2007年10月23日

WEEK7 結果 vs TEN

!!注意:下記にはWEEK7の試合結果が書かれています!!


前を向いてゆきましょう。
32対7という大差から、第4Qによく巻き返しました。"サヨナラFG"がなければ、35対36と大逆転勝利目前でした。
怪我した M.Schaub にかわり出場したQB S.Rosenfels は、第4Qに249ヤードを稼ぎ、4つのTDを D.Anderson、J.Putzier、K.Walter と A.Davis に投げ分けました。
4Qでの4TDは史上最多タイ記録、249ヤードは Boomer Esiason (懐かしい!)がもつ252ヤードに次ぐ歴代2位の記録です。
確かなバックアップQB、そしてレシーバー陣も必要なときにしっかり仕事をしてくれるようになりました。
そもそも36点なんて、去年までのテキサンズからは信じられない得点です。
しかも先発QBにエースレシーバーが不在、そして決して弱くないディフェンスを相手にこの爆発は次に繋がると思います。
Red Zone Efficiency も 3/3 の100%でした。

対するディフェンスでは、相手を Red Zone で 2/9(22%)と抑える頑張り。
TENのK R.Bironas に1試合最多記録となる8つのFGを決められてしまいましたが、裏を返せば、レッドゾーンに攻められてもTDを与えず3点に抑えたということでもあります。
第1Qには、DeMeco がサックからファンブル誘発、自ら拾い上げてTDというプレイもありました。
やはりテキサンズの強さはディフェンス(のはず)!
守備陣が得点するシーンをこれからもっと見たいものです。

・・・うーん、と前向きに書いてみたもののやっぱり負けは負けですね。悔しすぎます。笑
ちなみに、過去に、第4Qで24得点以上あげておきながら負けてしまった例は8回あります。
うち一回は、Oilers。1980年WK12でのNYJ戦でした。第4Qで全得点となる28点をあげたものの、28対31で負けています。
ヒューストンのチーム、やはり詰めが甘いのか・・・。

WEEK7 vs TEN
LOSS : 38 - 36
[ TEN ]
Total Net Yards 422
Penalties-Yards 6-45
Time of Posession 36:43
Total Turnovers 2

[ HOU ]
Total Net Yards 333
Penalties-Yards 4-37
Time of Posession 23:17
Total Turnovers 6

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

To doです。
Texamaniac様のブログの更新がなく、私と同じくどっぷりと沈んでいらっしゃるのかと思っておりました。復帰有り難うございます。
それにしても評価すべき所のない、ひどいゲームでした。MIAの時のように、それでも勝っていれば良かったのですが、最後に再逆転とは・・・最悪でした。先週の試合もそうだったのですが、OLがあまりにひどすぎ、DT, DEにプレッシャーをかけられ通し、QB, RBとも仕事が出来ておりません。(もちろんグリーンの仕上がりも今ひとつなのですが)更に、DFもfront 7, secondaryともずるずる進まれ、特に最後のDFではきっちりとFGレンジまで進まれてしまいました。OLについては、Cがフラナガンに変わってからラン・パスともに上手くいかなくなったのですが、必ずしも彼の責任だけではなく、スキームの再構築が必要と思います。実はDFに関しては、観戦していて数字ほどひどいという印象はあまりありません。むしろOFが進まないためDFの時間が長くなり、疲労が蓄積し、点差が離れることによって”切れて”しまっているように思います。開幕当初は上手く行っていたものが、かくも崩れるとは思いませんでしたが、チームとしての層の厚さ・成熟度合いがまだ不十分ということでしょう。
今週末はSD戦ですが、南カリフォルニアの山火事のため、ARIに会場が変更になる可能性がありそうです。(これ以上カリフォルニアの方々に被害が広がらないことを祈っています)2月の下調べと思って、頑張れTexans!!!(私はまだ信じています)

texamaniac さんのコメント...

to do様、
いつも素晴らしい分析をありがとうございます。全くもって同感です。ランが出ないのでテキサンズはなかなかプレイクロックをコントロールできませんね。TEN戦では実に支配時間で13分半もの差をつけられてしまいました。これではディフェンスが疲弊するのももっともで、よくTDではなくFGに抑えてくれたと思います。
to do様も仰っているスキームの見直しもそうですが、プレイコールや試合中の adjust がうまくいってないという点で、だいぶコーチ陣への不満もファンからはあがっているようですね。まあ選手もコーチも、各個人ではなくチームとしてまだまだ底上げが必要なんでしょうね。若いチームで"のびしろ"は大きいと思います。今後の成長が楽しみです。とりあえず次戦のSD戦、勝てばだいぶ勢いを盛り返せるはず!パスラッシュは怖いですが、つけ入る隙はあると思います。

匿名 さんのコメント...

youzy_yam です。
blog復帰おめでとうございます。
Texansのランは酷いですね。
このままでは「負越し確実」となりそうです。
ラン獲得ヤードと勝敗の関係を見ると、
100yds~ : W2L0
70~99yds : W1L1
~69yds : W0L3
となっています。
次のSD戦はどうでしょうか?
SDはランディフェンスが強く、84.5yds/Game に抑えています。
かなり厳しい試合になりそうです。

匿名 さんのコメント...

To doです。
確かに、プレイコールにも問題があったと思います。あれだけブリッツが入ってプレッシャーがかかっているのであれば、スクリーンやドローを併用して、ブリッツが入れられない状況をもっと早く作るべきでした。相手のDFの腰が引けてくれば、pass, runともにもっと進んだと思います。次戦に期待です。
Gatoが放出されたようです。クイックネスのあるRBが必要なのは判りますが、Gatoですか・・・開幕前のLandyのcutも含め、ちょっと疑問です。

texamaniac さんのコメント...

youzy_yam様、
ラン獲得ヤードが勝敗にもろに出ていますね。面白い分析です。やはり、ランが出ないと試合に勝つの難しい。かつ、負けている展開だと時間を潰さずに得点をあげないといけないので必然的にパスが多くなり、余計にランが少なくなりますね。今のテキサンズを見ていると、やはり Andre Johnson が怪我でいないのも大きいのではないかと思います。他のWRも頑張ってステップアップしていますが、やはり相手の立場で考えると迫力不足は否めません。Safetyのどちらかが後方をケアしていれば良いので、セカンダリーがランにも対応しやすいのではないかという気がします。だからこそ、ドロープレイやプレイアクションでもっと相手の裏をかくような戦法が欲しいところなのですが・・・。

to do様、
Gadoは意外でした。更に意外だったのは、補強した Adimchinobe Echemandu。誰でしょうか?全く情報なしです。名前読みにくいです(笑)。Gadoは、確かに成績が振るいませんでしたが、今年はチャンスも与えられていなかったように思えます。まだ若いし、成長の可能性を考えるとDayneの方を出した方がよかったのではないか、という意見もあるようですね。個人的には、こと人事に関してはテキサンズのフロントを信頼しているので(今のところは)、何か考えがあってのことと静観します。Practice Squad の Darius Walker がなかなか面白そうな選手と聞いているのですがどうなのでしょうか。まあ、でも今のオフェンスラインだと誰がいても厳しそうですね。