2010年9月14日

WK1 結果 vs IND

Peyton Manning : 433Yds, 3TD
Matt Schaub : 107Yds, 1TD, 1INT / Andre Johnson : 3Rec, 33Yds
IND相手にこのスタッツ=惨敗でした。少なくともこれまでは。でもこの試合は、いや、今年は違います。
24対34の勝利、それも、残り1分半での無意味な(TD許したのはちょっと残念ではありましたが)TDを含めなければ、実にダブルスコアでの大勝利!
正に Kubiak が理想としていたゲーム運びによる圧勝劇でした。
圧勝劇のヒーローは、この試合で一躍有名になった Arian Foster、事前レビューで期待した以上の大活躍でした。
その成績は、33Att, 231Yds, 3TD という数字。
開幕ゲームで200+Ydsに3TDを記録したのは実にリーグ史上初。IND相手に一人のRBが走ったヤードとしても、かの Barry Sanders が97年に記録した216Ydsを15Yds上回り、過去最大でした。
Foster 大爆発の影の立役者は、OL。そして、FB Leach。
完全なランブロックで巨大なランニング・レーンを度々作り、Slaton も6Attで29Yds(そして0Fum)と限られたプレー時間でしっかり結果を出しました。
レシーバー陣も、目立たないながらきっちりと守備陣を抑え込み、スタッツに現れない貢献をしてくれました。
ハーフタイムにしっかいアジャストし、途中で曲げることなくランに執心した新OCの Dennison のプレーコールも脱帽ものでしたし。Kubiak も。大勝利で印象薄くなってしまいましたが、3点差で迎えた第3Qのファーストドライブで、4 and 1 から果敢に攻め、Arian の最初のTDに繋げたことが、結果的に大きな一打となりました。

守備側では、コンスタントに Manning にプレッシャーを与え、最初の攻撃の 3 and Out をはじめ、序盤で試合のリズムを作ってくれました。
弱点とされたINDのOL陣相手に Mario 筆頭に、フロント4が存分に力を発揮し、サックは2つのみだったものの、終始 Manning を転がしました。
一時は、タフな Manning がなかなか立ち上がれずに、オフィシャルが様子を確認する場面も。
さすがにパスを抑えきることは出来なかったものの、DLの頑張りもあり、テキサンズ弱点のDB陣もまずまず合格点の働きでした。

開幕戦本拠地での勝利、それも天敵INDからもぎ取った勝利ということで、これ以上ないベストのスタートを切ることができました。
これまで試合終盤で大逆転を許していたのが、しっかり勝ち切れた。何よりもそれが大きい成果でした。
今季こそは期待ができそうです。

IND 24 - 34 HOU

[ IND ]
Total Net Yards : 463
Penalties-Yards : 5-73
Time of Possession : 29:07
Total Turnovers : 1

[ HOU ]
Total Net Yards : 355
Penalties-Yards : 7-50
Time of Possession : 30:53
Total Turnovers : 1


3 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

Fosterは考えていた以上の活躍をしてくれました。でも個人的にはLeachにマンオブザマッチをあげたい気持ちです。ほとんどのキャリーでリードブロックに入り、ナイスランの影には必ずといっていいほど、Leachのブロックが光っていました。DennisonがOCに代わってFBのLeachの仕事が重要かつ有効になったように思います。

試合運びという意味でもこれまでアジャストされることはあってもアジャストできなかったチームができるようになったのが大きいですよね。

結果的にManningにはやられてしまいましたが、DLはいい仕事をしましたね。特にFGレンジから追いやったMario&Nadingのサックはキープレイのひとつでした。記録上2サックだけですが、Manning以外だったら倍は取れていたと思います。

どこのサイトを見てもFosterの記事がトップに載っているし、パワーランキング発表も楽しみ。こんなに気分のいい開幕は初めてですね。

To do さんのコメント...

To doです。
これほど安心してみられたのは、久しぶりなのではないでしょうか。私は両ラインを讃えたいです。OLは試合の最初から最後まで大きなルートを開け続け(もちろんLeachの働きもすばらしかったです)、INDに反撃の機会を与えずきっちりと加点していきました。DLはインサイドもエンドもすばらしかったです。とにかくおでこを追い回し続けました。あれだけの動きがシーズンを通して出来るのであれば、今年はホントに行けるかもと思わせます。
気になったのはDB陣。DLがあれだけプレッシャーをかけているのに、あれだけ通されてはと思います。プリベントだからという意見もあるようですが、結局それであっというまにTDでは、意味がありません。若いCBの成長に期待です。
Barwinの怪我は大変残念ですが、何人かと再契約したようですね。使い物になれば良いのですが・・・

texamaniac さんのコメント...

私のFantasyチームでもFosterは当然MVPでした。