シーズンエンドどころかキャリアエンド、復帰できたとしても元の状態には到底戻れず、CBではなくSafetyに移らざるをえないというような話さえありました。
ここにきてようやくその悪夢も終わろうとしています。
WK12のCLE戦で Dunta が先発に復帰して以来、フランチャイズ史上初となる無傷の4連勝。
好調なオフェンス(ターンオーバーを除き)の力もありますが、ここ4戦では見違えるように守備が引き締まっていることが大きな勝因の一つです。
下記は、Dunta 先発4戦と、復帰前10戦の守備スタッツ比較です。
WK | 失点 | 1stD | TotYds | PassY | RushY | TO |
1-11 | 28.7 | 19.6 | 343.8 | 210.8 | 133.0 | 0.9 |
12-15 | 14.0 | 16.5 | 324.0 | 216.8 | 107.3 | 2.8 |
特筆すべきは、平均失点がこれまでの半分の14点に激減していること。
ラン守備が向上し、そして相手からターンオーバーを奪えるようになったことが大きいと言えます。
精神的支柱である Dunta が背後にいることで他選手の能力も向上し、Richard Smith も積極的なプレイコールを展開できるようになりました。
まさにテキサンズのDは、"D"unta を中心に回っているといえます。
この調子で残り2試合安定感を見せれば、オフにクビ確実と思われた Richard Smith の立場も安泰かもしれません。
かわってオフの懸案は、当の Dunta との契約にあります。
今季が契約最終年の Dunta。何が何でも引き止める必要があります!!
幸い、キャップに余裕のある今オフ。
必ずや両者円満に決着できるものと信じています。
3 件のコメント:
To doです。
ディフェンスがよく頑張っているのは良く判るのですが、まだまだ不安定で危うさ(甘さ?)を残しているように思います。そう言う意味でもDuntaの存在は大きいと思います。契約延長は是非とも成し遂げて欲しいところですね。
個人的にはSmithはやはりどうかなと思っています。流石にディフェンスの基本的なシステムは代えられないと思いますしその必要もないと思いますが、来年のブレイクスルーを期待する意味でもDCの変更は不可避かなと思っています。
確かにDunta復帰後はディフェンスが粘り強くなって失点が減っているようですね。特にDB陣には精神面で相当よい影響が出ていると思います。若手が多いだけにこういったプレイに臨む姿勢の見本がいるというのは大きいですね。
ただ私もDCのSmithについては微妙だと思います。去年も終盤にディフェンスがかなり向上していて来シーズンは、と期待していたのを覚えています。同じことが繰り返されそうな気がしないでもないです。判断は難しいところでしょうけど、オフには印象だけでなく、しっかりシーズン全体を俯瞰してテキサンズにとって正しい選択をしてほしいですね。
シーズン通しての成績でやはり判断してもらいたいところですね。McNair は結構甘そうなので、どんな評価が下されるかが見ものです。
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