2008年6月8日

Rookiesと労使協定

08年ドラフト一番の逸材と言われ、全体4位でOAKに指名された RB Darren McFadden ですが、球団と6年$60M($26M guaranteed=保障額)で契約合意したとの報道がありました。
OAKといえば、昨オフ、全体1位指名した QB Jamarcus Russell との交渉がこじれ、契約締結をしたのが実にシーズン開始後の9月12日でした。結局 Russell がフィールドに登場したのはシーズンも終わり近い12月。
同じ過ちは繰り返さないとばかりに、今年は短期交渉で一気に合意にこぎつけた形です。
これで、今季ドラフト上位4人中3人が既に契約締結。それにしてもすごいのがそれぞれの契約金です。
1位指名の OT Jake Long は5年、$57.75M($30M保障)、3位指名の QB Matt Ryan は6年、$72M($34.75M保障)。
なんともまあいちサラリーマンとしては想像のつかないような大金です…。

ところで、ファンとしても驚きの契約額ですが。捻出する球団経営側としての負担も当然大きいようで。
さかのぼること数日前のリーグミーティングにおいて、リーグ側のCBA(労使協定)見直しオプション行使が32-0の全会一致で決定されました。いわゆるOPT-OUTと呼ばれるもので、本来2012-13が契約最終年となっていた現行CBAが、2年前倒しされて2010-11年シーズンまでとなります。
OPT-OUTの理由は、リーグ側の金銭的負担が大きすぎるという不満によります。現行CBAでは、チーム収入の半分以上を選手の給料として配分することが義務付けられていますが、ゲーム運営費やスタジアム維持費などが増加する中、また、原油高等の外的因子により、現行協定では運営がままならないとの判断がなされたものです。
たしかに、怪我等で活躍できなかった選手のサインボーナスを回収する術がない、年々肥大化するルーキー年俸に対する規制がない、等経営サイドには頭の痛い問題が多いのはなんとなく理解できます。
今後、選手側、リーグ側で新しいCBAを模索してゆくこととなりますが、今後の動向は要注目です。
CBA失効後の2011-12年シーズンはロックアウトかストライキなんて噂もすでにちらほらありますが、果たしてどうなることか。
万が一ストとなるとなんとも残念な話ですが、その場合、流れてしまうスーパーボウルがヒューストンではなくインディアナポリス開催というのが少しだけ救いでしょうか。
※12年2月開催のスーパーボウルは、候補地にヒューストンもあがっていましたがインディアナポリスに負けました

2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
近年のルーキーたちの契約はちょっと問題かと思います。まだ実績も残してはいないのに契約を渋ってトレーニングキャンプに遅れたり、現役トップ選手たちより高い契約金を要求したり、、、契約は結果を出して勝ち取るものだと思います。そういう意味で、新人の契約金の制限する点や、他にも事件や法律違反を犯しチームに参加出来ない選手の契約を解消する点など労使協定の改訂にうなづける部分も多いです。一方、各球団の財務状況の公開が選手側の要求している点で、この辺りがきちんと話し合われれば、よりよいものになりうると思います。現在のレベニューシェアリングとサラリーキャップは戦力の均衡とスモールマーケットを守る、NFLのすばらしい制度ですので、ぜひ継続出来るよう努力してほしいです。

texamaniac さんのコメント...

観ている側からすれば、やはり戦力均衡は魅力ですね。私もなんとか維持してもらいたいと思います。財務情報の開示を選手側はかなり強硬に主張しているようですね。労使交渉が不利になってしまうので、リーグ側としては何としてでも非開示で貫きたいところなのだと思います。今後の展開、目が離せませんね。