2009年12月3日

Kubiak カウントダウン

Kubiak への風当たりが強くなっているようです。
2-14 というワースト・シーズン後に招へいされ、'06年に6-10、'07年、'08年には8-8と着実にチームを向上されてきたHCではありますが、プレーオフへの期待が高まる中、毎度繰り返される同じ過ちにより、ここらが限界ではないかという声があがってきています。
かくいう私もその一人ですが、今オフに即刻交代すべきかと問われると、ことはそれほど簡単ではないかとも思います。
HC交代となると、スタッフやチームのフィロソフィーも新HC流になるため、人の入れ替えが当然発生し、チーム力が定着するまでにまた再建の時期が必要になります。
相変わらず勝負弱いテキサンズではありますが、今季を振り返ると、延長にもちこむゴールラインからのTDランを防がれての負けが2試合(JAC戦、ARI戦)と、終了間際のミスFGによる負けが2試合(IND戦、TEN戦)。
タラレバですが、それら接戦をものにしていれば、かなり違ったシーズンとなっていたことは間違いありません。
※もっとも、白星をあげた試合もどっちに転んでもおかしくないゲームもありましたし、そもそも勝負強さこそHCが植え付けるべきだという話もありますが…。
どのチームと対等に渡り合えるチーム力、タレント力は揃ってきたのは疑いようもない事実で、Carr 時代に比べるとテキサンズのゲーム自体が観てていてエキサイティングなものになっているのは誰しもが納得するところだと思います。
そして、負けは Kubiak だけのせいではなく、選手たちの不甲斐なさもあるのもまた事実。
いずれにせよ、テキサンズ・オーナーの Bob McNair が明言しているように、今季残りの5試合が重大なゲームとなりそう。
今一度の奮起と、こうゆうときにこそ逆境を跳ね返すリーダーシップが見たいものです。




2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
2005年シーズンから比べると、大幅な進歩を遂げており、2006年以降、着実に戦力を高めていった功績はすばらしいと思いますし、私自身も高く評価しているコーチです。しかし、チームとして勝ちきれないのも事実。一昨年の8-8こそやっとここまできたという感慨深いものでしたが、昨年は@JAC, IND, @OAK、今年もJAC, ARI, @IND, TEN, INDともどかしい思いを何度もしてきました。必ずしもコーチの責任じゃないと言う意見もありますが、そもそも接戦になってしまった事にも責任の一端はあるはず。Texamaniac様の仰るとおり、チームフィロソフィーに影響する可能性もありますが、コーチが変わって昨年のMIA, ATL等のように一気に強くなるチームもあります。リスクを避ける意味ではシャナハン父とか良いでしょうし、大きなステップという意味でカウアーというのも有りと思っています。10-6 or 9-7でplay offには行けないけど勝ち越したから・・・というのでは同じ事の繰り返しになっていくと思います。残り全勝してplay offに行けた時のみ首がつながると思って良いのではないでしょうか(と言うかそうあるべきです)。

クロポトキン さんのコメント...

その時Kubがいるいないに関わらず、何年後かにテキサンズが強豪と呼ばれるようになっていたとしたらその下地を作ったのはKubであると間違いなく言えますね。チームをゼロから作り上げるということに非常に長けたコーチなんだろうなと思います。

GM権限もある程度持っていますし、結果には責任を持たなければならないというのも事実ですね。McNairが猶予をあと一年延ばすかどうかですね。McNairなら勝ち越したら来年もと言いそうな気がします。

個人的にKubが生き残る道は全勝以外ないと思っています。厳しいようですが、勝率5割近辺をウロウロしているうちに選手の衰えや流出が始まってしまうと思うからです。今、テキサンズにはタレントが多くいます。他チームに決して劣らないです。このタレントで上を目指すためにはそれほど時間的余裕はないように思います。