2009年10月23日

生き返ったD#

開幕6週間は、交互に負けと勝ちを繰り返すアップダウンの激しいシーズンとなりました。
プレイオフ進出争いに勝ち残るためにも、これからなんとか連勝をしてゆきたいところですが。明るい兆しが、ディフェンスの向上。
WK3まで、リーグ史上ワーストと言われた守備陣が、ここ3戦で大きく立て直してきています。
そのスタッツ比較がこちら。



前半
失点
後半
失点
合計
失点
Net
Rush
Net
Pass
Net
Yds
被TD
Rush
被TD
Pass
被TD
Total
WK1
NYJ
10
14
24
190
272
462
2
1
3
WK2
@TEN
24
7
31
240
209
449
2
2
4
WK3
JAC
17
14
31
185
214
399
4
0
4

合計
51
35
86
615
695
1310
8
3
11

平均
17
11.7
28.7
205
231.7
436.7
2.7
1
3.7











WK4
OAK
6
0
6
45
120
165
0
0
0
WK5
@ARI
21
0 *
21
44
296
340
1
2
3
WK6
@CIN
17
0
17
46
250
296
1
1
2

合計
44
0
44
135
666
801
2
3
5

平均
14.7
0
14.7
45
222
267
0.7
1
1.7
* : ARI後半7点取られていますが、Pick 6 によるもので守備側失点でないためはずしています

上記を見ても、差は歴然。
ここ3戦での平均267Yds/Gという数字だけをとると、リーグ1位のNYG(257.7Yds)、2位DEN(262.5)に次ぐトップ3の成績になります。
そして特筆すべきは、ゲーム後半でディフェンスは得点を許していないということ。
これまでテキサンズは、ハーフタイムにアジャストできないというのが大きな課題でしたが。
ことディフェンスに関しては、ようやく対応力がついてきたもようです。
守備向上の要因は、下記あたりが大きいでしょうか。
- Bernard Pollard の加入
- オフを欠場した Cushing と Dunta が日に日に良くなっていること
- Reeves の復帰
- Quin の台頭
- Amobi のステップアップ

引き締まりつつある守備陣ですが、依然としてQBを倒せていないのが課題。
肩の怪我で Mario も精彩を欠いているので気になるところですが。
Barwin もCIN戦で初サックを記録したので、これからの成長をあたたかく見守りたいと思います。

3 件のコメント:

クロポトキン さんのコメント...

Richard Smithの時は前半良くてもアジャストされて前半悪ければそのままということが多かったですね。今年も同じようなスタートだったのでどうなることかと思いましたが、今年のアジャスト力は悪くなさそうですね。

Marioの怪我は心配ですね。@CINもほとんど目立たなかったですね。これは明らかに怪我のせいでSF戦もちょっと心配です。ただ回復さえしていればフットワークタイプのLT Staleyは得意としている方なので期待できると思います。

To do さんのコメント...

To doです。
守備陣のパフォーマンスが良くなっているのは確かなのでしょうが、個人的にはまだまだ信じられない部分もあります。
まず、Texamaniac様もご指摘の通り、パスラッシュがもう一つという点。確かにAmobiは良くなっていますし、Smithも開幕直後とは大違い、sackには至らないまでもというプレーも見受けられますが、それでも不安定なDBを考えるともう一奮起欲しいです。そう言う意味ではクロポトキン様と同じくMarioの怪我が心配です。
もう一つは上でも述べましたDB陣。Pollard, Reeves, Quinが加わる事により格段に良くなりましたが、まだ信頼し切れません。特にDuntaにはまだまだ不満が残ります。CINのChad, ARIのFitz.には、残り時間僅かな状態でそれだけは駄目というpassをやられています。むしろReevesに比べても・・・という感じではないでしょうか。(個人的感情でハードルを上げている部分もあるかもしれませんが・・・)
今週のSF戦こそ試金石。Goreを止めきるかどうか、そして前掛かりになっている時にpassを投げられて、DB陣がDavisと初出場の蟹木をちゃんと止められるかどうか。頑張って欲しいです。

texamaniac さんのコメント...

Mario、心配ですね。次戦SFはオフェンスラインの弱さが明らかなので、QB Hillにプレッシャーをかけられないようだと、先が思いやられます。