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!!注意:下記にはWK12の試合結果が書かれています!!
@
LOSS : 35 - 27どうやら Sage だろうが、Schaub だろうが関係なかったようです。
またしても4Qでの大崩れ、21失点を喫し大逆転負け。
前半がほぼ完璧とも言える内容だっただけに、またしても悪夢のような後半となってしまいました。
もはやここがチームとしての限界かもしれません。
チームが若いからという言い訳もそろそろ苦しくなってきました。
テキサンズには、「勝ち組み」のメンタリティがありません。
ビッグゲームでは常に負ける。Must Win の試合では、何故かいつも負ける。
選手にも、コーチにも、Winner と言える人がいなく、毎年繰り返されるこの惨状。
私自身は比較的 Kubiak を信頼してきた一人ですが、そろそろ入れ替えの時期かもしれません。
まだプレイオフ進出へわずかな望みが残っており、今季残り5試合の結果次第ではありますが。
この試合での敗戦が Kubiak クビの直接的な引き金となるかもしれません。
[ IND ]
Total Net Yards : 342
Penalties-Yards : 3-25
Time of Possession : 28:08
Total Turnovers : 2
[ HOU ]
Total Net Yards : 396
Penalties-Yards : 10-129Time of Possession : 31:52Total Turnovers : 3
Bye Week 明けの AFC South 地区ライバル3連戦。正直全勝できると信じきっていました。
が、あえなく緒戦で失敗。
プレイオフ進出に向け崖っぷちに立たされて気分が落ち込んだところに、追い打ちのように伝えられたのが FS Eugene Wilson のIR入り。
決して層が厚くない Safety 陣にあって、唯一パスカバーができた Eugene の不在、これで Manning との今季2戦は絶望的だと思っていました。
が、ここにきてひとつの明るいニュースが。
INDのDE Dwight Freeney が腹部の怪我によりHOU入りを断念、欠場することが決まりました。
Eugene と Freeney の不在、どちらのオフェンスがこのチャンスを活かすことができるか。
とても後ろ向きな考え方ではありますが、事実なので仕方がないことに、テキサンズは Eugene がいようがいまいが、Manning にはいつも良いようにやられています。
そう考えると、INDの方がダメージは大きいかもしれません。
INDでの今季初対決では、リードを許して後を追いかけるという苦しい試合展開でした。
この試合こそ、序盤でリードを奪い、自分たちのペースでゲームをコントロールしたいところです。
TEN戦では、O.D. 不在による影響が随所に見られましたが、ここらで Walter の爆発に期待大。
ディフェンスでは、L.O.S で Dallas Clark や Wayne らに体を寄せて、少しでも Manning とのタイミングをずらすよう、フィジカルな守備を見せてほしいものです。
INDは今季これまで10-0の戦績を含め、現在レギュラーシーズン19連勝中。
でも歴史が示すように、いつまでもパーフェクトでいられるチームというのはそうそうありません。
この4戦を、合計でも10点差と僅差の勝利で潜り抜けていますが、そろそろ負けてよい頃でしょう。いや、そろそろテキサンズが Manning に気持ちよく勝つ頃でしょう。
予想 : (WIN) IND 28 - HOU 30
vs
LOSE : 20 - 17
何故、何故、何故・・・
- Chris Brown が Featured RB だったのか
- Kris Brown は2試合連続で Clutch FG を外したのか
- 簡単なキャッチやINTをドロップしたのか
- 走ることが明らかなV.Y.を 3rd Down で止められなかったのか
- 何年経ってもQBにプレッシャーをかけられないのか
- Mario は怪我から回復していると言われているのに去年までとは違う選手になってしまったのか
- 誤審もあったとは言え、大事な場面で下らない反則を犯すのか
そして何より、何故ビッグゲームになるといつも勝てないのか・・・。
V.Y.すごいぜ話、遡っては’06年のドラフトどうったのという馬鹿げた話を聞きたくないので、今週はテキサンズニュースはあまり追わない一週間になりそうです。
またもや.500、残すところあと6試合。
プレーオフ進出の望みは完全になくなったわけではないですが、INDとJACの2戦は must win です。
[ TEN ]
Total Net Yards : 344
Penalties-Yards : 5-25
Time of Possession : 32:19
Total Turnovers : 1
[ HOU ]
Total Net Yards : 340
Penalties-Yards : 7-72Time of Possession : 27:41
Total Turnovers : 0
TEN選手たちの挑発的なトラッシュトークが話題になっています。
WK2のリベンジと気合が入っているようですが、我らがテキサンズも静かにリベンジの闘志を燃やしているはず。
2006年の12月。当時ルーキーシーズンであった Vince Young が、オーバータイムで39YdsのTDランを決めて 26-20 で負けたときのあの悔しさ。テキサンズ守備陣は忘れていないと思います。
V.Y. の地元での Monday Night と最高の舞台が整ったので、ここらでペイバックタイムとゆきましょう。
