2010年12月2日

WK13 予想 @PHI

Thursday Night Football!木曜の試合となると、短い準備期間が(まあお互い様ですが)、と思いがちですが。
今回に限っては、地区ライバル相手に圧勝した直後ということで、良いイメージが残っているうちに次の試合が出来て良いのではないかと思います。
特に、今季叩かれまくっているディフェンス陣にとっては、完封明けで自信も幾らか取り戻せたことかと思います。
残念なのは、試合の対戦相手がPHIであること。
QBは Rusty Smith とは雲泥の差がある Michael Vick が相手になります。
現在リーグ1位の QB Rate(106.0) を誇り、13TD投げてINTはわずか1つ。MVP候補筆頭の大活躍をしている Vick は、間違いなく今リーグで一番厄介なオフェンス選手と言えます。
つい3週間前には、WAS相手に592Yds、59得点を稼ぎ出したPHIのオフェンス。正直止められる予感が全くしません。
が、それならばそれで。PHIより多くの点を我々があげれば良いだけのこと。
ATL時代は Vick のバックアップであった Schaub が、成長した姿を Vick に見せつけてやれればと思います。
この試合、わずかながらも勝てるチャンスがあるとすれば、以下のようなところでしょうか。

1. 投げられても良いからラン(Vick のスクランブル含む)は止めること。
WK12にCHIがやってのけたディフェンスが理想。DL4人だけで終始 Vick にプレッシャーをかけ、スクランブルレーンも狭める。走られるなら、利き腕とは逆の右方向に押しやる。左方向にスクランブルした際や、ブートレッグやプレーアクションで左側に展開したときは、DEが素早く反応する。そう、Julius Peppers の役を Mario がしっかり務める必要があります。

2. Arian にボールを持たせる。
今季のテキサンズは、オフェンス最大の武器が A.J. から Arian に移った感があります。Vick に活躍されないためにも、ランでオフェンスリズムを作り、TEN戦で見せたように、ボール支配時間を高めるのが効果的です。当然ランが出るようになれば、それだけパス攻撃も楽になりますし、プレーアクションからのビッグゲインも期待できます。

3. チェックダウンやスクリーンパスを多用する。
PHI相手にやってはいけないことは、ターンオーバー。Vick がボールを明け渡さないだけに尚更、ボールは大事に扱う必要があります。これまたTEN戦で見せたように、Arian や Dreessen へのチェックダウンやスクリーンで、短くても正確で安全なパスを主体にパスオフェンスを組み立てれば良いと思います。ランと同様、時計を支配するという目的ももちろんありです。チェックダウン、スクリーンに警戒しはじめると、PHI自慢のパスラッシュも幾らか緩和することが考えられ、そこから一気にビッグゲインが狙えるようになると思います。

予想 : (LOSE) HOU 24 - 31 PHI
※さすがに厳しいかな。。

1 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
同感です。特に思うのが3のところ、PHIはブリッツを多用してくるので、それをかいくぐるスクリーンは有効ですし、逆に無策で対応しようとするとやられると思います。とにかく序盤でリズムに乗せる事が重要と思いますね。