2008年7月14日

ルーキーRB

Farve劇場くらいしか話題のないオフのこの時期ですが、ちょっとずつではありますが各チームのトレーニングキャンプは着々と近づいてきています。それはすなわち、ルーキー達の本格的な契約交渉、契約締結が進む時期に入ったということでもあります。
テキサンズも例外ではなく、既に契約しているのは先月締結した Alex Brink (R7,QB) と Dominique Barber (R6,S) の二人のみ。主要新人の正式加入はこれから本格化となります。
そんな今年の新人の中で、首脳陣がひそかに期待を寄せている(らしい)のが Steve Slaton (R3,RB)。
まずは3rdダウンバックとして開幕ロースター入りを目指すことになりますが、既にミニキャンプで才能の片鱗を見せており、ゾーンブロッキングスキームのもと、大輪を咲かせるのではとの期待をもたれています。

Slaton も含め、RB陣にタレントが豊富なのが08年ドラフトの特色。
Darren McFadden、Jonathan Stewart、Felix Jones、Rashard Mendenhall、Chris Johnson…。
即戦力として期待される選手も多いですが、実はルーキーが一年目から活躍することはなかなかに難しいことなのです。
下記は、シーズン1000Yds越えを記録したルーキーのリストです。
昨年の AD、Marshawn Lynch の前に、二人の1000Ydsラッシャーが出たのは実に01年のことになります。
タレント豊富な今年は、何人出てくることでしょうか?
※個人的には二人を予想してます。Kevin Smith (DET) と Matt Forte (CHI)

【1000Yds越えルーキー」
*印は Rookie of the Year

● 2007年
Adrian Peterson * (MIN) - リーグ2位 / 1,341Yds / 5.6Avg
Marshawn Lynch (BUF) - 11位 / 1,115Yds / 4.0Avg

● 2006年
Joseph Addai (IND) - 18位 / 1,081Yds / 4.8Avg

● 2005年
Carnell "Cadillac" Williams * (TB) - 13位 / 1,178Yds / 4.1Avg

● 2004年
Kevin Jones (DET) - 13位 / 1,133Yds / 4.7Avg

● 2003年
Domanick Williams (HOU) - 15位 / 1,031Yds / 4.3Avg

● 2002年
Clinton Portis * (DEN) - 4位 / 1,508Yds / 5.5Avg

● 2001年
LaDainian Tomlinson (SD) - 9位 / 1,236Yds / 3.6Avg
Anthony Thomas * (CHI) - 11位 / 1,183Yds / 4.3Avg

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

To doです。
Domanick Davis (Williams)、思い出しますねー。Runも頼りになりましたが、pass catch能力も高く、すばらしい選手でした。彼が健康でいれば、、、と思う事も多いです。Slatonにはさすがにそこまで期待はしていませんが、なかなか良さそうですね。最初は3rd. down backかも知れませんが、仕事は増えていくかもしれません。頑張ってほしいです。

texamaniac さんのコメント...

Domanick Davis、本当に良いRBでしたね。未だテキサンズの all-time rushing leader です。今年の10月で28歳。怪我がなければ丁度脂ものってリーグの一流RBとして活躍できただろうに残念です。
もとDETの Kevin Jones がCHIと契約しました。これで Matt Forte の1000Yds+はなくなったかな??

匿名 さんのコメント...

大変ご無沙汰しております。youzy_yamです。会話に割り込むのは本意ではありませんが是非教えてください。
"3rd down back"とは何でしょうか?
役割や求められるスキルは何でしょうか?
イキナリで申し訳ありません。

texamaniac さんのコメント...

youzyさん、お久しぶりです!かわらずMaddenのSSモード、楽しんでいらっしゃいますね。サイト、ちょくちょく覗かせて頂いています。今季テキサンズの弱点はCBなので、今やられているCB比較も大変興味深く拝見してます。
さて、ご質問の"3rd down back"ですが、パスのシチュエーションで攻撃に加わるRBのことを指します。主に3rd down & longのときです。ランでの1st down更新が難しい状況で使われます。必然的に、通常のRBよりパスキャッチに優れる選手、もしくはパスブロックに優れて相手のBlitzに対応できる選手ということになります。こう書くととてもすごそうな選手に聞こえますが、逆に、毎プレイ参加することがかなわず、RBに一番求められるランの力では他の選手に劣るとも捉えられるので、さして評価は高くなかったりします。テキサンズの新人Slaton君も、まずは3rd down backとして力試し、実力がついてきたら将来的にスタメンへ昇格、というのが理想です。とはいえ、うまく使えば重要な役割であることにかわりはなく。3rd down backをおくチームも最近増えてきたように思えます。ちなみに、彼らが入ってくると当然パスが予想されるわけですが、守備の裏をかいてランという作戦もたまにとられます。
Maddenでも3RDRBを置けたと思います(少なくとも08にはありました)。デプスチャートでいじれると思うので良かったら探してみてください!

匿名 さんのコメント...

どうもありがとうございます。
Madden07にも"3DRB"はあります。恥ずかしい話ですが、ショートヤーデージ専門の選手が勤めるものと誤解していました。

texamaniac さんのコメント...

youzyさん、ショートヤーデジRBのことを3rd down backと呼ぶ人も結構います。必ずしも間違いではないと思いますよ!私個人としては、パスシチュエーションに出てくるRBとして覚えましたが。チームの攻撃スキームによってもその役割はかわるのかもしれません。要は3rdダウンに出てくるパートタイマーRBというイメージでしょうか。