この試合、オフェンスは Slaton、ディフェンスは Mario からのビッグゲームに期待しています。
ともにこれまでスランプあり、怪我ありで、本来の活躍を見せられていない二人。
プレイオフ戦線に踏みとどまるためにも、これからシーズン終わりに向け彼らのビッグプレーが欠かせません。
勝利の決め手は、Chris Johnson のビッグプレーを封じ、リードを奪って V.Y. に投げさせる展開に持ち込むこと。
WK2には197Ydsも走られましたが、ここ6試合でテキサンズのラン守備は60.5Yds/Gとリーグトップの成績。ビッグゲインを許すことがなくなりました。
この勢いで C.J. も抑え込むことができれば自ずと勝利が見えてきます。
そして、忘れてはならない(忘れようとしても忘れられませんが)のが、V.Y. のスクランブル。
DeMeco と Cushing、Pollard がしっかりと対応し、C.J. も V.Y. も確実なタックルで仕留める必要があります。
オフェンスでは、TENをカモにしている Schaub - A.J. のホットラインに今回も期待。
ターンオーバーだけ注意すれば、切り崩せない相手ではありません。
ホームで大量得点で大勝。一気にプレイオフに弾みとゆきましょう。
予想 : (WIN) TEN 20 - HOU 28
IND戦で Moats にスタメンの座を明け渡した Slaton ですが、Bye Week を挟み、TEN戦では先発に復帰することが明らかになりました。
今年のFUM癖とスランプは、多分にメンタルが影響していると思われ、一週間頭を冷やす時間をおくことで、どれだけ復調できるかに注目が集まります。
個人的には、復活の幕開けとなるビッグゲームになるのではないかという気がしています。例によって当てにならない予想ですが。
TENの Chris Johson に話題が集まっていますが、同期 Slaton が Johnson を上回る活躍でチームに勝利をもたらしてくれるはず。
Player
| Rushing
| Receiving
|
Rush
| Yds
| Avg
| Lng
| TD
| Fum(Lost)
| Rec
| Yds
| Avg
| Lng
| TD
|
'08 C.Johnson
| 251
| 1,228
| 4.9
| 66T
| 9
| 1(1)
| 43
| 260
| 6.0
| 25
| 1
|
'08 S.Slaton
| 268
| 1,282
| 4.8
| 71T
| 9
| 3(2)
| 50
| 377
| 7.5
| 46
| 1
|
'09 C.Johnson
| 170
| 1,091
| 6.4
| 91T
| 8
| 1(1)
| 30
| 262
| 8.7
| 69(T)
| 1
|
'09 S.Slaton
| 116
| 359
| 3.1
| 32T
| 3
| 7(5)
| 32
| 326
| 10.2
| 38T
| 3
|
Blog Bye Week に入っている間ニュースが遅れましたが。
Jacoby Jones がふくらはぎの怪我により、練習を欠場しております。
IND戦で負った怪我のようで、Bye を挟んだ今でも引きずっているあたり、少々気になります。
Jacoby は今季テキサンズの中で最も成長著しい選手の一人で、Deep Threat としてようやく活躍するようになってきました。
13レシーブのうち3つがTD、レシーブあたりの平均獲得ヤードが18.3Ydsというスタッツ。相手守備陣とってはさぞ嫌らしい存在かと思います。
TENの Safety 陣 Hope と Griffin はプレーアクションにかかることが多いだけに、アグレッシブな二人の後ろを駆け抜けるスピードをもつ Jacoby にはなんとかこの試合間に合ってほしいものですが。
Jacoby 欠場の場合は、Glenn Martinez がリターナーを務めるもよう。Andre Davis の出番もありそうです。
そのほか、これも遅ればせながら。
Arian Foster が Practice Squad からロースター入りしました。
これでRB陣は、Slaton、Moats、Brown に Foster と4人体制。Foster は、スペシャルチームでの活躍も期待されます。
もしかしたらNFLで今一番エキサイティングな選手かもしれません。RB Chris Johnson、惜しむらくは、憎き同地区ライバルにいることです。
敵ながらそのタレントは認めざるをえませんが、実力があるだけに、今のTENオフェンスは彼一人に頼りすぎなのもまた事実。
C.J. を抑えれば自ずと勝利が見えてきます。そして、今季の成績が示すように、決して止められない選手ではありません。
● Chris Johnson Stats
WK
| W/L
| RushAtt
| RushYds
| RushAvg
| RushTD
| Rec
| RecYds
| RecAvg
| RecTD
|
1
| @PIT L:10-13
| 15
| 57
| 3.8
| 0
| 1
| 11
| 11.0
| 0
|
2
| HOU L:31-34
| 16
| 197
| 12.3
| 2
| 9
| 87
| 9.7
| 1
|
3
| @NYJ L:17-24
| 22
| 97
| 4.4
| 0
| 1
| 8
| 8.0
| 0
|
4
| @JAC L:17-37
| 16
| 83
| 5.2
| 0
| 3
| 11
| 3.7
| 0
|
5
| IND L:9-31
| 9
| 34
| 3.8
| 0
| 2
| 9
| 4.5
| 0
|
6
