかしまだテキサンズにとっては2戦目。
シーズン前から、開幕5戦は厳しいものになると覚悟していたので、腐らず地道に修正して次戦に繋げてほしいと思います。

最後に、TEN戦で良かった点。言わずもがな、新人RBの Steve Slaton です。
試合前、TEN守備相手に走るのは無理と断言してしまいましたが、蓋を開けてみれば初先発でルーキーが 18Att、116Yds、1TDと活躍。
久しぶりの100+Ydsラッシュを観た気がします。とても気持ち良かったです。
プレシーズン、PIT戦と観てきて、Slaton は俊敏性こそあれ、タックルをかわす力はないかなと実は思っていたのですが、なかなかどうして。50Ydsランも、TDランも、当たられても跳ね返す力強さを見せてくれました。
どうやら先発定着となりそうです。
ただ、116Yds走ったものの、50Ydsと25Ydsのロングゲイン2つを除くと、16Att、41Ydsと成績も平凡なものに。
前半9Attで104Ydsだったのが、後半は同じ9Attでたった12Ydsだったのも事実です。これはTENの守備がきっちり修正してきたのを褒めるべきかもしれませんが。
Slaton は、ホールを見つけて素早く走りぬけロングゲインするスピードとカットバックができますが、依然OLは穴を開けるのに苦労しているのかもしれません。

[ HOU ] 12
Total Net Yards : 317
Penalties-Yards : 2-10
Time of Possesion : 30:41
Total Turnovers : 3

[ TEN ] 31
Total Net Yards : 343
Penalties-Yards : 8-75
Time of Posession : 29:19
Total Turnovers : 2


4 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

序盤のTENが自滅しかけたところでTDを取れなかったところが痛かったですね。チャレンジしなかったMcCareinsのパスレシーブのシーンは慌てて次のプレイをしようとしていたTENをみてチャレンジの判断ができたはずです。ボーンヘッドといっていいと思います。レッドゾーン含めプレイコールは酷いもんでした。戦い方次第で十分勝機はありましたね。

AJへのロングボムが決まっていればSchaubも楽になったんでしょうけど、プレシーズンのDAL戦あたりからどうも不調ですね。なんだかOLを信頼できていないというかラッシュをかわすことだけで精一杯という印象を受けます。3rdダウンコンバージョンも去年はよい部類に入っていたのに、この現状を見ると昨シーズンの度重なる怪我がメンタル面に影響しているのかなと思ってしまいます。

タイムオブポゼッションを見てビックリ、テキサンズの方が上でした。言わずもがなSlatonのおかげですね。スクリメージを抜けてからのスピードは素晴らしいです。スタッツはいいですけど、チームが完敗しているのでルーキーオブザウィークは微妙ですかね。ともかくすごく辛抱強く、そして献身的に頑張っていました。

ディフェンスはあれが精一杯でしょうか。今年はエンドをアンダーニースに下げることが多いですね。効果を上げられていない気もしますが。

To do さんのコメント...

To doです。
Texamaniac様、奥様の実家に行かれていたと言うことは里帰り御出産でしょうか?ご家族と離れられるのは(特にお子様??奥様??)辛いとは思いまずが、お子様が戻られた後は夜もゆっくり眠れない辛い日々が続くと存じます。おそらく今が今後数年でゆっくりできる最後の時と思いますので、しっかりお休みになって英気を養ってください。
さて、皆様が書かれていた通り、今週の最大の問題点はコーチングにあるのではないでしょうか。
まず、チャレンジ。Schaubの最初のINT時のチャレンジはきわどかったですが、ちょっときついんじゃないというコールでした。そのため、羮に懲りて膾を吹くではないですが、TOを失うことを恐れすぎて明らかにミスジャッジに対してチャレンジ出来なくなっていました。昨年より、チャレンジが下手とは思っていましたが、今週は特にひどかったです。
次に、4Q最初で4th downとなった時、FGを狙わずgambleに行った点。この時点で時間はまだまだあり12点差、確かにTD2つで逆転ですが、2nd half以降はディフェンスが機能し、1FGのみで後はすべてpuntに追い込めていただけに2FG+1TDでも追いつけるとは思えなかったでしょうか。この無理がSchaubに更なる焦りを誘い、調子は良くないが最も信頼出来るAJにばかり頼った結果、2つ目のINTにつながり、時間だけを浪費しました。そのため次のシリーズで攻め込んだ時にはTDを取りに行くしかなくなり、貴重なTOをまたもや使い、結果的にdownで攻撃圏を渡す羽目になりました。更に、最後のシリーズではTOが使えないため、やっとたどり着いたゴール前で時計を止められず、無理に投げて3INT目。確かに今週のSchaub, AJの出来は良くなかったですが、十分勝機はありましたし、ここまでひどいスタッツになったのにはコーチの責任も大きいのではないでしょうか。結果論にはなりますが、見ていて”何で??もっとディフェンスを信用しても良いのに!!とおもいましたので。
最後にOC, DCのコール。オフェンス・ディフェンスとも1st halfは只漫然としたプレーコールを繰り返すのみ。Half timeを過ぎて変化をつけ、オフェンスはボールが進むようになりました。ディフェンスもブリッツを絡めて度々パントに追い込みました(Marioのパスカバーはどうかとは思いますが)。それが出来るのなら、もっと早くやれよという感じですね。PITの時もそうでしたが、相手の裏をかくというプレーはまるで見られませんでした。強豪チームみたいにすべてのポジションが一級で穴がなく、どこからでも行けると言うチームではないだけに、オフェンス・ディフェンスとも弱点を補完する必要があり、正攻法だけでは勝てないと思うのですが・・・
Ikeの爪痕はまだ町中至る所に残っており、まだ停電が続いている世帯が多くいます。私を含め多くの方が疲れが出て体調を崩されています。沈みがちなHoustonに活気をもたらす意味でも今週こそ勝利を!!!

texamaniac さんのコメント...

やはり皆様TEN戦でのプレイコールには疑問(というか文句)がありますよね。
プレイコールと言えば、NEのレギュラーシーズン連勝を21で止めたMIAのトリックプレーは秀逸でした。RB Ronnie Brownへのダイレクトスナップ。6度試し、うち4度がTDになりました。同じプレーにもかかわらず、あのNE守備が全く対応できず。昨季スパイゲート事件以来のアンチNEとしては、Belichickが新人監督のSparano相手に完敗するのを見て正直すっきりするものがありました。(我ながらちょっと性格悪いですね・・・)

texamaniac さんのコメント...

to doさん、出産は里帰りではなかったのですが、退院後実家の方に帰っています。仕事があるので、私は平日自宅で束の間独身生活です。
IKE復旧まではまだ時間がかかりそうですね。どうか前向きに、お身体にはどうぞお気をつけてください。
ところで、WK5のIND戦はReliantで開催できそうな雰囲気になっていますね。天井を開放して屋外球場としてやるとか。