2010年4月18日

地区ライバル情報 - IND

地区ライバル・ブレイクダウンの最終回は、IND。
HC Dungy の引退に揺れた昨オフでしたが、後継を務めた Jim Caldwell がよくチームをまとめ、#18が自身4度目となるシーズンMVP受賞というおまけ付きで、AFC王者となりました。
が、最終舞台のスーパーボウルではNOに敗れ、下馬評有利の中での敗戦で、Manning のポストシーズンでの勝負弱さがクローズアップされています。
それもそのはず、Manning はプレーオフでは実に9勝9敗(SB 1勝1敗)と5分の成績。レギュラーシーズンの成績を考えると、確かに物足りない結果となっております。

● '09シーズン・プレーバック
苦い終わりとなってしまいましたが、AFC王者への返り咲きも果たし、良い一年だったのではないかと思います。
目立ったのは若手の台頭。P.Garcon、A.Collie という1,2年目WRコンビ。守備側でも、J.Lacey、J.Powers の二選手が安定したCBプレーを見せていました。

● オフシーズンの動き
目立った動きはありませんでしたが、意外な選手のカットが続きました。OG Ryan Lilja、DB Marlin Jackson、DE Raheem Brock 等。彼らが抜けた穴を埋めるのが、今ドラフトでの優先事項となりそうです。
そして地味ながら忘れてはならないのが、バックアップQB。Jim Sorgi が今季より Peyton から Eli Manning のバックアップを務めることとなり、デプスの観点で補強もありそうです。

● ドラフト展望
INDの穴は、ラン・オフェンス。Peyton がいる限りパスだけで点は稼げるし、ゲームにも勝てるのがINDですが。
先発Gの Lilja の離脱もあり、ドラフト高位での補強はまず間違いないところか。
若手が多いCBや、怪我がちな Freeney と Mathis の負担を和らげるパスラッシャーの獲得も課題となりそうです。

2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
ドラフトではいつも20番目以降で、目立ったピックがないにも関わらず、下位やルーキーFAも含めうまく育てている印象があるIND。Texansもその戦略を見習う(そういう指名権しかないと言う事は毎年勝ち続けているという事ですし)べきと思います。Texansのドラフト戦略自体それなりに当たりを引いていて、うまく行っている方だとは思うのですが、キーポジションでドラフト下位から這い上がってくるという選手は見当たりませんから。

クロポトキン さんのコメント...

昨シーズン開幕前は不安要素ばかりでいよいよINDも下降線かな?という気はしていたんですが、甘くないですね。To Doさん仰るとおり、Pollianの潜在能力を見極める眼は恐るべしですね。そしてWRの若手二人に関してはManningがうまく才能を引き出している面も大きいですね。