| @NE L:0-59
| 17
| 128
| 7.5
| 0
| 0
| 0
| -
| 0
|
8
| JAC W:30-13
| 24
| 228
| 9.5
| 2
| 2
| 11
| 5.5
| 0
|
9
| @SF W:34-27
| 25
| 135
| 5.4
| 2
| 3
| 25
| 8.3
| 0
|
10
| BUF W:41-17
| 26
| 132
| 5.1
| 2
| 9
| 100
| 11.1
| 0
|
これを見ると、よくWK2に勝つことができたなと思いますが・・・。
テキサンズ守備陣も Bennett、Bushing、Barber、Ferguson がDB陣の主力だったあの頃とは違います。
Bye Week 明けから、TENは Collins にかわり Young をQBに据え、Young の負担を減らすように(というよりはまだ Young を信頼していない?) C.J. のラン主体としたオフェンスに切り替えています。
スロースターターなテキサンズですが、先制点を奪い、Young に投げさせたいところです。
テキサンズの Bye Week に合わせ、ブログの方も充電期間を頂いていました。選手達よりは長い休みとなってしまいましたが。笑
いよいよシーズンも佳境!プレイオフ進出へ生き残りをかけた大事な戦いが待ち構えております。
ここで、現時点でのAFCプレイオフ・レースの状況。(W-L、W%は残り7週間での対戦相手の成績)
全勝のINDと、地区ライバルPITとBALをまさかのスウィープで退けたCIN、そして頭二つ抜けているNEの地区優勝はほぼ決定的。AFC West の覇者と、残る2つの Wildcard 争いに注目が集まります。
個人的には、正QBの Orton をなくし、下がり調子のDENがずるずると消えてゆき、SDが地区制覇。
Wildcard は、スケジュールの楽なPITが滑り込み、残る1席をめぐり、我らがテキサンズとBAL、JACの三つ巴になるのではないかと思います。
JACには、直接対決で負けているのが痛いところ。WK13でしっかりお返しとゆきたいところです。
・・・が、その前にTENとINDを迎えてのホームゲーム。
リフレッシュして強いテキサンズを見せ付けてほしいところです。
● AFC Playoff Race
| WK11 | WK12 | WK13 | WK14 | WK15 | WK16 | WK17 | W
| L
| W%
|
IND(9-0) | @BAL | @HOU | TEN | DEN | @JAC | NYJ | @BUF | 31 | 32 | 49.2% |
CIN(7-2) | @OAK | CLE | DET | @MIN | @SD | KC | @NYJ | 24 | 39 | 38.1% |
DEN(6-3) | SD | NYG | @KC | @IND | OAK | @PHI | KC | 31 | 32 | 49.2% |
NE(6-3) | NYJ | @NO | @MIA | CAR | @BUF | JAC | @HOU | 34 | 29 | 54.0% |
PIT(6-3) | @KC | @BAL | OAK | @CLE | GB | BAL | @MIA | 24 | 39 | 38.1% |
SD(6-3) | @DEN | KC | @CLE | @DAL | CIN | @TEN | WAS | 28 | 35 | 44.4% |
JAC(5-4) | BUF | @SF | HOU | MIA | IND | @NE | @CLE | 32 | 31 | 50.8% |
BAL(5-4) | IND | PIT | @GB | DET | CHI | @PIT | @OAK | 33 | 30 | 52.4% |
HOU(5-4) | TEN | IND | @JAC | SEA | @STL | @MIA | NE | 31 | 32 | 49.2% |
MIA(4-5) | @CAR | @BUF | NE | @JAC | @TEN | HOU | PIT | 32 | 31 | 50.8% |
NYJ(4-5) | @NE | CAR | @BUF | @TB | ATL | @IND | CIN | 35 | 28 | 55.6%
|
KCから追い出された RB Larry Johnson がテキサンズ入りするのではという話がありましたが、結局は流れたようです。
個人的には、いかに今のランオフェンスが悪かろうと、Johnson のような自己中心的な選手はチームの和を乱すだけで必要ないと思っていただけに、良い決断だったと思います。
あまりニュースにはなりませんでしたが、Johnson の前には、SEAから放出された Edgerrin James も評価されていたとのこと。
90.8Yds/G(27)、3.3Yds/CAR と低迷するラン攻撃を何とか立て直そうという強い意志を感じます。
かつてのスターRBを二人スルーして、テキサンズRB陣は、今日の段階では依然として Slaton、Moats、Brown の布陣。
が、Kubiak は Practice Squad にいる Chris Henry や Arian Foster を毎日チェックしているとも言っており、ここのところ一段と影が薄くなってしまった Brown との入れ替わりで、二人のうちいずれかが近々昇格する可能性もあります。
まずは Bye Week、長い準備期間を経てTEN戦でどれだけ効果的なラン攻撃を見せれるかに注目が集まります。
なんとなく Slaton の先発復帰の可能性が高いように思います。
!!注意:下記にはWK9の試合結果が書かれています!!
