2012年10月7日

テキサンズ1Q感想

先日リーグの月間優秀選手が発表され、われ等が J.J. Watt が9月のAFC守備選手に選出されました。
その成績、20タックル(うち10がタックルフォーロス)、7.5サック、5パスディフェンド、2ファンブルリカバリという文句なしの大活躍。
Watt に牽引され、テキサンズもフランチャイズ史上初の開幕4連勝スタート。
16試合シーズンの第1Qを最高の形で終えることができました。
守備側の優秀選手が Watt だとすると、個人的に挙げる1Qのテキサンズ最優秀オフェンス選手はやはりこの人、QB Matt Schaub。
953ヤード、7タッチダウン、1被インターセプト、パス成功率約67%、QBレート105.3は堂々たる成績。
今季終わる頃には、リーグのエリートQBの一人と称されているかもしれません。
昨季までと目だって違うのは、ミスの少なさ。
1INTもさることながら、被サック3はリーグ最少。
パスラッシュを感じ取るのが確実に良くなっており、オフェンスが崩れたときには無理にパスを通そうとするのではなく、ボールを投げ捨てるベテランらしい判断力も極めて優れたものがあります。
そしてDEN戦で見せてくれたフィジカル/メンタルのタフさ。
昨年初のプレーオフ出場に際し、自身はIR入りで出られなかった悔しさから、今年は自分に年にするという意気込みと集中力がひしひしと伝わってきます。

勝ち星が全てのNFL、最高の1Qではありましたがまだまだ課題もあります。
まず気がかりなのは Arian のキャリーが既に100を超えており、平均ヤードも3.7ヤード/キャリーと今ひとつ乗り切れていないところ。
Kubiak は問題なしとしているが、Tate や Forsett ももう少しみたいところ。
そして最大の課題が未だ乗り切れていない Holliday とスペシャルチーム。
プレシーズンで大爆発したリターンゲームもここまで完全に低迷。
これからスケジュール的にも厳しくなってきますが、スペシャルチームでフィールドポゼッションで優位に立てるとかなりのプラスになります。
逆に、スペシャルチームでのミスが、攻守の頑張りを台無しにしないとも限りません。(昨季のBAL戦…)
カバーチームでは、WK4に Brahman の復帰により動きが格段に良くなったので、この調子を維持してほしいと思います。



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