2013年以来の低迷シーズンとなった今季。
最終戦後、HC Bill O'BrienもしくはGM Rick Smithのいずれかがクビになると噂になっています。
個人的にはOBは結構好きなコーチです。
Hard Knocksの影響もあり、あの体育会系のノリと中年おじさんのルックスと、何とも言えない良いキャラだと思います。
なので残留してくれたら良いなと思いつつ、好き嫌いを置いて冷静にこの4年間の成果を評価すると正直期待通りではないかなと感じます。
確かに初HCとして三年連続9-7は良い成績でした。
だが一方で。特に2014、15年に関しては地区ライバルのJAX/TECが合わせて5-27、
8-24と低迷しており、テキサンズはWattがDPOYレベルの活躍をしていたことを思うと、勝てない方がおかしく、むしろもっといけたのではないかと思います。
元々OBはオフェンス・マインドでQB Guruとまで言われたコーチ。
が、攻撃が機能していないのは明らかで、かつ年々成長していないどころか悪くなっていっているのが実態です。
特にOLの補強を怠ってきたGM Rickの失敗によるところも勿論多いものの、与えられたリソースの中でパフォーマンスを引き出し最大化するのがHCの役割だとすると、QB GuruとしてOBのコーチングやプレーコールは残念なものだと言わざるを得ません。
この4年間で唯一輝いていたのが、Watsonが先発した6試合。
ここもしかしOBの功績というより、Watsonのタレントと、Clemsonのオフェンス(それをプレーに取り入れたのはOBの手腕かもしれませんが)が大きいような気がします。
果たしてこの6試合が、来季以降も期待できるのか。リーグの守備が追いついてきてしまうのか...。
次にOBの気になるポイントは、 選手からの信頼は厚そうなものの、なぞの大敗が多いという点。
15年のATL、MIA、そしてプレーオフでホームでKCへのシャットアウト負け。
昨季も新人3rd String QB相手に完封されたNE戦。
今年に至っては開幕JAC戦にはじまり、LA、2回目のJAC、PIT ... 怪我人続出で仕方ない部分はあるものの、ゲームプランで負けているのは明らかです。
ゲーム中の立て直し、ハーフタイムでのアジャストも決して得意な方ではないと感じます。
そして最後に、OBの契約は来年までという点。
もし契約通りに、来季のみの続投となった場合。
Watsonは2019年にはまた新コーチと一からやり直しとなるわけです。
どうせ仕切り直しとなるのであれば、怪我明けの来季からオフェンスを組み立てるというのがWatsonにとっても良いのかもしれません。
いずれにせよ、近日中には発表になるであろうフロント人事。
AJ、Wattに続き、今やピークを迎えつつあるNukやClowneyというスタータレントを無駄にしてしまわないような体制の構築がのぞまれます。
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