2010年9月23日

WAS戦プレーバック②

今週の緊急ニュース、Duane Brown 4試合出場停止についてはまた書くとして。WAS戦での課題をプレーバック。

- CB陣のパスカバレッジ
IND戦に引き続き、WAS戦でもランをまず止めて、McNabb に投げさせるという作戦であったと思います。
スタッツ上も、開幕2試合で与えたランは、わずか31.0Yds/G(リーグ2位)。3rd down での down 更新率が27%(5位)と踏ん張っているのは、ランをしっかり止めて、3rd and Long の状況を多く作っているからだと考えられます。
一方で、パス守備は411.0Yds/Gとダントツのリーグ最下位。
ソフトなゾーンカバレッジで、折れるけど壊れないディフェンススタイルをとっているとは言え、さすがに投げられ過ぎです。
Kareem Jackson は随所に良いプレーが見られるものの、標的にされることが多く、まだまだこれからの選手。Glover Quin は、何度かこのブログでも述べた通り、シュア・タックルや当たりの強さが目立つものの、パスカバレッジに関しては疑問符。今は Brice McCain が一番安定しているCBではないかと思います。

- Adibi のプレー
やはり出場時間が増えた Adibi、その出来は散々でした。
カバレッジのミスで、度々 Cooley らにビッグプレーを許しました。
あと2戦で Cushing が帰ってくるのが救いです。

- Slaton のKR
衝撃の1Yd KRをはじめ、WAS戦での Slaton のKRは、6回で平均14Yds、最長でも25Ydsと散々な出来。
かなり不利なフィールドポジションでの攻撃を強いられました。
素直にタッチバックしてくれていれば、とランだけでなく、KRでもその判断力の悪さが目立ってしまいました。
個人的には期待していただけに残念です。

- Jacoby のドロップ
Jacoby を 2nd WR に!というプレシーズンでの勢いも、ここにきてブレーキ。
Walter の安定したレシービングと大活躍もあり、まだまだ差が大きいことが際立ってしまったWAS戦でした。
3rd down での2つを含む、3ドロップを記録。
まだまだ安定感に問題がある Jacoby ですが、一番大きかったOTでのキャッチは良かったです。


1 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

K-Jaxは良い時はかなりタイトないいカバーをしますけど、まだムラがありますね。もうちょっと我慢という気がします。自分も同じようにMcCainいいと思います。ブレイクするのはこの男と予想しています。ただし全体的には酷い状態ですね。多分去年より悪いです。これは選手の能力というより、DBコーチの責任ではないかという気もしてきます。

Adibiは悪いほうで目立っていましたね。それならばカバー領域が広いSharptonを使う手はないんでしょうか?プレシーズンではSharptonのほう明らかに上でしたし、怪我がないなら是非起用してほしいですね。