2009年9月23日

ランフェンス

昨日に引き続きまして、本日はランオフェンスのブレイクダウン。
と言いつつ、特にブレイクダウンと言えるような内容はなく。
ランオフェンスのまずさは、Kubiak が言っているように、プレーコール、O-Line、RBと全てに原因があるというのが現状です。
O-Line は、特に両GとCの出足の悪さと、DLに押し込まれてしまう力の弱さが目立ちます。
Aギャップ、Bギャップをすぐに相手LBに詰められ、RBが走りぬけられる穴がほとんど開いていないという状況です。
が、ランニングレーンがあったとしても、瞬時に判断して攻められないのが今年の Slaton。
バルクアップしたパワーで第一タックルを跳ね返そうというつもりなのか何なのか。ルーキー時代に見せていた瞬発力がすっかり影をひそめています。
更に悪いことに、昨年後半より急に出てきているファンブル癖。TEN戦でも、Duane Brown がリカバーしたため大事に至らなかったものの、2FUMを記録。これで20数キャリーで今季3FUMと不名誉なスタッツになっております。
後半、C.Brown のRB起用が目立ちましたが、ファンブル癖を避けてのことか、はたまたランが出ないからか、もしくはパスブロックに劣るからか、上記のすべてか。理由は定かではありませんが、Kubiak らの信頼が少し傾きつつあるのかなという気がしております。
それでも、スクリーンパスを受けた時等、オープンに出れたときのスピードはやはり秀逸。
何かきっかけがあれば再浮上できると願っています。
そして、Shanahan にも是非、ランゲームをもう少し手伝ってほしいところ。
C.Johnson にやられたようなドロープレイや、カウンターのラン等、いろいろな攻めのパターンが見たいところです。
次の相手は、JAC。NYJ、TENに比べると守備が緩いチームなので、是非この試合でしっかりと数時を出してほしいものです。

3 件のコメント:

To do さんのコメント...

To doです。
ランが出ないのは、OL(Cと両G)が押し込まれている事が最も大きいのではと思います。ただ、Slatonもホールが開いているのに思い切って飛び込めていない or 違うホールをに進んでいる事が多いように思います。オープンフィールドに出てからのスピードには全く陰りがないのですし、判断力に問題有りのような気がしてなりません(瞬発力が落ちたのかもしれませんが)。昨年まで出来ていたのに出来なくなる、二年間のジンクスとして片づけるわけにはいかないでしょう。アウトサイドへのランを増やす、Brownのキャリーを増やすなどして、状態が上向くのを待つしかないのかなと思っています。

クロポトキン さんのコメント...

長い目で見るとディフェンスよりもランがでないことの方がチームにとって痛手になるかもしれないですね。ランが安定しないと自慢のパスO#がジリ貧になります。

今のSlatonは思い切りよくワンカットが切れないですね。もちろんここまで相手が悪く、OLが押せていないというのもあると思いますけど、Slatonのメンタルの状態があまりよくないのかなという気がします。ドラフト前のプロスペクトにはファンブル癖あり、LOSの前で迷うというのがあったように記憶しています。去年の終盤まではそんなところは見えなかったんですが・・・。Slatonが自信を取り戻すためにビッグゲインが期待できそうなドローやオープンへのスイープをもっとコールしてもいいと思います。あとカウンターを出すためにもブーツをもっと見せてほしいですね。

texamaniac さんのコメント...

去年あれだけ爆発した選手が、メンバー的にもほぼ同じオフェンスの形にもかかわらず、大崩れするというのは何とも不思議です。NYJとTENのラン守備が素晴らしかったのだと思いたいです。
次にあたるJACは、今はそこまでの守備力がないので、Slatonの状態をはかるにはちょうど良いマッチアップになると思います。