2009年11月2日

WK8 結果 @BUF

!!注意:下記にはWK8の試合結果が書かれています!!






@
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WIN : 31 - 10

フランチャイズ史上初の5-3という成績でシーズン前半を終え、遂に我らがテキサンズは一皮むけたその実力を見せ始めました。
素晴らしい大勝利、攻守ともに選手たちが自信を持ってプレーしている姿が随所で見られ、好結果に繋がりました。
タフな敵地で、出だしこそ雰囲気にも飲まれたか、1Qで3ターンオーバーを記録という散々な出来。
しかしこのオフェンスの躓きに、ディフェンスが立ち上がります。
集中力を切らさず、BUFオフェンスを封じ込めて、Schaub に次ぎのチャンスを与える。攻撃陣の失敗を見事にカバーして、前半終了時点で6対10とわずか4点差で折り返します。
そして後半に入ると、息を吹き返した攻撃陣が、大量25点をあげてきっちりフィニッシュ。
これまでも何度か見せたように、守備陣もハーフタイムのアジャストを経て更に引き締まり、後半は0失点。
これぞ正に、強いチームの強い勝ち方です。

Schaub も、1Qに2INTを投げ、0TDながらも268Ydsとヤードを稼ぎました。
パスでTDを奪えなかった一方で、ランが爆発。主役は Slaton ではなく、バックアップRBの Moats でした。
キャリアハイとなる126Ydsを23回のキャリーで記録、3TDを荒稼ぎ。これまで4年間で通算4TDだったので、文句なしでキャリアベスト・ゲームとなりました。
一方で、ベンチに下げられた Slaton。ファンブル癖は完全にメンタルなものとしか考えられませんが、もはやフォローしきれない惨状となってしまいました。
この悪癖と、Moats の大活躍により、来週IND戦でのRB先発争いが話題にあがること必至ですが。
今の状態では Moats の方が上と言わざるをえません。ファンブルだけではなく、積極的にランニングレーンに突っ込む瞬発力、低姿勢なランニングスタイル、ロスヤードを滅多に食らわないところ、どれをとっても Moats の良さが目立ちます。
とは言え、シーズン後半を戦い抜くために、Slaton のビッグプレー能力が必要になる時はくるはず。
Moats とのコンビは相手にとって厄介なRBデュオになると思いますので、なんとかして立ち直ってほしいところです。

この試合、唯一の痛手はO.D.の怪我。
今年も Pro Bowl 行き間違いなしの大活躍中でしたが、シーズンエンドの怪我が濃厚とのこと。かなり大きなロスになります。
が、TE陣はWRと並び、デプスが充実しているポジションであることも確か。
誰もO.D.のかわりを務められる選手はいませんが、2Q以降の Schaub の冷静さとリード力、パスを投げ分ける判断力を見ると、O.D.が欠けてもゲームをコントロールするだけのオフェンス力は十分に備えています。
この試合初レシーブを記録した Casey が、このチャンスを活かしてステップアップしてくれることを期待します。
O.D.レベルまでは期待できないものの、ルート取りとランブロックで経験を積めば、ビッグプレーメイカーになり得る選手だと思います。

さあ、次週から Bye Week を挟み地区ライバルとの4連戦。
まずは来週、自信溢れるテキサンズが敵地でIND相手にどんな戦いっぷりを見せるか、大注目です。

[ HOU ]
Total Net Yards : 439
Penalties-Yards : 5-45
Time of Possession : 39:08
Total Turnovers : 3

[ BUF ]
Total Net Yards : 204
Penalties-Yards : 4-36

Time of Possession : 20:52
Total Turnovers : 2



3 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
1Qでの3TOで、いやーなムードが漂っていたのですが、ディフェンスがとにかく頑張りました。T.O.にTDこそ取られましたが(”彼”が突っ込みすぎてあっさり外を抜かれておしまい・・・シチュエーションを考えろよ・・・)、ゴールに迫られてもTDを許さない気迫があり、それ以外のプレーでは全く危なげがありませんでした。DLでのプレッシャーは良かったですし、ランストップも出来ていました。Cushingも相変わらずの動きでDROYへ一直線という感じです。シーズン前半でさんざん世話になったオフェンス陣に恩返しとばかりにディフェンスが盛り返してくれました。後半になってディフェンスは益々良くなり、結果完勝です。この様な厳しい試合展開でも、切れずに行けるところはチームとして成長している証だと思います。明らかにPOを狙えるチームに変わったのではないでしょうか。
O.Dの怪我ですが、今のところMRIの結果も含めて続報は入っていません。彼自身ACLの怪我は3度目で、どの程度かは彼が一番判っていると思うのですが、それでも僅かな望みがあると言っていますし、それに賭けたいです。何とか手術を回避出来て、プレーオフには間に合うというような感じにならないかと・・・
Slatonは最初のキャリーでは、タックルに備えてぼーるを持ち替えるなどきちんと対応出来ていましたが、問題のシーンではそれをあっさり忘れていました。Texamaniac様の仰るようにホールに飛び込むスピードや体制はMoatsの方が明らかに優れています。ただ、スクリーンプレーの際のブロッカーの使い方やポジション取り、ブリッツのピックなどまだまだMoatsに不安な面があるのも事実でしょう。O.D.がいない状態で、Slatonも失うとなるとプレーブックの選択肢やSchaubのターゲットに不安があるはず。Slatonには何としても弱点を克服して欲しいです。
Moatsのみならず、Casey、今シーズンようやくレシーバーとして芽が出始めているJacoby達の更なる成長と、今ひとつ並に乗り切れていないWalterの完全復調を期待します(3WRセットが増えてくるでしょうから)。

クロポトキン さんのコメント...

今季最高のD#でしたね。ブリッツパターンも多彩でアグレッシブ、ようやくBushの望む形になってきているように思います。失点もターンオーバーやビッグリターンでフィールドポジションがかなり悪かっただけでまともにドライブされたのは皆無でしたね。

Moatsは思い切りが良くて今はそれがいい方に出ていますね。Slatonは・・・しばらく休んでフィルムスタディなど徹底的にして万全で戻ってきてほしい。現段階ではMoats&Brownでいいと思います。BUFのランD#がボロボロというのがあるので額面どおりに受け取れないですが、ボールセキュリティができているMoatsメインの方がいい結果が出そうです。

ODは契約問題も抑えてTCにもちゃんと参加し、しっかり結果を残し、最高のシーズンになるはずだっだのに悔しいですね。苦しい3rdダウンで何回チームを救ってくれたか、など考えると・・・結果を祈るばかりですね。

11月の同地区対決をいかに乗り切れるか、まずは@INDですね。

texamaniac さんのコメント...

ディフェンス、素晴らしかったですね!DeMecoも、今季はじめて60分間通して戦い抜いたと言っています。この試合、あまりブリッツを多用せず、4メンでプレッシャーをかけ続けたことが良かったと思います。まあ怪我人続出で、弱いOL相手ではありましたが、これでテキサンズDL陣がまた自信を高めていってくれればと思います。AmobiもSmithも、良い働きをしていました。
Cushingはまたしても勝利を決定づけるINT。2INTを献上してしまいましたが、DROYは、BUFのByrdとの争いになるかもしれませんね。