まず目に付くのは、やはり失点の多さ。
被TD14個のうち、13個は、既に記事に書いたように、レッドゾーン内で献上したもの。
ゴール前守備の強化が急務です。
そして、Rushing Yds/G。一試合平均140Yds近く走られており、全くランを止められていないことが数字にも表れております。
DT二人が、パワー、サイズ不足でランストッパーじゃないこと。LBのポジション取りが悪く、DeMecoもランブロックに拾われてしまうこと。そして両Safetyを筆頭に、チーム全体としてミスタックルが多すぎること。ここらへんが原因ではないかと思います。
面白いことに、敵もさるもので、プレイコールも、今季はパスよりランを多用されていることがわかります。
パス守備に関しては、オフからの懸念材料であったQBラッシュがやはり不足しています。
サック数はたったの5(うち4つはMario)、このペースだとシーズン通しても20しかあげられません。
なお、パス試投(Attempt)数に対する比率を計算すると、サック率はわずか4.6%。これはリーグ28位の成績です。
1位はさすがのNYG、12.0%(15 Sck/125 Att)。なんとも羨ましい限りです。
QBのサックやヒットが少ないことが、INTやFumble等のターンオーバーの少なさにも繋がっているように思えます。
コーチ陣は、Tim Bulman や DelJuan Robinson、N.D. Kalu らの積極起用も検討しているとのことで、DLのメンバー入れ替えがあるかもしれません。
● DEFENSE GAME STATS
Year | G | Pts/G | Yds/G | Yds/P | 3rd Pct | Pen | Pen Yds | ToP/G | FUM Forced | FUM Recovered |
2007 | 16 | 24.0 | 344.2 | 5.5 | 42% | 81 | 614 | 30:19 | 24 | 14 |
2008 | 4 | 32.5 | 334.2 | 5.6 | 43% | 20 | 174 | 30:11 | 4 | 2 |
● DEFENSE PASSING/RUSHING STATS
Year | PASSING | RUSHING | ||||||||||||||||
Att/G | Avg | Yds/G | TD | INT | Lng | 20+ | 40+ | Sck | Att/G | Avg | Yds/G | TD | FUM | Lng | 20+ | 40+ | ||
2007 | 34.1 | 7.1 | 230.1 | 25 | 11 | 74T | 46 | 7 | 31 | 26.1 | 4.4 | 114.1 | 15 | 6 | 76 | 11 | 2 | |
2008 | 27.2 | 7.4 | 194.5 | 6 | 2 | 37 | 11 | 0 | 5 | 30.8 | 4.5 | 139.8 | 8 | 2 | 41T | 2 | 1 |
3 件のコメント:
To doです。
ディフェンスのスタッツは、相手チームの特性にもよるのではないでしょうか。PIT, TEN, JAXと(今年はJAXは不振ですが)runでゲームを組み立てるチームとの対戦が続きましたから。あと、負け続けで、相手がランプレーをコールしてくるのも一因と思います。
課題はやはりパスラッシュ。Marioに頼りっきりとは情けない。Okoyeの奮起とプレイコールの工夫を期待したいところですね。
何といってもディフェンスの鍵はDLが握っていますね。
IND戦ではOkoyeのラッシュもよかったと思いますし、ちょっとは上向いていますかね。Robinsonはプレシーズンの時から期待していましたが、是非プレイタイムを増やしてほしいです。
LBについてはDeMecoは及第点じゃないでしょうか?ロスタックルもありますし、パスカバレッジもよくやっているほうだと思います。DLが相手OLを抑えてMLBのDeMecoがタックルするというスキームだと思いますが、今年はDLが捉え切れていないのが問題化と思います。OLBのランディフェンスには問題があると思います。仰るとおりポジショニングの問題は大きいですね。
守備は今以上に悪くなることはないと思うので。"Growing Pains"、成長に伴う痛みと思ってOkoyeら若手の今後の奮起に期待したいです。
ひとつ不満があるとするとWeaver。大金はたきましたが、パスラッシュで貢献できていないばかりでなく、今年はランも止められていません。ベテランの意地、なんとか見せてほしいのですが…。
コメントを投稿