@
LOSS : 17 - 20何というか、妙な予想を立てるべきではなかったかもしれません。
Kris Brown のゲーム・ウィニングFGどころか、42Ydsキックのミスにより試合終了。何ともハートブレイキングな敗戦でした。
Brown の失敗も言い訳できないものではありましたが、テキサンズはそれ以外にも多数の間違いを犯し、自らのミスにより自爆した感があります。
13の反則で、実に103YdsものペナルティYds。
ゴールラインでの Moats のファンブル、残り時間2分僅かでのINTを含む、3つのターンオーバー。
Moats のファンブルは、判定をめぐって未だ議論があがっているようですが、2 minutes を待たずに次のプレーをスナップしていれば防げた問題。Kubiak らフロント陣、もしくは、際どいプレー時にこそコーチ陣を助けるはずの上階スタッフの大きなミスだと思います。
これで@INDで勝ち星なしの8連敗。
点差は縮まっていますが、泥試合でも何とか勝ちをおさめるエリートチームとの差が見えたような気がします。
願わくばこのゲームが次のターニングポイントとなり、Bye Week 明けから更に成長したテキサンズ、そして3週間後にINDへのリベンジが見れることを期待します。
この試合で良かった点は、またもディフェンス。
Clark を Cushing でカバーするのは無謀ですし、テキサンズのゾーン守備はざるであることは明らか。
それでも、リーグベストのQB相手に、最悪な試合の流れで、更には敵地という厳しい状況下で、よく守備陣は持ちこたえました。
INDのホームで20点に抑えたというのは大いに自信をもって良い結果だと思います。
それだけに、自慢のオフェンスが爆発できなかったことが残念ですが。
試合後のA.J.のコメントが救いでした。
「Kubiak が来る前は、我々は良いチームではなかった。当時は moral victory というものはありえたが、今は(試合に負けての)精神的勝利はない。」
皆、A.J.のこの貪欲さがあれば敗戦から学び、更なる1ステップを上ってくれるはずです。
[ HOU ]
Total Net Yards : 382
Penalties-Yards : 13-103
Time of Possession : 34:33
Total Turnovers : 3
[ BUF ]
Total Net Yards : 378
Penalties-Yards : 4-40Time of Possession : 25:27
Total Turnovers : 2
テキサンズはIND相手に通算1-13という成績。うち、敵地では0-7。
Manning には完全にカモにされ、INDホームの試合では、20TD(実に12試投に1回がTD!)、2INT。
今季も強豪の実力はかわらずで、ここまで負け無しの7連勝。
間違いなく、これまでで一番タフな試合になります。
が、敢えて宣言。この試合、勝ちます。残り時間わずかでの、Kris Brown のFGにより劇的勝利を予想します。
あまり知られていませんが、テキサンズ守備陣は、これまで 3 and out でリーグトップの成績を納めています(相手攻撃の実に47.9%でダウン更新を許していない)。
IND戦でずっと Manning を抑えることは不可能に近いものの、ゲーム序盤で 3 and out を強いて、先制点を奪取できれば。
主導権をとってゲームを進めることができれば。勝つチャンスは十分にあるはずです。
鍵を握るのは、Schaub と Duane Brown。
オフェンスが機能するためには、Schaub に投げる時間を与える必要があります。
これまで8SCKと波にのる Dwight Freeney と対峙する Brown にとっては大仕事ですが、今季ステップアップした実力を見せてほしいところ。
INDにとっては初のエンカウンターとなる Schaub - A.J. のホットラインに(Schaub が怪我や病欠だったり、A.J.が怪我だったりで、IND戦で共に出場した経験は今回が初となります)、ビッグプレーの期待が高まります。
守備側に目を向けると、大事なのはやはり Manning のリズムを崩すこと。
SF戦で露になったように、INDは RG Mike Pollak が穴。日に日に良くなる Amobi と Smith が突き崩してくれるはずです。
レシーバー陣は、カバーするのは至難の業なので、ボールを持ったときに確実なタックルでビッグゲインを許さないようにしたいところ。ハードヒットで、疲れさせたいところでもあります。
予想 : (WIN) HOU 31 - IND 28
フランチャイズ史上初の5-3という成績で終えたシーズン前半。
ポジション別に勝手に評価したいと思います。
※AからFまでの6段階評価
● オフェンス
QB : A
