2009年12月8日

WK13 結果 @JAC

!!注意:下記にはWK13の試合結果が書かれています!!





@ jac.gif
LOSS : 18 - 23

このブログでも度々書いてきたように、HCとして Kubiak を個人的には信頼していました。
つい1ヶ月程前までは、フランチャイズ史上初の5-3という成績で、いよいよプレイオフ争いに本格参戦と気負い立っていましたが、気がつけばずるずると4連敗。それも、地区ライバル相手の連敗。
これで今季、AFC South との対戦成績は1-5で、気がつけば低位置の地区最下位。
'06年には3-3だったのが、'07年に1-5、昨年も2-4という体たらく。プレイオフ争い云々の前に、所属地区でも負け続けている惨状、それもチームを率いて4年目となると、やはり問題ありと言わざるを得ません。
チームを立て直してくれたHCですし、爆発的なオフェンス力と、勝つにせよ負けるにせよエキサイティングなゲームをするまでに成長させてくれた Kubiak だけに残念ではありますが。
恐らく残り4試合がテキサンズHCとしての最後の姿になるのではないかと思います。

さて、JAC戦。たった一つのプレーがHCの運命を決めるとまでは言えませんが、あまりにも馬鹿馬鹿しいプレーコールでした。
改めて言うまでもなく、残り5Ydsの First & Goal で出された、RB Chris Brown のHBオプション・パスです。
TDが十分に狙えるところ、少なくともFGはあげられるという状況で、最悪のINT。
プレイオフへ進出へのわずかな望みにかけ、誰もが Must Win ゲームとわかっていた大事な一戦でした。
1プレー目で肩を脱臼しながらも、Schaub が自らフィールドに戻る決意をしたのは重要なゲームであることをわかっていたからに他なりません。
その大事な一戦で劇的な逆転勝利をするための、山場のプレー。
そこでコーチ陣が賭けたのが Schaub でなく、なんとChris Brown。しかもランなら兎も角、Brown のパス!?何故?どうして?
笑ってしまうくらい馬鹿げたプレーコールでした。
コーチの非が大きいとは思いますが、Brown はこれでJAC戦で負けに繋がるFUM(WK3)とINT(WK13)という不名誉な記録を残してくれました。
Slaton 怪我とはいえ、そもそも何故 Brown がこれだけフィールドに立っているかも個人的にはとても謎ですが。
Schaub が戻ってきたとき、Injury Prone を払拭する大逆転劇が見られると期待しましたが、厳しいようですが、自分のHCに足を引っ張られた形となってしまいました。
※この試合もそうでしたが、Schaub はゲーム内でムラが多いのが気になりますが、まずは肩脱臼からよく戻ってきたと思います。そのガッツは賞賛に値するものだと思います。

残り4試合。数字上はまだ可能性があるものの、プレイオフ争いがまず不可能となりました。
残念ですが、残り試合は来季に向けた若手起用なども見たいところです。

[ HOU ]
Total Net Yards : 301
Penalties-Yards : 6-37
Time of Posession : 29:53
Total Turnovers : 3

[ JAC ]
Total Net Yards : 323
Penalties-Yards : 4-45
Time of Posession : 30:07

Total Turnovers : 1


4 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
数字上は・・・ですが、可能性ゼロと言っていいでしょう。最も重要であった中盤の同地区4連戦、最低でも2-2だったのが0-4ですから、これでplay offとはちゃんちゃらおかしいですね(自虐)。
先週の負けで実質終戦だったため、TEN, IND戦に比べがっくり度は低かったです。ですが、あまりにももったいないというか不甲斐ない内容でした。Schaubの治療中に変わって出てきた”悪い方の”Grossmanの大活躍の上、守備陣も踏ん張りきれず大きな点差をつけられて、Schaubもただの"Injury prone"でない事を示しましたし、その後は守備陣も頑張ったのですがミスもあり追いつけず、もどかしい限りでした。今シーズンはあまりにも”あれがなければ”というのが多すぎます。何度も言っていますが成熟度の問題でしょう。
気持ちはもう来シーズンなのですが、一つ気になるのは、ずっと弱かったが今年こそplay offに行けると言われていたチームが、その機会を逃すと一気に弱体することが往々にしてあるように思います(近い例としては最近のCLE)。選手の流出や年齢等を考えると、ここ数年がTexansにとって最初のチャンスで、その次はいつになるのか判りません。この機会を逃すといつまでも・・・と言う可能性もありますので、頑張って欲しいです。

クロポトキン さんのコメント...

BrownのINTはプレイコールもさることながら完全にプレイが崩れてダウンフィールドに誰もいないにもかかわらず、パスを投げてしまったことも問題だと思います。せめて投げ捨てるとか、自分で突っ込むとか選択肢はあっただろうにと思ってしまいます。ランも出ていないし、重用する意味も分からないですね。

Schaubに関しては判断が遅いということはあると思いますけど、やはりOD不在が大きいんでしょうね。カバーがどうなっているか不明なところはありますが、JACのカバーが良かったのかなあという気がしています。弱弱しいSchaubは過去のものとなりつつありますね。これでオプション契約(でしたよね?)はするでしょう。

全体的に勝負どころでタックルミスが出てFD更新されたり、フォルススタートで交代したりということが多いですね。正直このままだと初の勝ち越しどころか、3年ぶりの負け越しの方が可能性が高いと思います。

To do さんのコメント...

To doです。
Texamaniac様と同じく、Kub.容認派だった私ですが、最近は交代もやむなしと思っていました。しかし、Kub.容認派がHoustonでは意外に多いようです。彼の手腕によりチームは確実に強くなっていますし、新人HCとしてはまずまずな成績を収めていて、もう一年チャンスを与えても良いのではと言う意見があります。また、彼を解雇したからと行って、更に優れたHCを招聘出来るとは限らないという意見もあります。確かに大物は引く手数多でしょうし、Shanahanは自分の弟子に当たる人間が首を切られたチームに来るわけない、という意見にも頷けます。そして、以前の投稿で取り上げた、昨年のMIA, ATL, BALも今年はあっさり弱体化していてチームが強化されたわけではないので踊らされるべきでない、という意見も頷けます。コーチ陣が昨年・今年犯した失敗から学びチームを鍛え上げられるのであれば、そしてHCではなく勝つという事をチームに植え付ける事の出来る選手を獲得出来るのであれば、そのままで良いのでしょうか。正解は何かは当然判らないのですが、上記の意見を見てちょっと弱気になっている自分もいます。皆様はどうお考えですか?チームに変化が必要なのはたしかでしょうが・・・

texamaniac さんのコメント...

Kub.をすげかえるべきか、もう一年チャンスを与えるか。難しいところですね…。意外と、HCではなく、若いチームを強力なリーダーシップでまとめあげてくれるベテラン選手の加入が必要なのかもしれません。