2009年1月14日

Frank Bush 就任

大方の予想通り、DCに Frank Bush の就任が決まりました。
結局、DCのインタビューを受けたのは Bush 一人だけ。あっさりと決まった形です。
Kubiak の評価によると、Bush が得意とするのは、QBに積極的にプレッシャーを与える4-3守備とのこと。
正にテキサンズの守備が最も力を入れたいところです。
が、個人的にどうも心底喜べないのは何故でしょう。
ここ2年、アシスタントとしてチームにいながら、守備が一向に良くなる気配がなかったから?
はたまたDCとしての実績がないから??
杞憂に終わると良いですが、なんとなく不安を感じるのは私だけでしょうか。

● Frank Bush 経歴
87-92 : スカウト(Houston Oilers)
92-94 : LBコーチ(Houston Oilers)
95-99 : LBコーチ(DEN)
00 : セカンダリーNickelパッケージコーチ(DEN)
01-03 : スペシャルチームコーチ(DEN)
04-05 : LBコーチ(ARI)
06 : アシスタントヘッドコーチ兼LBコーチ(ARI)
07-08 : シニア守備アシスタント(HOU)

そのほか、アシスタントHC兼OLコーチ Alex Gibbs の息子である David Gibbs のDBコーチ就任がほぼ決定的とのことです。
D.Gibbs は、ここ3年KCのDBコーチを務めていました。07年には、リーグ5位の188.9Yds/Gのパス守備を作り上げました。
残るは、Marinelli の獲得失敗により、DLコーチが空位となっております。

同地区に目を向けると、大きな人事としてINDのヘッドコーチ Tony Dungy がついに引退を決意。
アシスタントヘッドコーチの Jim Caldwell が後を継ぎます。
いつも勝てない相手で憎いライバルのコーチでしたが、偉大なコーチでした。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

To doです。
正直、Texamaniac様と同じような感想を持っています。
まず、今回のDC交代は、過去数年間のディフェンスに満足していなかったからですよね?確かにBushはポジションコーチとして成果を上げたかもしれませんが、2年間もTexansに関わっていて、それを変えられなかったのに(勿論そうするだけの職権がなかったのでしょうが、それにしても・・・)という気持ちがあります。
また、早い内に決定して来期に備えたいのは判るのですが、他の候補者がまだavailableな状況での内部昇格はどうなのでしょう。他の望みがなくなってからでも内部昇格なら可能だったでしょうから。
勿論Kub.やSmithがBushを評価してのものだとは思うのですが、今回は外部招聘の方が良かったのではという気持ちが強いです。このままぬるま湯体質になる危険性はないのかとちょっと心配です。(Walterの時のごとく、取り越し苦労であることを望みます。その時はごめんなさい)

匿名 さんのコメント...

ディフェンスに求めるのは積極性だと思うんですが、一応そのフィロソフィはあるようなコメントですね。ぜひ体現してほしいものです。

うろ覚えですが、Kub就任時のDCはSmithとBushの共同DCを希望していたように思います。当時面談の許可が出なかったので結局Smith単独でDCになったと記憶しています。保守的なSmithとアグレッシブなBushでバランスをとるということだったなら今回の人事で劇的に変わるかなとポジティブに捉えておこうと思います。

ただD.Gibbsの件も含め、仲良しクラブになってしまう危険はあるかなと思います。Kubにはより厳しさが求められますね。

texamaniac さんのコメント...

Kubiakヘッドコーチに就任した06年、BushがDC第一候補でした。が、ARIがBushを手放さず。LBコーチとして招かれていたSmithがDCへ昇格になりました。翌07年に、ARIのヘッドコーチにKen Whisenhuntが就任し、ようやくBushのテキサンズ入りが許されました。
不安はありますが、アグレッシブな守備スタイルを貫くと言ったその言葉、是非信じたいと思います。守備選手を既に把握していることはプラスかもしれませんね。