欠場なしに Schaub がフル出場。テキサンズに来て3年目、2,342Yds(1)、16TD(1)、7INT、100.5QBRate(7)というスタッツにも表れていますが、オフェンスを熟知して、自信をもってプレーしている姿が見受けられます。TEN戦、ARI戦、BUF戦のようにビハインドの状態から冷静にゲームを組み立て、いつでも点をあげられそうな安心感があります。たまにビッグプレーを狙い過ぎてボールを持ち過ぎることがあること(ランが出ていないので幾分仕方がないと思えますが)と、この調子を維持したままシーズン通してフル出場できるかどうかが後半戦のポイントになりそうです。俄かに注目を集めつつあり、初 Pro Bowl 出場も夢ではなくなってきました。
RB : D
BUF戦での Moats の活躍で少し明るい兆しが見えてきたかな、というRB陣。わずか3.3Yds/CARと全く走れておらず、Slaton は言わずもがな、Chris Brown もゴールラインでの痛いファンブルがありました。Slaton はレシーバーとしては活躍しており、メンタル面での不調が大きいと思われる。Moats の台頭で奮起してくれることを期待したいですが。パスプロテクションでは大きなミスなく及第点。
WR/TE : A
デプスもあり、テキサンズ一番の強みは今季もレシーバー陣。O.D.のIR入りというピンチに、誰がステップアップするか要注目です。
O-Line : C
Slaton とは反対に、Duane Brown が目立たないながらも、去年より着実に良くなってきている。両Gを怪我で失いながらも、パスプロテクションは被サック13(リーグ10位)と頑張っている。問題はランブロック。インサイドランで、RB陣が走り抜けるレーンを空けることができず、ランオフェンスの低迷の一因となっている。一方で、スクリーンや、アウトサイドへのトスでの出足は良い。来季以降も見据えて、ルーキー Caldwell の成長を見守りたい。
● ディフェンス
D-Line : C
開幕3戦ではどうなることかと思ったが、スタッツになかなか表れないながらも、Amobi と Smith がメキメキと良くなってきている。Bush のブリッツパッケージも手伝い、例年以上にQBへのプレッシャーはかけられるようになってきている。が、未だサックとして結果が出せていない。報道されている以上に怪我の具合が悪いのか、パスシチュエーションで Mario がほとんど目立った活躍が出来ていない。(その分ラン守備で高い貢献をしているが)
LB : A
DeMeco と Cushing が互いにプレーの質を高めあっている。ミスも少なく、早くもリーグでも屈指のLB陣になってきている。二人がフィールドにいる限り、LB陣は盤石。課題はデプス。
DB : C
Pollard と Quin がフィールドに立つようになり、ミスタックルが減った。どころか、今やハードヒットがテキサンズDB陣の売りとなっており、ラン守備改善の大きな要因ともなっている。が、パスカバー力には依然疑問符がつく。Dunta がもはやリーグトップレベルのWR陣を抑えられないことは明らか。Bennett も期待外れ、Molden も injury prone。Reeves のBUF戦での1INTが唯一CB陣が記録したINTということで、ゲームの流れをかえるビッグプレー力がないことも痛い。
● スペシャルチーム : B
Jacoby のビッグプレーはやはり魅力的。次第にミスも少なくなってきているように思える。WRとしても要所で活躍しており、選手としてようやく成長を見せてきたか。カバーチームも良い働きをしている。相手オフェンスに良いフィールドポジションを与えず、地味ながらテキサンズディフェンスに大いに貢献している。スペシャルチームでは、二度のFGブロックを食らったのがやや心配。
● コーチ : B
ひどい開幕でしたが、コーチ陣がよくチームをまとめてここまで盛り返すことができた。ランが不調なため、パス主体のオフェンスに切り替えた判断は評価できる。勝つための積極的なプレーコールも目立つようになってきた。特に守備側で、ハーフタイムでのアジャスト能力も見についてきたように思える。
我がテキサンズにとって TE Owen Daniels の離脱が、後半戦を戦い抜くにあたって大きな試練となります。
まずは AFC South の首位を走るIND相手にどのようなオフェンスを組み立てるかに注目が集まりますが、そのINDにも怪我人が続出しているもよう。
LBの Tyjuan Hagler がIR入りしたのをはじめとして、立て続けに CB Marlin Jackson、SS Bob Sanders と先発選手がシーズンエンドとなりました。
