2011年8月18日

プレシーズン1 vs NYJ レビュー

勝ちましたね、プレシーズン初戦。(NYJ 16 - 20 HOU)
意味のないゲームで、白星も相手のTDキャッチミスに救われる形で手に入ったものでしたが。まあでもまずは幸先良いスタートでよかったです。
毎年言っているような気もしますが、若いチームでもありますし、更に今年は新守備スキームに乗り換えの年でもあるので。
小さいところからでも自信がついていけば、必ずやプラスになると思います。
その新守備ですが、7つのサックを奪い、上々の滑り出し。
皆アグレッシブに動きまわり、これからの更なる向上に期待をもたせてくれました。
特に J.J. Watt、Brooks Reed、Bryan Braman の3ルーキー達は馬力もあり、素人目ながらよく目につきました。
一方で、解説の Gruden をはじめ低評価だったのが Mario。
確かに活躍の場はなく、動きに固さがあるように見られましたが、OLBとして初の実践の場。
個人的にはあんなものかなと思っています。焦らずもう少し成長を見守りたいと思います。

さて、今は課題出しと修正をしていく時期なので、プレシーズンゲーム1よりあえて悪い点をピックアップ。

- 中央のランを出されすぎ
怪我明けなことが影響していると思われますが、DeMeco が本調子から程遠い。反応が悪く、動きも遅く感じられました。
サイドラインに立つ Cushing も一回り、二周りほどもガタイがしぼんでいるように見受けられ、ILBはかなり心配な状態。
守備ラインに関しては、まだわずかなプレータイムで判断つきませんが、この初戦に限っては、Cody より Mitchell がNTとして良い動きをしていました。

- Caldwell と Studdard の怪我
二人とも回復まである程度時間がかかる見込みで、かなり痛い離脱となりました。
特に Caldwell は先発候補でもあったため、穴は決して小さくない。Shelley Smith に期待。

- KR/PR
Trindon Holliday 実験も失敗に終わった(というか怪我続きではじまりもしなかった)が、かわりのリターナーもなし。
このままではレギュラーシーズンは Daniel Manning と Jacoby か。いずれも怪我で失いたくない選手。

- Antwaun Molden
そのタレントに惚れ、怪我が重なっても耐えてきましたが、NYJ戦での動きではいよいよ Molden もカットかと。

さあ、次はNO戦。
NOは多彩なブリッツパッケージを試してくるでしょうし、Drew Brees 率いる空中戦はNYJとは比べ物にならない破壊力のはず。
攻守双方にとって良いチャレンジになると思います。
どこまでできるか、二戦目も楽しみです。



1 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
第一戦なので、スタメンについては判断しようがないと思いますので、Mario, DeMecoなどは今後に注目します。
全体として、攻撃が進んでない割には、ディフェンスが頑張ってゲームをコントロールできており、良かったと思います。
最大の課題はスペシャルチームと思います。リターナーの動きは問題外ですし、キックオフのカバレッジに関しても問題がありそうです。地味ですけど大事な仕事ですから、要改善と思います。