2009年9月25日

Pitts と Pollard

テキサンズの全114試合に出場してきた Chester Pitts がIR入りしました。
TENの試合中に負った右膝の怪我が原因で、水曜日に手術を行い、そのままシーズンエンドとなりました。
只でさえランプロテクションがボロボロの今年のOLineですが、中心選手でリーダーである Pitts の早期離脱は大きな痛手となります。
なお、Pitts は今年が契約最終年で、年齢的に30歳ということもあり、恐らく来年はテキサンズに戻ってこないのではないかという意見が支配的です。
2ヶ月は松葉杖生活、完治には6ヶ月要すると報じられていますが、特に回復具合が思わしくない場合は、噂通りテキサンズへのカムバックは確かに難しいかもしれません。
Pitts のかわりには、07年6巡指名の Kasey Studdard がスタメンに入ります。
Studdard に問題があった場合、残るGは Chris White と、これまで期待した動きを見せていない Antoine Caldwell がいるだけ。両選手とも開幕2戦は inactive となっており、ここにきてOLのデプスが心配になってきました。

Pitts 離脱によりあいたロースタースポットには、前KCのS Bernard Pollard が入りました。
06年2巡指名でKC入りした Pollard は、昨季NEの Tom Brady をIR送りにしたヒットで有名になりましたが、昨季は98TCKでKCのリーディングタックラーだった選手。
パスカバーはともかく、ハードタックルが持ち味で、ランディフェンスに長ける選手なので、足でロングゲインを稼がれる今年のテキサンズにとって救世主
となるかもしれません。
※弱小KCから放出されたくらいなので過度な期待は禁物ですが・・・。

最後に、ロースターの動きと関係ないですが、TEN戦での喧嘩騒ぎを受け、A.J. と Jacoby Jones に罰金が科せられることが決まりました。
罰金だけで済んで、出場停止等の罰則がなかったのでホッとしました。
それにしても、A.J.。いつもは口数少ない大人しい選手ですが、Cortland Finnegan がよほどうざかったのか、大声でのやりあいに始まり、サイドラインの喧嘩まで。初めて熱い姿を見ることが出来ました。
そして熱くなっただけでなく、しっかり結果を残してプロボウラー3人を出したTENセカンダリー陣を粉砕したあたりはさすがでした。



2 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
ただでもOLに問題があるのに、Pittまで抜けるのは本当に厳しい・・・状態そのものがそれほど酷い物でなく、全治6ヶ月というのがまだ救いです。来年にはどのくらい良くなっているか判ると思います。数少ない草創からのTexans、何とか契約延長出来ると良いのですが。

texamaniac さんのコメント...

TEN戦で痛めた時から相当痛そうにしていたのでどうかなと思いましたが、やはりIR入りとなってしまいました。実に残念です。Gポジション自体も不安ながら、Pitts不在でDuane Brownの動きに影響が出ないかがちょっと心配です。