Jackson の反対側に位置する CB Kelvin Hayden も数週間欠場の見込みで、テキサンズはどうやら Jerraud Powers と Jacob Lacey というルーキーCBコンビと対峙することになりそうです。
相手の不幸を笑うのもちょっと気が引けますが、怪我がつきもののスポーツ。テキサンズにとってはありがたいニュースです。※我がテキサンズも、両OGとO.D.と先発選手を3人欠いている状態ではありますが。
さて、Cushing がここ3週間で2度目となる AFC Player of the Week を受賞しました。
10TCK、1SCK、1LossTCK、1INT、1PassDEFを記録しての受賞となりました。
NFLの Weekly Award を守備選手が2度受賞したのは、昨年の All-Pro Safety、Ed Reed(BAL) 以来のこと。
素晴らしい活躍です。Cushing は現在ルーキートップ、リーグ6位の66TCKを記録。後半での活躍にも期待しています。
昨日に引き続き、本日は守備スタッツの前年比較。
これを一瞥する限り、あまり変わっていないなという印象を受けますが。
平均で均した比較では大差はなくとも、特にラン守備の進歩は目を見張るものがあります。
ここ5試合でランで許したヤードは、OAK(45Yds)、ARI(44)、CIN(46)、SF(59)、BUF(97)。
5試合平均でなんと58.2Yds/Gという好成績です。
※それでも下記スタッツとなると、はじめの3試合がよほど悪かったということになりますが…。
シーズン後半にかけて、この調子をなんとか維持してほしいところです。
そして目を見張るのが、Forced Fumble の多さ。
俄かにテキサンズは、ハードヒットが特長の守備へとかわってきております。
Cushing、Pollard、それに Quin という新加入選手がこれまでになかったタフさをチームに吹き込んでいると同時に、DeMeco や Dunta(Dunta はミスタックルも多いですが)といったハードヒッターなベテラン選手との相乗効果が生まれてきているように感じます。
あと足りないのは、SCKとINT。
上昇気流に乗るラン守備に比べ、パス守備が果たしてどれくらいやれるのか。次戦、IND戦がある程度の指標となりそうです。
● DEFENSE GAME STATS
Year | G | Pts/G | Yds/G | Yds/P | 3rd Pct | Pen | Pen Yds | ToP/G | FUM Forced | FUM Recovered |
2008
| 16
| 24.6(27)
| 336.6(22) | 5.8(28)
| 39(17)
| 81(8)
| 659(12)
| 28:09(4)
| 19(21)
| 10(16)
|
2009
| 8
| 21(14)
| 326.5(16)
| 5.7(24)
| 36(21)
| 58(31)
| 430(26)
| 27:46(5)
| 14(8)
| 9(2)
|
● DEFENSE PASSING/RUSHING STATS Year | PASSING | RUSHING |
Att/G | Avg | Yds/G | TD | INT | Lng | 20+ | 40+ | Sck | Att/G | Avg | Yds/G | TD | FUM | Lng | 20+ | 40+ |
2008
| 29.4
| 7.6
| 213.9
| 24
| 12
| 96T
| 49
| 11
| 25
| 27.4
| 4.5
| 122.6
| 18
| 7
| 41T
| 9
| 2
|
2009
| 32.0
| 6.9
| 213.2
| 9
| 6
| 69T
| 22
| 3
| 11
| 24.0
| 4.7
| 113.2
| 11
| 2
| 91T
| 9
| 3
|
シーズンの折り返し地点にきました。
前半のチーム成績を、昨季スタッツと比較してみたいと思います。まずはオフェンスから。
昨季開花したオフェンス力が、今季もテキサンズの強みであることにかわりはありませんが。
その中身は大きくかわっております。
シーズン開幕当初から、ランが不発だったのが今季前半の特徴。
OLの度重なる怪我も響きましたが、WK1に Rex Ryan の守備にゾーンブロッキングを攻略されたことが大きかったのではないかと思います。
それでも、Studdard や White、Caldwell は徐々に良くなってきていますし、アウトへのトス・プレーでランが出たりという場面も見受けられるので、今後は上向くことに期待しています。
ラン不発を補って余りあるのが Schaub のQBプレー。
今やオフェンス・リーダーとして欠かせない選手に成長しました。
怪我なく、このまま後半戦も乗り切って欲しいと願うばかりです。
● OFFENSE GAME STATSYear
