2012年1月11日

2011 Wildcard vs CIN レビュー

AJが試合を決定づけるTDをあげたとき、思わず涙が出そうになりました。
いや、実際嫁・子供が近くにいなければ泣いたと思います。
それだけ感動的な瞬間、そして歴史的な大勝利でした。
前半押されつつも、ルーキー Watt の神がかり Pick6 でリードを奪ってからは危なげなし。
後半は期待通りに、攻守ともに完全にライン・オブ・スクリメージを支配しての Wildcard 突破でした。
Foster の活躍、Yates のゲームマネジメント、JoJo の逆襲とハイライトすべきところがたくさんありますが、Div. Round を見据えてここでは敢えて以下3点をあげます。

まず一つが、P Turk の活躍。
5回のパントで平均50.2Yds、Net は42.2Ydsと地味ながらも堅実な働きをしてくれました。
次のBAL戦はガチンコの守備対決が予想されるだけに、パントゲームでより優位なフィールドポジションを確保できると大きなアドバンテージになります。

そして、DC Wade の存在。
どこぞの記事で、CIN戦で Wade は23%しかブリッツを出さなかったと書いてありました。一方で、レギュラーシーズン対戦時は50%のプレーでブリッツコール。
その結果が、1 SCK/0 INT から 4 SCK/3 INT という数字です。
所詮スタッツなので、もちろんプレーコール以外の要素が上の結果になっているわけですが、DC Wade の存在感とチームに与えるプラスの力は計り知れず。
WK6でのBAL戦は、今季 Wade の守備としては最悪のゲームだったので、なんとしてでもリベンジを果たしたいはず。
Wade のプレーコールに期待大です。

最後に、CIN S Chris Crocker のミスです。
大きかったのが、3QでのINTドロップ。
落球せずにINTしていれば、エンドゾーンまで持ち込めた可能性も高く、試合を振り出しに戻すとともに大きなモメンタムチェンジとなったはずです。
Yates とテキサンズファンにとっては冷や冷やもののプレーでした。
そしてもう一つ大きかったのが、Arian のロングTDランでのミスタックル。
これらのミスがなければ、負けないまでも、間違いなくより厳しい試合になったと思います。
特にINTドロップは、Crocker ではなく次に対戦する Ed Reed であればまずTD献上となっていたかと思います。
些細な間違いや一つのミスプレーが、試合の行方を大きく左右すること。改めて感じました。
幸いテキサンズにとってWildcardでは良い方向に転びましたが、BAL戦では完全な試合を展開する必要があります。

ということで。CIN戦は大興奮で、試合を思い返すと実は未だに笑みが絶えませんが。
また更なる高い山が待ち構えます。
気持ちを切り替え、WK6のテープを見直してまたプレビューでもしたいと思います。
(でもその前にもう一回CIN戦を観よう。笑)

2 件のコメント:

kropotkin さんのコメント...

Week6は確かに完敗でしたが、まだWadeのD#が浸透しきる前だったように思います。今ならRiceをある程度止めてくれると期待したいですね。というかRiceに走らせないことがテキサンズ勝利の第一条件という気がします。

インタビューを断ってプレイオフに集中しているWadeの意気込みに期待です。

texamaniac さんのコメント...

BAL戦いよいよですね。負けて当たり前と言う前評判を覆してくれると思います。