| G
| Pts/G
| Yds/G
| Yds/P
| 3rd Pct
| Pen
| Pen Yds
| ToP/G
| FUM
| FUM Lost
|
2008
| 16
| 22.9(16)
| 382.1(3)
| 6.0(4)
| 42(10)
| 80(11)
| 664(13)
| 32:05(5)
| 28(24)
| 12(20)
|
2009
| 8
| 24.8(12)
| 374.0(8)
| 5.7(10)
| 37(19)
| 43(16)
| 377(21)
| 32:14(6)
| 13(23)
| 6(17)
|
● OFFENSE PASSING/RUSHING STATSYear | PASSING | RUSHING |
Att/G | Avg | Yds/G | TD | INT | Lng | 20+ | 40+ | Sck | Att/G | Avg | Yds/G | TD | FUM | Lng | 20+ | 40+ |
2008
| 34.7
| 8.1
| 266.7
| 21
| 20
| 65
| 60
| 12
| 32
| 27.0
| 4.3
| 115.4
| 16
| 9
| 71T
| 13
| 5
|
2009
| 35.4
| 8.3
| 281.5
| 16
| 7
| 72T
| 31
| 8
| 14
| 28.0
| 3.3
| 92.5
| 6
| 7
| 32T
| 3
| 0
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残念なニュースです。O.D.が膝手術のため今季シーズンエンドとなりました。
BUF戦第2Qで負った怪我がことのほか重症で、Torn ACL との診断。
この手の怪我は、平均的に全治8か月ほどかかると言われており、今季絶望となりました。
契約問題で揺れたオフでしたが、Dunta と違って練習にも参加し、大車輪の活躍でキャリアシーズンを送っていただけに、とても残念です。
今はまずは治すことに専念して、来季元気な姿で戻ってきてくれることを祈っています。
O.D.の後には、Joel Dreessen が入ります。Dreessen は、目立たぬ存在でリーグ内では無名に近い選手ですが、レシーブ力もあり、実力のある選手。
ある程度穴を埋めてくれるのではないかと期待していますが、LSやスペシャルチームでも頑張ってきただけに、ワークロードが掛かり過ぎないかと少し心配ではあります。
3rd String TEの Casey も関節鏡手術で少なくとも次戦は欠場する見込みで、急遽TEの補強もあるかもしれません。
O.D.の抜けた穴は、あとはWR陣の活躍で補いたいところ。
Anderson は小さい身体ながら、ヒットを恐れずフィールド中央に走れる選手ですし、Jacoby も最近はビッグプレーに安定力もついてきました。
そして、Walter。自身も怪我があり、今季前半は出遅れた感が強いですが、3WRセットが今後増えることが想定されますし、A.J.の次のターゲットとして、輝きを取り戻してくれるのではないかと思います。
!!注意:下記にはWK8の試合結果が書かれています!!
@
WIN : 31 - 10
フランチャイズ史上初の5-3という成績でシーズン前半を終え、遂に我らがテキサンズは一皮むけたその実力を見せ始めました。
素晴らしい大勝利、攻守ともに選手たちが自信を持ってプレーしている姿が随所で見られ、好結果に繋がりました。
タフな敵地で、出だしこそ雰囲気にも飲まれたか、1Qで3ターンオーバーを記録という散々な出来。
しかしこのオフェンスの躓きに、ディフェンスが立ち上がります。
集中力を切らさず、BUFオフェンスを封じ込めて、Schaub に次ぎのチャンスを与える。攻撃陣の失敗を見事にカバーして、前半終了時点で6対10とわずか4点差で折り返します。
そして後半に入ると、息を吹き返した攻撃陣が、大量25点をあげてきっちりフィニッシュ。
これまでも何度か見せたように、守備陣もハーフタイムのアジャストを経て更に引き締まり、後半は0失点。
これぞ正に、強いチームの強い勝ち方です。
Schaub も、1Qに2INTを投げ、0TDながらも268Ydsとヤードを稼ぎました。
パスでTDを奪えなかった一方で、ランが爆発。主役は Slaton ではなく、バックアップRBの Moats でした。
キャリアハイとなる126Ydsを23回のキャリーで記録、3TDを荒稼ぎ。これまで4年間で通算4TDだったので、文句なしでキャリアベスト・ゲームとなりました。
一方で、ベンチに下げられた Slaton。ファンブル癖は完全にメンタルなものとしか考えられませんが、もはやフォローしきれない惨状となってしまいました。
この悪癖と、Moats の大活躍により、来週IND戦でのRB先発争いが話題にあがること必至ですが。
今の状態では Moats の方が上と言わざるをえません。ファンブルだけではなく、積極的にランニングレーンに突っ込む瞬発力、低姿勢なランニングスタイル、ロスヤードを滅多に食らわないところ、どれをとっても Moats の良さが目立ちます。
とは言え、シーズン後半を戦い抜くために、Slaton のビッグプレー能力が必要になる時はくるはず。
Moats とのコンビは相手にとって厄介なRBデュオになると思いますので、なんとかして立ち直ってほしいところです。
この試合、唯一の痛手はO.D.の怪我。
今年も Pro Bowl 行き間違いなしの大活躍中でしたが、シーズンエンドの怪我が濃厚とのこと。かなり大きなロスになります。
が、TE陣はWRと並び、デプスが充実しているポジションであることも確か。
誰もO.D.のかわりを務められる選手はいませんが、2Q以降の Schaub の冷静さとリード力、パスを投げ分ける判断力を見ると、O.D.が欠けてもゲームをコントロールするだけのオフェンス力は十分に備えています。
この試合初レシーブを記録した Casey が、このチャンスを活かしてステップアップしてくれることを期待します。
O.D.レベルまでは期待できないものの、ルート取りとランブロックで経験を積めば、ビッグプレーメイカーになり得る選手だと思います。
さあ、次週から Bye Week を挟み地区ライバルとの4連戦。
まずは来週、自信溢れるテキサンズが敵地でIND相手にどんな戦いっぷりを見せるか、大注目です。
[ HOU ]
Total Net Yards : 439
Penalties-Yards : 5-45
Time of Possession : 39:08
Total Turnovers : 3
[ BUF ]
Total Net Yards : 204
Penalties-Yards : 4-36Time of Possession : 20:52
Total Turnovers : 2
そしてまたもや Must Win ゲームがやってきました。
WK8、BUFとの対戦。この試合に勝てば、フランチャイズ史上初の5-3という好成績で折り返し地点を迎え、プレイオフ進出に向けはずみがつくだけに、取りこぼしのできないゲームです。
敵地でありながら、下馬評ではテキサンズ有利。攻守の選手を比較しても、タレント的には我がテキサンズの方に分があると断言できます。
が、油断は禁物。BUFもここ2週間で連勝しており(しかもうち1勝はテキサンズがWK1で大敗したNYJ相手の勝利)、まだまだプレイオフへの望みを絶っていないだけに、ミスの許されない試合となります。
勝つために注意すべきポイントは2点、BUFの本拠地特有の強風と、ターンオーバー。
BUFは、ターンオーバー奪取に長けるディフェンス。特に新人の S Jairus Byrd がここ3週間で5INTと大暴れ。この Ball Hawk スキルはかなりの脅威です。加えて、有名なBUFの強風。慣れていないアウェイのQBにとっては、とても投げにくい環境となります。
Schaub にはいつも以上の好判断とゲームマネジメントが期待されます。
タフな相手ではありますが、今季ロードで Schaub は373Yds/G、10TD、2INTと手のつけられない成績。
Byrd も、偉大な記録ではありますが、5INTはCLE、NYJ、CARという決してパスが強いわけではないチームから奪ったもので、Schaub とA.J.(怪我完治と期待しています)、O.D.、Walter、更には Slaton を誇る我らが自慢の攻撃陣は次元の違う相手となります。
ARI戦で Rodgers-Cromartie に pick 6 を食らいましたが、恐らくそのテープを見て、BUF DB陣は同じようなINTを狙ってくるはず!
ディープへのダブルムーブ等で、前掛かりな守備陣の裏をかくTD、というシナリオが目に浮かびます。
そしてとどめは Slaton。今季初の100Yds越えラッシングを見たいところです。
この試合、守備陣が崩れることは考えにくいと思っていますが、Evans と T.O. のWRコンビは、今季不調とは言え侮れない相手。
ソフトなゾーン守備ではなく、ラインでしっかり当たって、フィジカル勝負で疲れさせたいところです。
BUFは今季21 SCKを許していますが、QBが Ryan Fitzpatrick にかわってからのここ2戦では2被SCKのみ。
これまでわずか9 SCKで定位置のリーグ下位(29位)に甘んじるテキサンズにとって、Fitzpatrick を倒すことは決して簡単とは言えませんが。
DB陣の負担を減らすために、何としてもプレッシャーを与え続けたいところです。
予想 : (WIN) HOU 28 - BUF 17